写真集を見るのがすきな自分。
2011年6月17日 日常 コメント (2)写真を撮られるのが嫌いで、他所の人の記念写真とかを見せられても
「ふ~ん。そうですか。で?」
と言いたくなるのを必死で押さえ、どうにかさしさわりの無い嘘臭くない言葉に置き換えるのに
ヘンな汗をかきながら四苦八苦するタイプ←
なのに、写真集とか報道写真を見るのは大好きです。
そんな自分が今、スーザン・ソンタグの『写真論』を読んでます。
どんな本かといいますと、「写真を見る(撮る)視線・思考・心理」のあり方を
独自の(鋭い)分析で具体的に解明しようとする試みの本であります。
(といってもこれは私個人の解釈に過ぎません(;´∀`))
初版が1979年なので正直翻訳がひど(ry.
日本語がダメダメなので解読するのに時間がかかるのであります。
(・・・翻訳のせいで皆に見捨てられた本ってきっとたくさんあると思うんだ。)
ゆっくり読みたいけど図書館から借りてきた本なのでもう返却せねばならぬorz.
書いてあることはとっても面白いので購入しようかと検討中。
何より最初の章でとりあげている『ダイアン・アーバスの写真』についての見解が
とってもエキサイティング。
(ダイアン・アーバスに興味がある方。ググってみるとわかりますよw)
序文で思わず蛍光ペン(それもオレンジ)でラインを引きたくなったところがコレ。
↓
写真映像の基本的な知識は
「そこに表面がある。
さて、その向こうには何があるのか、現実がこういう風に見えるとすれば、
その現実とはどんなものであるはずかを考えよ、あるいは感じ直感せよ」
自分では何も説明できない写真は、推論、思索、空想への
つきることのない誘いである。
おおおおお!!!!!!すっげーーーーーーー!!!!
「自分はなぜに写真を見るのがすきなのだろうか?」
というギモンにそのものズバリな答えがそこにありました。
・・・ってワケワカメですね(;´∀`)
さらによーく考えてみるとですね。
↑の文章は写真に限らず、偏愛する全ての人/モノに通じるような。
そうか。
キムラタクヤに強く惹かれる理由(全部ではないとしても)のひとつはこれか。
彼は自ら語らない。
その表面の向こうに『何かがある』と考え、その手がかりを探そうとするか、
『何もない』と考え、見たままで判断する(又は意識的にそうする)かで、
<見つめる>作業の熱心さも見え方も正反対という隔たりが生じ、
一層事態をややこしくした結果に現状があるのかもしれませんな。
「ふ~ん。そうですか。で?」
と言いたくなるのを必死で押さえ、どうにかさしさわりの無い嘘臭くない言葉に置き換えるのに
ヘンな汗をかきながら四苦八苦するタイプ←
なのに、写真集とか報道写真を見るのは大好きです。
そんな自分が今、スーザン・ソンタグの『写真論』を読んでます。
どんな本かといいますと、「写真を見る(撮る)視線・思考・心理」のあり方を
独自の(鋭い)分析で具体的に解明しようとする試みの本であります。
(といってもこれは私個人の解釈に過ぎません(;´∀`))
初版が1979年なので正直翻訳がひど(ry.
日本語がダメダメなので解読するのに時間がかかるのであります。
(・・・翻訳のせいで皆に見捨てられた本ってきっとたくさんあると思うんだ。)
ゆっくり読みたいけど図書館から借りてきた本なのでもう返却せねばならぬorz.
書いてあることはとっても面白いので購入しようかと検討中。
何より最初の章でとりあげている『ダイアン・アーバスの写真』についての見解が
とってもエキサイティング。
(ダイアン・アーバスに興味がある方。ググってみるとわかりますよw)
序文で思わず蛍光ペン(それもオレンジ)でラインを引きたくなったところがコレ。
↓
写真映像の基本的な知識は
「そこに表面がある。
さて、その向こうには何があるのか、現実がこういう風に見えるとすれば、
その現実とはどんなものであるはずかを考えよ、あるいは感じ直感せよ」
自分では何も説明できない写真は、推論、思索、空想への
つきることのない誘いである。
おおおおお!!!!!!すっげーーーーーーー!!!!
「自分はなぜに写真を見るのがすきなのだろうか?」
というギモンにそのものズバリな答えがそこにありました。
・・・ってワケワカメですね(;´∀`)
さらによーく考えてみるとですね。
↑の文章は写真に限らず、偏愛する全ての人/モノに通じるような。
そうか。
キムラタクヤに強く惹かれる理由(全部ではないとしても)のひとつはこれか。
彼は自ら語らない。
その表面の向こうに『何かがある』と考え、その手がかりを探そうとするか、
『何もない』と考え、見たままで判断する(又は意識的にそうする)かで、
<見つめる>作業の熱心さも見え方も正反対という隔たりが生じ、
一層事態をややこしくした結果に現状があるのかもしれませんな。
コメント
知ってる写真が何点かあったよ。
ググった上で、序章の文を読んでみるとこれまた深い文章になるね!
HTさんの木村観察方法にも通じるよね。
ちょっとした言葉や表情から探って行く深層心理。
当たっているかどうかが問題ではなくて、
その過程がとっても楽しいんだよね(´∀`*)
また、推察しがいのある人だからさ(笑)
ダイアン・アーバスの写真についての考察は、アメリカの社会・文化を広い視野から眺めつつ、
多彩な視点から見た<アメリカ>の姿が、ダイアン・アーバスとその作品の中に浮かび上がってくる。
その過程がまさに目からウロコでした。
>HTさんの木村観察方法にも通じるよね。
>ちょっとした言葉や表情から探って行く深層心理。
んだね。
しかし私のは単なる深読み、または妄想というw
師匠の言うとおり、当たってるかどうかより楽しいからやってるのデスw
でも当たってたらとっても嬉しいけど!
テストの証明問題を上手く解いたときのよーな快感かな(笑)
ほんとに推察しがいある人だよね。
自ら語らないし・・・いろんな顔を持ってるし・・・。
天賦の才も努力も並の人間超えてるし。
おバカさ加減も並じゃねーしなw