去年アメリカで公開されたドキュメント・フィルムのサントラ。
’60~’70年代、The Ed Sullivan Showはじめヨーロッパ・アメリカでのライブやインタビューを編集した作品らしい(国内未公開)

ドアーズをきちんと聞き始めたのは高校生の時。
F.コッポラの『地獄の黙示録』を見て衝撃を受け
(ただし友達んちのVHSw)、
ラストの謎めいたシーンで流れるThe Endが耳に残って離れなくなりました。
シタールを思わせるギターのフレーズ、重いドラム。陰鬱だが美しいメロディ。
よく通るJim Morrisonのメランコリックで諦念に満ちた歌声。
歌詞を読んでイっちゃってるとしか思えない内容にまたびっくりでした。
(ドラッグでブっ飛んでたとしか思えんわ;)

もちろんこのサントラにも収録されてます、The End。
他にもLight my Fire(ハートに火をつけて)やTouch Meのような
ドラマティックなラブソングあり、
The Crystal ShipやPeople Are Strange、Riders On The Stormのような
内省的でポエティックな曲あり。
バラエティに富んでいて飽きの来ない選曲です。
特筆すべきはBreak On Through[To The Other Side]やRoadhouse Bluesの
’70年代ライブ音源。
めちゃくちゃカッコイイ。

Jimは真性文学青年wだったようで、自作の詩を朗読してるCDを聞いた事があります。
このサントラ中、全32項目の半分は詩の朗読で占められているのですが、朗読してるのはな、なんと!
Johnny Deppでございます。
いや~。
いい声してんな、Johnny。
凄く余韻ののこる、ちょっと色っぽい声でゾクゾクします☆
日本公開の暁には是非映画館で見たいもんだ。

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