帰りのバスにて。
後ろに座った某私立小学校の子供ふたり。
「こないだねー、学校の校庭のとこのへびいちご食べちゃった。」
なに!?へびいちごとな?
生まれ育った田舎にはちょうど今頃の季節、草イチゴや木イチゴが熟していた。
小学校の帰り道、ちぎっては食べ、いつもの数倍遅く帰宅していたものだ。
しかしヘビイチゴは食べたことないぞー。だって「毒がある」って言われてたからさ。
ね、ね、どんな味すんの?甘い?苦い?酸っぱい?
後ろの小学生に問いただしたい私(←はい、アホですw)
しかし見ず知らずの女にいきなりヘビイチゴの味を聞かれた小学生の反応を考えると・・・。
さすがに訊ねられない。
「甘かった?」
「ううん。味、しなかったけどねー。」
「毒じゃないの?おなかこわさなかった?」
「ぜんぜん平気だったー。」
なんだ。
ヘビイチゴは毒じゃない上に味がなかったのか。
・・・ちょっとがっかりしたぞ。
やがてバスは赤信号で停車した。
ふと窓の外を見ると、ほわほわの髪の毛のあかちゃんをおんぶしたお母さんが立っている。
背中のあかちゃんのくりくりした黒い目と、目が合った。
その瞬間、まったく思いもかけず。
鮮やかに、赤ん坊の体温と柔らかさと重さ、ふんわりした匂いが腕に蘇った。
_____________________________________
一昨日のブロでは「現場に感謝」で締めくくっていた。
無数の人の気持ちや欲望を黙って受けること。
毛布にくるまって草むらで涙を流してたあの青年の気持ち、
になったりしないだろうか。
時折、二人がよく似てるように感じることがある。
後ろに座った某私立小学校の子供ふたり。
「こないだねー、学校の校庭のとこのへびいちご食べちゃった。」
なに!?へびいちごとな?
生まれ育った田舎にはちょうど今頃の季節、草イチゴや木イチゴが熟していた。
小学校の帰り道、ちぎっては食べ、いつもの数倍遅く帰宅していたものだ。
しかしヘビイチゴは食べたことないぞー。だって「毒がある」って言われてたからさ。
ね、ね、どんな味すんの?甘い?苦い?酸っぱい?
後ろの小学生に問いただしたい私(←はい、アホですw)
しかし見ず知らずの女にいきなりヘビイチゴの味を聞かれた小学生の反応を考えると・・・。
さすがに訊ねられない。
「甘かった?」
「ううん。味、しなかったけどねー。」
「毒じゃないの?おなかこわさなかった?」
「ぜんぜん平気だったー。」
なんだ。
ヘビイチゴは毒じゃない上に味がなかったのか。
・・・ちょっとがっかりしたぞ。
やがてバスは赤信号で停車した。
ふと窓の外を見ると、ほわほわの髪の毛のあかちゃんをおんぶしたお母さんが立っている。
背中のあかちゃんのくりくりした黒い目と、目が合った。
その瞬間、まったく思いもかけず。
鮮やかに、赤ん坊の体温と柔らかさと重さ、ふんわりした匂いが腕に蘇った。
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一昨日のブロでは「現場に感謝」で締めくくっていた。
無数の人の気持ちや欲望を黙って受けること。
毛布にくるまって草むらで涙を流してたあの青年の気持ち、
になったりしないだろうか。
時折、二人がよく似てるように感じることがある。
コメント
「へびいちごの味」
何事も経験してみないとわからないもんですね。
ありがとうございます…温かい言葉…。
また後ほど…私は…あれ…↑の…楽しくて仕方がないです…。
・・・と思う私です。こんどみつけたら食べてみようかな~。
>私は…あれ…↑の…楽しくて仕方がないです…。
そうですか?
ありがとうございます(つД`)・゜・
へびいちごを食べてしまうかもしれないアホな人間ですがよろしくお願いします!