オキーフ風(笑)
クチナシが咲いている。

この香りが大好きで<クチナシ>又は<ガーデニア>と銘打った香水をいくつも所有してますが、
生花の香りには敵わない。
ジャスミンにピーチやココナッツの甘さを足して
バナナの匂いの隠し味。それにバニラ、少しのレモン。
一体誰のどんな感覚がこの複雑で魅惑的な香りを作り出したのだろう?

まんまの香りを持っては帰れないので、せめてもと写真を撮る。
パチリ。

香りの記憶が蘇りやすいように、花芯に近づけて撮る。

クチナシの花は見かけも香りもとても女っぽい。
そしてとても官能的である。
帰宅してPCの上で見たらオキーフの花みたいだ(笑)
オキーフの描く花々は、どうしたって女性器官を連想してしまうな。
セクシーな花。
ご本人はそう見られるのが嫌だったようですが・・・。

植物をセクシーに表現した人というと、もう一人、ロバート・メイプルソープを思い出す。
植物を官能的に、男性のヌードをオブジェのように撮る写真家。
ゲイだったからか、オキーフとは全然別のセクシーさだけど。

コメント

たぬきん
2011年7月6日16:40

クチナシの花の匂いは良いですねぇ。私も大好き(人´∀`)
この匂いの再現は難しいんですね…。自然って凄い!
金木犀だって、トイレの芳香剤の匂いとは似ても似つかないもんなw

HTさんの日記は、色々とググる事が多くて楽しいですわ(´∀`*)
今回もオキーフとロバート・メイプルソープをググッて来ました(笑)

ロバート・メイプルソープを画像検索して一覧を「あぁ、確かにオブジェだな!」と見て行ってたら、ふと目に入るアジアの男性写真。チラッと目の端に入った時に「アジアの男性も撮ってるのか。でも、ちょっとパターンが違うような…生々しい感じがする」と思ってよく見たら、いつかのメンノンGの木村くんだった!(あの、泣いてる写真!)Σ(・∀・ノ)ノ

あのメンノンGにロバート・メイプルソープについての記事があったそうですよ。思わぬ繋がりにビックリ!ちょっと後で探してみようっと(*´艸`)

HT
2011年7月6日17:29

クチナシはイイっすよね。
薔薇も金木犀もそうだけど、100人全員が「これだ!」と納得する香りは作り出せない気がします。
どんなに頑張っても生命を作り出せないのに似てるのかも。

メイプルソープのはアレをクローズアップで撮ったヤツとかある(笑)
でも全然いやらしくない。
たぶん意図的にそうしたのだろうけど、いろんなことを感じさせてくれるよね。

メンノンGて『Crying Game』のヤツやね。
あの写真良かったよな!
妄想広がる構成であった。
9月発売のメンノンの写真集、Gのも収録してほしいなぁ。

nophoto
明石
2011年7月6日19:51

クチナシの香り、私も大好きです~
自然界の「名香」ですよね。保存不可能なとこが、またニクイ。
このアップの写真、確かに官能的!つぼみのときよりほんの少し水分が抜けたような花びらの質感がしどけなくて。
しかも繊細さも感じさせてくれるし。生花っていいですね。
早くクチナシに遭遇して香りを嗅ぎたいなぁ。
藤や薔薇と違って、ハチに脅かされることなく嗅げる気がしますが、
それは、たまたま…?


>ご本人はそう見られるのが嫌だったようですが・・・。

えっ。そうなんですか。
てっきり意図して描いてるのかと。
よく知らないで、思いこんでました。

HT
2011年7月6日21:54

明石さんこんばんは。

クチナシの香りは特にアメリカ人は好きみたいで、「〇〇Gardenia」と名のつく香りがたくさんあります。
bath&body worksのような安いメーカーから、所謂ニッチ・フレグランスの、200ドル近くする香りまで(笑)
海外のコスメサイトをチェックすると「これこそ私の求めていたガーデニアだわ!」って書き込みの多いこと。
それだけ皆が魅了され、かつ感じ方に個人差のある香りなんでしょうね。

>藤や薔薇と違って、ハチに脅かされることなく嗅げる気がしますが、

確かに。クチナシに集まるのはハチの類よりハナムグリやなんかの甲虫類の比率が高いかも。
香り高い割に蜜が少なめなのかもですね。