今日で何日目でしょーか東京の晴天。
晴れて気温が低い。
雨に濡れるのが大嫌いで湿気も嫌いなんですがちょっと乾燥激しすぎですネ;

久々にクライマーズ・ハイのDVDをひっぱりだして見ました。
有無をいわさずぐいぐい引き込まれるこの作品。
すごいパワー。
もちろん原作が面白いからお話の骨格がしっかりしているのと、ムダのない
タイトな演出も上手いよなぁ・・・。

しかし。
これもまた、配役のよさがもしかして出来栄えの半分くらいは占めてるんではなかろうかと。

やっぱり堤さん、いいんですよね。
悠木という新聞記者の、家族に見放され何かを諦めたような生き方と、
内側に秘めた<真実を追い求める>ことへのあくなき執着の強さとが、
見た瞬間に解ってしまうあの佇まい。
たぶん彼をこの役に起用したことでほぼ成功したようなもの、ではないだろうか。
それにこの方、不思議な色気があるんですよね~・・・。
なんだろう。もちろんあの厚めの唇が好きなんですけど(単なる自分の好みw)
仕草に色気があって、あと声がとてもいい。
ロッククライミングするシーンがあって・・・山頂で両手を広げて、まさに
<クライマーズ・ハイ>に浸っているときのショットなんてゾクゾクしました。

彼と絡む堺さん。
見た目優しげな目許をしてるのに、この方って得体の知れない雰囲気がありますよね~・・・。
決してカラッとはしてない、ほの暗い感じ。
なので粘り強く現場を張り、タイミングを読み、見事にスクープをものにする人物にぴったり。

社長を演じた山崎努さん。
車椅子姿で、若い秘書に嫌らしいセクハラを仕掛け、社員を自分の飼い犬の如く扱う。
こういう粘着質の助平オヤジの役がまた上手いんだよね(笑)
あの独特のギラギラした感じと威圧感はこの方ならではだと思う。

山崎さんと堤さんが真っ向から対峙したときの鋭い感じがたまらなくて。
圧倒されました。
そうそう、エンケンさん演じる等々力もいいんですよね。
何かと悠木とぶつかり合う等々力が、最後の最後に悠木の執念に共感して、
記事の締め切りを延ばすために一芝居打つ。
そこのところの堤×エンケンのやりとりのかっこよさに(人´∀`).☆.。.:*・゚←ミーハーw

適材適所ってやっぱ大事ですよね。

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