アイリッシュ・ヴァンパイア/早川書房 (2003/11/19)
2010年7月17日 読書
吸血鬼モノは結構好きで、映画も見てるほうだと思います。
ベラ・ルゴシの「ドラキュラ」
禿頭で醜いクラウス・キンスキーの「ノスフェラトゥ」
(あのナスターシャ・キンスキーのお父様です。似てね~;)
カトリーヌ・ドヌーヴとD.ボウイ(すぐ死ぬけど)の
スタイリッシュな「ハンガー」
キアヌ・リーブスとゲイリー・オールドマンの奇跡wの共演
F.コッポラの「ドラキュラ」
あと、お耽美&BL風味(笑)なトム・クルーズ&ブラッド・ピットの
「インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア」とか。
(ブラッドが最高にセクシーで可愛かった☆ああいう役やって欲しい)
あ。あれも見たよ。
「トワイライト」
普通のアメリカ人の女の子と吸血鬼一族の美青年(でも全然美形にみえましぇん)
の素敵に少女漫画なラブ・ストーリーで面白かったですぅ。
あまりにオクテな吸血青年に「ええい!!!はよ血ぃ吸ってしまわんかぃ!」と
イライラすること請け合い(笑)
吸血鬼にとって<血を吸う>行為は飢えを満たすと共にとてもセクシーな意味を持つのです。
そのエロティックさが好きなのかもしれません←基本エロ好き。
ところで。
数多く存在する吸血鬼ドラキュラのあのキャラクターを決定づけたのは
ブラム・ストーカーというアイルランド出身の作家が著した『ドラキュラ』という
一冊の小説であることをご存知ですか?
ストーカーはトランシルヴァニアの<串ざし公>ことヴラド・ツェペト伯爵をモデルに
この小説を書いた・・・ことになっているのですが。
実は、吸血鬼のお話のイメージソースは彼の生まれ故郷アイルランドの
ケルト民話らしいのです。
そこで 「アイリッシュ・ヴァンパイア」ですよ。
もともとケルト民話も好きな自分。それにヴァンパイア。
ケルト十字を使ったピカレスク満載の表紙が素敵☆
これは読まずにはいられない!!!
作者のボブ・カランはストーカーがいわば里子に出したヴァンパイアを故郷に呼び返し、
アイルランドに根付いたケルト民話の目線で現代に蘇らせ、語りなおしているのです。
過去の禍々しい言い伝えが残る田舎の廃屋、荒涼たる荒れ野、
そこここに人ならざるものの息遣いを感じる情景描写。
ゴシックホラーらしい重苦しさと暗い血の色に塗られた吸血鬼の世界に
どっぷりと浸れます。
しかし舞台は現代。
ゆえにとっつきにくさがずいぶん抑えられ、読みやすいですね。
ちなみに、ボブ・カランは教育心理学の博士で、歴史と英文学の学位を持ち、BBCの番組で
キャスターを務めたりされてるんだそうです。
・・・なるほど。
精神病理学的描写はその辺の知識の裏づけあってのものなのか。
暑苦しい夏の夜、思わず息苦しくなるような短編集ですが、読み終わったあとは
少し背筋が寒くなるので、ちょうどいいかもしれません(笑)
そんな吸血鬼好きな私は、また一本みたい映画を発見してしまいました。
「ぼくのエリ 200歳の少女」というスウェーデン映画です。
(正直、邦題が酷いですネ;)
http://www.bokueli.com/
これは面白そう!
・・・しかしこれも単館上映かぃ(;´∀`)
ベラ・ルゴシの「ドラキュラ」
禿頭で醜いクラウス・キンスキーの「ノスフェラトゥ」
(あのナスターシャ・キンスキーのお父様です。似てね~;)
カトリーヌ・ドヌーヴとD.ボウイ(すぐ死ぬけど)の
スタイリッシュな「ハンガー」
キアヌ・リーブスとゲイリー・オールドマンの奇跡wの共演
F.コッポラの「ドラキュラ」
あと、お耽美&BL風味(笑)なトム・クルーズ&ブラッド・ピットの
「インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア」とか。
(ブラッドが最高にセクシーで可愛かった☆ああいう役やって欲しい)
あ。あれも見たよ。
「トワイライト」
普通のアメリカ人の女の子と吸血鬼一族の美青年(でも全然美形にみえましぇん)
の素敵に少女漫画なラブ・ストーリーで面白かったですぅ。
あまりにオクテな吸血青年に「ええい!!!はよ血ぃ吸ってしまわんかぃ!」と
イライラすること請け合い(笑)
吸血鬼にとって<血を吸う>行為は飢えを満たすと共にとてもセクシーな意味を持つのです。
そのエロティックさが好きなのかもしれません←基本エロ好き。
ところで。
数多く存在する吸血鬼ドラキュラのあのキャラクターを決定づけたのは
ブラム・ストーカーというアイルランド出身の作家が著した『ドラキュラ』という
一冊の小説であることをご存知ですか?
ストーカーはトランシルヴァニアの<串ざし公>ことヴラド・ツェペト伯爵をモデルに
この小説を書いた・・・ことになっているのですが。
実は、吸血鬼のお話のイメージソースは彼の生まれ故郷アイルランドの
ケルト民話らしいのです。
そこで 「アイリッシュ・ヴァンパイア」ですよ。
もともとケルト民話も好きな自分。それにヴァンパイア。
ケルト十字を使ったピカレスク満載の表紙が素敵☆
これは読まずにはいられない!!!
作者のボブ・カランはストーカーがいわば里子に出したヴァンパイアを故郷に呼び返し、
アイルランドに根付いたケルト民話の目線で現代に蘇らせ、語りなおしているのです。
過去の禍々しい言い伝えが残る田舎の廃屋、荒涼たる荒れ野、
そこここに人ならざるものの息遣いを感じる情景描写。
ゴシックホラーらしい重苦しさと暗い血の色に塗られた吸血鬼の世界に
どっぷりと浸れます。
しかし舞台は現代。
ゆえにとっつきにくさがずいぶん抑えられ、読みやすいですね。
ちなみに、ボブ・カランは教育心理学の博士で、歴史と英文学の学位を持ち、BBCの番組で
キャスターを務めたりされてるんだそうです。
・・・なるほど。
精神病理学的描写はその辺の知識の裏づけあってのものなのか。
暑苦しい夏の夜、思わず息苦しくなるような短編集ですが、読み終わったあとは
少し背筋が寒くなるので、ちょうどいいかもしれません(笑)
そんな吸血鬼好きな私は、また一本みたい映画を発見してしまいました。
「ぼくのエリ 200歳の少女」というスウェーデン映画です。
(正直、邦題が酷いですネ;)
http://www.bokueli.com/
これは面白そう!
・・・しかしこれも単館上映かぃ(;´∀`)
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