猫の額くらいの場所でも
猫の額くらいの場所でも
猫の額くらいの場所でも
先月さんぽの途中で道端から失敬してきたスイカズラの茎が。
・・・ちゃんと根付いて新芽がでてきました。
噂には聞いてたけども凄い生命力に正直ビビってます(笑)
プランターと鹿沼土を買ってきて植え替えようと思うのであります。
どんどん茂るらしいので、日よけにいいかもしれない。
肝心の花の匂いを嗅げるのは一年後っていうのが残念ですが。

二・三枚目は、某植物園で買ってきた多肉植物<臥牛>の花です。
・・・コイツの本体は少雨で寒暖の差の激しい過酷な環境に適応し、
分厚いレザーのように硬い葉っぱと根っこのみ。茎はありません。
その葉の硬さゆえ、生育は非常にゆっくりで、
植物園に展示されてた37年モノの葉は数枚重なった状態で
ちょうど百科事典を真ん中から開いたくらいの大きさ。
葉の幅は百科事典の半分位しかありませんでした。
私に売ってくれた多肉植物の愛好家らしきおじさんは
「これはユリ科で花が咲くんだよ~。」と教えてくれたのですが、
その異次元生物じみた外見からは想像もできませんでした。

が!!!!!!!!

見てください。本当に花が咲いたのです~~~~~~(((( ;゚д゚))))
たしかにこのカタチ・・・ユリ科っぽい・・・・。(写真2参照)
(残念なことに香りは全くありません)
砂地にめり込むようにひっそりと存在している本体と、
『アタシはユリ☆』とばかりにしゅるっと伸びた茎の対比は実にシュールです。(写真3参照)

本体は分厚く・固く、水分を溜め込み過酷な環境にも耐えうるよう進化した結果として
成長は遅く・寿命は異例とも言える長さになったわけですが。
ユリ科の本性はちゃんとコヤツの中に残っていて、花と茎の部分は普通の植物の
生育スピードのままなんですよね。
や~~~~~~・・・・・ますますカワイイヤツだ(人´∀`)

スイカズラと臥牛。
生き残るために選んだ手段は対照的なんですが、コイツらの中に潜んでいる生命力。
それはものすごく強くてびっくりするくらい濃い。

手をかけ、人間の鑑賞用に究極の美しさにまで高められた薔薇とはまた違う、
植物の不思議なパワーを実感するのであります。

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