去年の暮れ辺りから、なんとなく彼の仕事のスタンスが変化するんじゃないかな、と。
正直期待してました。
Gとしては20周年だから、そっちの活動はどうしても発生してくるだろうけど、
そろそろかな~・・・と。

そして、あの日。日本の根幹を揺るがす出来事。

その後の発言・行動。
まさに『今日できることをやる。』でした。
人として為すべきことを考えた上での、いやもしかしたら考える間もなく、
体と心が動いていたのかもしれない。
いかにも彼らしくて素晴しいと感動しつつ、ずーっと引っかかってもいました。
何故なら活動の場として用意されたのは、マーチングJ、新曲、ファンミetc.であり、
そのどれも<作品>としては心に響いてこなかったので。

一方でYAMATOのDVD。
メイキングで魅せた屈託のない笑顔。
G活動でのそれと比べつつ、やっぱり輝きが違うよなー・・・と。

折に触れ考えました。
彼はこれからどこへ向かっていくのだろう?
一連の<作品>の完成度に満足しているだろうか。
あるいは何がしかの葛藤を抱えつつ、『今日できること』に向き合っているのか。
あまりに見事に<その場>で期待される<役柄>になりきってしまう故、見えない。
そこは得難い素晴しい才能であり、同時にアキレスの踵でもある。

しかし冷静に考えれば、タレントの本心なんてTVのコッチ側には知る由もなく、
また一視聴者として気にする必要もないわけで。
やってることがつまんないなら、見なきゃいいんですよね。

それが出来ないのがヲタの悲しい性分ですな。

<作品>で魅せられなくなったら、追いかける意味がなくなる。
そんなしょーもないことを考えつつ、時々悶々としてました。
タイミング悪く(笑)わっつも第二章に移行してやたらSM@Pの曲はかかるしw
リスナーの質問もどーでもいい話題だったり。

そんな状態に変化が訪れたのは、先月のVol.196でした。
そして、今月のVol.197を読んで、確信に変わりました。

これ、明らかに告白ですよね。

もちろん(Gの形を借りて)彼の<気持ち>を伝える活動はこれからも続くでしょう。

でもたった1Pの紙面に綴られた言葉からは<表現者>としての覚悟が伝わってきました。
演じることへの情熱と拘りと、その仕事を引き受ける幸福への、溢れるような喜びと感謝。

彼がその気持ちをもち続ける限り、追いかけていきたいなと思ってます。
・・・幸か不幸か、あまりに素直なんで時々切なくもなるけど(笑)

そうそう。
今回のお写真。
いいですね。ちょっとした悪戯を仕掛けてるときの顔だね。

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