若葉。

2010年4月13日 日常
窓から見える景色に少しずつ色が加わる。
薄く儚い桜の花びらが一気に散るのはどこか悲しい光景ですが、
ふと気づけば赤みがかった柔らかい葉がたくさん顔を覗かせている。
淡いグリーンのは欅の葉。
終わりのない生命の循環を感じさせるこの色が大好きです。
ベランダのプランターでイタリアンパセリとサニーレタス、香菜を育ててます。
パセリは数年前ホームセンターで一株買ったのがいつのまにか二株に増え、
サニーレタスは友達に貰った小さな2つの株が今は10株。
香菜は近所のお爺さんが家庭菜園で育てた株を1つ買ってきたものが、
種を取ってまいておいたらものすごい勢いで増えてる・・・・。
(タイやべトナム風味が大好きなので自家栽培。息子は好きだけどツレは大嫌い・笑)
午後いっぱいの陽が射すロケーションがいいのか、テキトーな育て方がいいのか?
皆冬の間は身を縮めてひたすら姿勢を低くして葉を茂らせていたのが、
温かくなったとたん、茎を伸ばし、花を咲かせる準備を始めました。

不思議だなぁ・・・。
誰が教えたわけでもないのに日が長くなり気温があがると
一斉に上へ上へと育ち始めるのが。

この変化が人間にも影響を与えないわけがありません。
日頃自然なんか関係なく暮らしてるようでも、
いきものである限りこのスイッチからは逃れられない気がする。
なんとなく頭の中で絶えず音楽が流れ、じっとしてられない感じ。
たまには狭い日常の生活範囲を離れ、どこかにのんびり旅にでも出たい気分だなぁ・・・。


人生は旅。先の見えなさこそが面白い
と言わんばかりの、彼のように。

・・・でもあんな高級リゾートは絶対ムリですけど(笑)


追記)

自身。二週続けてフォト&レポとは驚きました。
いや~・・・いいじゃんこれ。
すごく自然でリアルなキムラさんじゃないかな~・・・。
私、手を加えまくりのよりこっちのが好きだな。
作品として面白くするための加工はアリ。
個人的なベストフォトは’99 MR.
スタイリング:野口強
メイク&フォト:佐藤富太(=rosemary)
わざと粒子を荒くした感じの加工。
不思議な浮遊感の中で、アンニュイな表情でアンドロジナスを演じるキムラタクヤが
詩的に表現されている。

ご本人がとても顔立ちがキレイだから・・・こういう表現が最高に美しいと思う。

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