先日自分で書いてから見たくなって’06のDVDを引っ張り出して見ました。

S×S自体いまやご長寿w番組で、ネ申な回も人それぞれでしょうけど、
私のそれはモンマジ一回目とクレイジーケンバンドです。

モンマジはまさに『カンフー映画』なカッコよさ。
最初のトークでモンマジ兄が「チャイニーズ・ディスコ風にカッコよくしたかった。」
と語っていますが、まさにそのイメージを映像化したのがアレだと思います。
冒頭真っ暗な闇にいきなり銅鑼の音。
スモークが焚かれ怪しげな女性の「Let’s kung-fu!」のかけ声と共に
ちょっと胡散臭いなんちゃって中華風味のイントロがカッコよく流れ出す。
(キムラはこの瞬間からすっかりカンフー・マスター。首の動きに注目)

ロンゲに髭、痩身。
ベージュのノースリーブシャツに紫の帽子。
まさにカンフー遣いのしなやかで鋭くキレのある動き。
武道の形を見ているような素晴しいダンス。
頭の天辺からつま先まで、全身の筋肉が連動し、舞い、空気を切り裂き、
一つの動きは次の動きへ、途切れることのない水の流れのように続いていく。
このときまさに『一分』撮影時。
その身のこなしは当時、彼の中に共存していた剣の遣い手のものでもあったはず。
ということはつまり、私はTVで歌い・踊る彼の姿を見ながら同時に新之丞という人の
立居振る舞いをも見ていたのかもしれない。
そんなことを考えながら見ると、なんだか鬼気迫るものを感じ取ってしまったり。

私はキムラヲタなのでどうしてもキムラ中心に目が行ってしまうのですが、
他のメンバーのダンスもかなりテンション高かったと思います。
でないとああいうカッコよさは出せないはず。
加えてつくづく思うのが、曲の出来のよさと相性のよさ。
ああいうディスコ風味って昔のSM@Pはよく踊ってたけど、彼らの個性によく似合う。
あのテの曲で<全員揃うのが正解>=まんまじゃにーずな振り付けはダサい。
骨格があって、あとはそれぞれの解釈でアレンジし、表現するのがカッコいい。
SM@Pの程よいルーズさ(=てきとーさ)が音の雰囲気に似合ってるってことでしょうな。

更にVo.をメンバーに振らず、終始モンマジ兄弟がリードしてるのも勝因。
あれだけ激しく踊りながらああいう歌は恐らく不可能ですけどねw
キムラとシンゴが要所要所でカッコよくソロ(シンゴのはソロといえるのか?)
入れてるのも上手いなーと。
杓子定規に歌割とか考えるよりまず、コンセプトを練り、どう見せるか考えた結果が
あの素晴しい完成度に繋がったと思うのです。

・・・・あ。
語りすぎてクレイジーケンまで行けなかった・・・。

ってことで、この続きはまた。


追記)
ぎゃつび新CM「ホンダラ行進曲」(笑)
曲はマヌケですが作りが上手い!
そしてダンスはそーとーカッケー!!!
キムラタクヤのカッコよさにイロモノな音楽。
キワキワな外し感でインパクト強烈。

Coolpixも新製品発売のご様子で。
コッチはカワユスなキムラ。
悪くない。けど。

・・・でもやっぱ一眼シリーズだな。

そして幼稚園児にもまっすぐなキムラ、カッケー。

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