薔薇/イングリッシュローズ&オールドローズ
薔薇/イングリッシュローズ&オールドローズ
薔薇/イングリッシュローズ&オールドローズ
薔薇園は2部構成になっていて、
フランス庭園を模した作りの
モダン・ローズの庭と、もう少し小規模な
オールド・ローズと原種の薔薇の庭に別れています。
原種のハマナスや野山に普通に生えている野イバラ、
香水の原料になるダマスク・ローズやローズ・ド・メイなど、
人の手があまり加えられてない花たちの庭。
モダン・ローズに比べると花は小ぶりだし、
色も白かいわゆる薔薇色のバリエーション位で
地味な感じですけど、樹が違うんですよ。
なんていうか・・・樹木としての生命力を感じます。

その片隅にひっそりとイングリッシュ・ローズが佇んでいます。
今日見ることができたのは何故かオレンジ系の花ばかりでした。

一番上『パット・オースティン』
イングリッシュローズです。澄んだレモン・ティーの色。
紅茶にレモンを入れるとオレンジっぽくなるじゃないですか?
あの色です。
心なしか香りもティーっぽい(笑)
薔薇の香りの表現にはいろいろあって、
『フルーツ香』『ダマスク香』『ティー香』『ミルラ香』などの表示を
よく見かけます。
(ミルラは教会で焚かれるお香で、澄んだ甘さのある樹脂の匂いです)


二番目『クラウン・プリンセス・マルガリータ』
くしゃくしゃとレースのように波うった花びらが特徴的。
外側は薄いクリーム、中心に行くに従ってオレンジがかったイエローになります。
これはほんのり甘い香りでした。

三番目『フラウ・カール・ドルシェヴィキ』
オールド・ローズです。
絵に描いたような薔薇の形(笑)
純白なんですよ、この花。
<フラウ>って確かドイツ語で<お嬢さん>という意味だったような。
乙女って感じですw
香りも清楚で柔らかく、白雪のような花にぴったりでした。

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