昔、まだ人間が地上に生まれたばかりで平和な生き物であったころ。

プロメテウスが「決して開いてはならない。」と言い残した黄金の匣。
妻のパンドラが好奇心に負けて開いてみたところ・・・
嫉妬や憎悪やこの世のありとあらゆる禍々しいことが飛び出して世界に蔓延した。
パンドラは開いてはいけない匣を開けてしまったのです。

先日のS×Sはなんだかその黄金の匣みたいなもんだったのかなぁ、なんて。
すでにあの番組には全く期待してなかったのでまぁ、あんなもんかいなーと。
でももうちょっと見たかったよなぁ、という気持ちは正直、ありました。
キムラのキラキラっぷりが尋常でなかったこともあり。
今の彼を見れる数少ない機会なので←ご都合主義w
でも、SM@Pの番組だからバランスってのが大事なんだろうなと。
そう思って自分で勝手に納得してたんですよね。
しかしその後、まーいろいろネットを彷徨っていると目に入ってくるもので。
みなきゃーいいんですけどね、1/5活動だと(部活かw)否応なく(´д`;)
また一方では彼を救済のイコンみたく扱ってるのがものすごく違和感あるしで。
「メンドクサイな。」と、思いました。
ただ単純にキムラを見て、彼が何をして何を喋るのか。
体調もあんまり良くないだろうに、なぜあんなにキラキラしているのか。
彼の仕草や表情は何を伝えようとしているのか。
ほんと、それをじーーーーっと観察していたいだけなんですけど。
出演者にしろ、あの場に招かれた方々にしろ、皆さんいい顔で、美しいと思いましたし。
その感覚が、なんていうんだろう・・・汚れちゃった気がしまして。
結構悶々としました。
や、PMSっつーのもあったんですが←それが主な理由だったりw

それとね・・・。
被災地で何かを具体的にやることの大切さってあるし、
現地に行かないとわからないことって絶対にあるだろうけど、
でも、『今日の自分のやれることをやる』大事さってのもあるんではないかい?
こと、今回のことについては、それぞれの与えられた場所で、精一杯やってることの意味って
あると思うしね。
TVのコッチでごちゃごちゃ言ってんのって、今の日本の状況に似てんなぁ~と。
オモテ立ってる人たちのカオスな状況とオーバーラップしてきちゃったりなんかして。


でもまぁ、話を冒頭のパンドラの匣に戻しますと・・・・。

プロメテウスは万が一を予想して、匣の中にひとつだけいいものを隠しておいたんです。
それは希望という名のもの。
人間がキツイ今日を乗り越えて明日を迎えることができるのは、これがあるからこそで。
開いてしまったパンドラの匣ですが、ある種の希望を残していったかもしれないですよね。

・・・ということで、結構むりくりな締めですネ(笑)

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