ようやく話、というか各キャラクターが動き始めたよ(;´∀`)
1.2話ではほとんど分らなかったそれぞれの人物が、自分で動き出したっていうか。
こうなってくると、見てる側もスムーズに物語の世界に入り込めるよね。

見えてるものと、見えてないもの。
それぞれの人物が今、こんなふうなのは、ははぁ・・・たぶんこういうことか!っていう
辻褄が合ってきて、気持ちの流れがすごくスムーズに理解できたかな。

やっぱり蓮介、過剰防衛なとこあるよね。
しかも彼自身、心のどこかで鎧を脱ぎたがってるな、と。
会社として発展・存続させていくには、大局を見る目が必要なんだろうと思う。
蓮介はその目をちゃんと持ってるんだけど、あまりにも言葉が足りない・・・。
彼の言葉足らずはもしかして、良心がそうさせてんのかもしれない。
会社の利益の為なら非情とも思える決断をあっさりと下す彼だけど、
口先で人を丸め込もうとはしない。
そこまでズルくなれればもっとラクにいろいろ動かせるンじゃーないのか?
しかし彼の潔癖さがそれをさせないのかもなー・・・。
考えようによっちゃ大きな弱点だよね。
そこを突いてくるのが風見だろうと思うわけさ。
風見のあすなろ抱きは絶対下心あるって思う。
真絵美と海岸でいい感じだったときもさ~・・・。あんな可愛らしい表情しちゃってさ。
「こんなタイミングでこんな切ない顔を堂々とする男が純情な訳ないわっっ!!!」
・・・と思ったアテクシは相当ヨゴレてますか?(;´∀`)

しかし大貫のオヤジ。
シェア一位の割になんか全てがセコいぞ。こそこそしちゃってさ(笑)
もっと大物ぶりを描いてくれないと!到底蓮介を窮地に陥れる人物とは思えないのさっ。
セコい真似やってる現場を、柚チャンに目撃されちゃうしーーーー。
ダメだろう。

ちょっと惜しかったのは、蓮介が泣いちゃったとこ、かなぁ。
んん~・・・真絵美がシュウメイに語った過去話だけで、蓮介の心のトラウマ?を
説明しちゃうのはちょっとムリがあったような。
なので、泣くシーンへの繋がりが少々唐突に感じられた、かなー・・・。
またキムラさん、上手いんだもん。
まばたき一つしない目の水分が自然とじわーっと増えてきて、
「あ!ヤベ!来る!?マジで??」
・・・と思った瞬間、顔隠してさ。
だから勿体無かったな~・・・「あたためてあげる」の言葉の無邪気さが
響いたのは分るんだけど。
蓮介の涙は切り札なんだから。もっと大事に上手く使って欲しいんだ。

印象に残ったのは、ガラステーブルの上に並べた硬貨を、
蓮介がアメンボの形に動かすとこ。
光の色といい、ガラスの下から覗いた角度といい、アメンボのいる水辺を覗き込んだ蓮介を
水底から見上げているような感じがした。
アメンボのことを考えている彼は、すごく無防備な表情をしている。
一心に、<その頃>の自分の感情を取り戻そうとしているかのようで・・・・。
そしてまさに、アメンボを動かそうとした瞬間、その行為が中断されちゃうんだよね。

とっても象徴的なシーンだなと思いました。

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