朝ばたばたしながらTBSの某番組をなんとなく見ていた。

バックには津波に洗い流された街。
50代か60代と思しき仲の良さそうなご夫婦。
奥様はにこにこしながら
「おはようございます!いつも見てますよ~〇のさん!」と仰った。
その笑顔にはっとした。
ご主人の表情も明るい。
町の防災委員をなさっていて、非常時持ち出しリュックを常備されていて、
それが今回とても役にたったんです、と。
お二人の笑顔を見ていると元気がでます、との司会者の言葉に奥さんが応えた。
「少しでも明るくしたいと。私たちは元気です、と皆さんに見ていただきたくて。」

どうしようもなく泣けてきた。
私もスタジオの人たちも、その言葉に励まされている。

言葉に出せないくらいの思いをしても、人間ってこうして笑顔になれるんだよね。
ご夫婦にしても、ご身内の方が未だに行方不明だという。
きっと二人ともたくさん泣かれたと思う。
でも今、この瞬間、泣いていてもどうしようもないとき、そんなときは笑うしか
ないのかもしれないじゃない。

頭の中に「さんタク」で聞いたあの曲が流れ出した。

コメント

nophoto
m
2011年3月17日21:52

本当に辛い思いをされている方がなんて強いのだろうと
毎日力をもらいます。
寒さも西日本とは比べものにならないと思うのに
本当に強い

「今がんばらないで いつがんばるんだ。」
と言われたおじいさんの力強さ

何にもできないけど
力をこちらからも送れるよう
元気でいなくては

東京で寒い中、電車を待っている女性
どれくらい待たれているんですかの問いに
「1時間くらいです。」と答えられた
その表情に怒りはなくて
そのことにまた感動し、自分が恥ずかしくなる。

人間ってすごい

HT
2011年3月17日22:27

こんなとき「笑い」の威力を実感します。
それと、目の前にあることを淡々とこなそうとする意思の力。特別な誰かでなく、普通の人たちが、普通に暮らそうとする意思。

そういう力がたくさん集まって、私たちの日常を支えてるんだなーと改めて感じます。

自分を恥ずかしく思わなくてもいいじゃない?
私なんか何の役にもたちませんが、恥ずかしくはないぜ←

とりあえず節電と、できるだけ楽しいことを見つけていきたいです。

西日本の方々は、日本経済を支えるためにもいつも通りの日々を過ごしてほしいっす(^_^)v