ドアーズ まぼろしの世界~When You’re Strange
2010年11月3日 映画
見てきました!
もうね~・・・ジム・モリソンかっこよすぎだろう!!!!!
っていう。
これに尽きる。
いや、そのかっこよさの中に彼の書く歌詞の素晴しさ、アグレッシブでありつつ脆い精神、
観客を煽りまくるセクシーで呪術的ですらある身のこなし、
そして素晴しく複雑な味わいのヴォーカルも含んでるのですが。
人並み外れた鋭い感受性と頭脳を持ち、美形じゃないけど妙に人の目を引く容姿、
そして飛びっきりのカンの良さを持った男が時代の波にのったらどうなるか?
怒涛の勢いでヒットチャートを席巻するドアーズの音。
観客を催眠状態に引き込む呪術的ステージ。
ジムはその司祭。
彼の書く内省的な詞は暗示的な言葉が並べられ意味深長な表現で埋め尽くされ、
聞く者は自然と自分の内面と照らし合わせながらそのメッセージを受取る。
彼らの作り出す音楽の場に踏み込むことは、同時に自分の内面を見つめる体験でもある。
しかし彼の心のエネルギーはもの凄い勢いで消費され、
やがてドラッグとアルコールの泥沼に嵌って自滅していく。
スターであること。
一方で優れた詩人であること。
それを両立させるのがどんなに凄まじい作業であるのか。
生気と才気に溢れ内面から発するエネルギーで輝いていた彼の瞳が
みるみるその光を失っていく様はあまりにも痛々しい。
タイトルにもなっている<When You’re Strange>
「自分がよそ者だと感じるとき、他の皆がどこか奇妙に思えるものさ」
ジム・モリソンはいつも心のどこかに違和感を抱えていたのかもしれない。
またその<よそ者感>こそが彼の創作の源だったのかもしれません。
そしてアメリカが初めて経験する敗戦=ベトナム戦争。
激動の60年代後半から70年代初頭とは、どんな時代でどんな社会だったのか?
理屈でなく音楽と映像で体験できる優れたドキュメンタリーでもあります。
ばら色に思えた未来が実は先の見えない灰色の靄に包まれていると感じ始めた
その頃のアメリカの若い世代に、この歌詞がどんなふうに受取られたのか・・・。
ジョニー・デップのナレーションも作品の雰囲気にピッタリで最高でした。
http://www.thedoors.jp/
もうね~・・・ジム・モリソンかっこよすぎだろう!!!!!
っていう。
これに尽きる。
いや、そのかっこよさの中に彼の書く歌詞の素晴しさ、アグレッシブでありつつ脆い精神、
観客を煽りまくるセクシーで呪術的ですらある身のこなし、
そして素晴しく複雑な味わいのヴォーカルも含んでるのですが。
人並み外れた鋭い感受性と頭脳を持ち、美形じゃないけど妙に人の目を引く容姿、
そして飛びっきりのカンの良さを持った男が時代の波にのったらどうなるか?
怒涛の勢いでヒットチャートを席巻するドアーズの音。
観客を催眠状態に引き込む呪術的ステージ。
ジムはその司祭。
彼の書く内省的な詞は暗示的な言葉が並べられ意味深長な表現で埋め尽くされ、
聞く者は自然と自分の内面と照らし合わせながらそのメッセージを受取る。
彼らの作り出す音楽の場に踏み込むことは、同時に自分の内面を見つめる体験でもある。
しかし彼の心のエネルギーはもの凄い勢いで消費され、
やがてドラッグとアルコールの泥沼に嵌って自滅していく。
スターであること。
一方で優れた詩人であること。
それを両立させるのがどんなに凄まじい作業であるのか。
生気と才気に溢れ内面から発するエネルギーで輝いていた彼の瞳が
みるみるその光を失っていく様はあまりにも痛々しい。
タイトルにもなっている<When You’re Strange>
「自分がよそ者だと感じるとき、他の皆がどこか奇妙に思えるものさ」
ジム・モリソンはいつも心のどこかに違和感を抱えていたのかもしれない。
またその<よそ者感>こそが彼の創作の源だったのかもしれません。
そしてアメリカが初めて経験する敗戦=ベトナム戦争。
激動の60年代後半から70年代初頭とは、どんな時代でどんな社会だったのか?
理屈でなく音楽と映像で体験できる優れたドキュメンタリーでもあります。
ばら色に思えた未来が実は先の見えない灰色の靄に包まれていると感じ始めた
その頃のアメリカの若い世代に、この歌詞がどんなふうに受取られたのか・・・。
ジョニー・デップのナレーションも作品の雰囲気にピッタリで最高でした。
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