そういう狙いがあったわけだ。と思った昨日のすますまでした。

しばらくビストロを見てなかったのでじーっくり見て気付いたことがあります。
5人、特に木中のやり取りがものすごく増えてません?
また客席がね、敏感に反応するんだよね、きゃ~~~~~っ!て。
所謂つとプヲタっていう、木中の絡みが大好物な人々結構いるじゃないですか?
他にもいろいろ組み合わせがあるみたいですけど(笑)
あ、こーゆーのがウケるわけだ。
ってのを実際肌で感じると、もともとサーヴィス精神旺盛な方々なので、
余計に頑張っちゃうんですね。
マイナーチェンジではありますが、ある種の雰囲気作りには有効だったわけだな。

歌のコーナーも同じ印象を受けました。
あの感じは、年末4ちゃんの「さんスマ」を思い出しますな。
歌い手と観覧の距離がめちゃくちゃ近い。

いろんな意味ですますま(≒SM@P)は、よりコアなヲタ向けへとシフトしてる気がします。
(それが成功してるか否かは別として)
読みにくい一般視聴者の数字より、安定したヲタの支持かぁ....。
それも一つの手法だとは思いますが。

個人的には別に面白くもないんだよな(;´∀`)

あ、おサルの「俺じゃだめか?」見ました。
可愛いです、おサルにあすなろ抱きされてる図(笑)
背中向けてるから目を見ないし、おサルを刺激しないっつーメリットもありますが。
イヌさんの時も感じたんですが、キムラは体が逃げないよね。
想像してみると<背中から>って意外と緊張するよ?
相手はおサルだし(笑)何されるかわかんないじゃないですか?
でも全然力が入ってないんだよね。
動物と付き合うのに、ここんとこ意外と重要。
相手がビビってるとか、緊張してるとか、敏感に感じ取るもんです。
言葉に依らないコミュニケーション、ボディ・ランゲージってやつで。
「オレ、イヌと一緒なんだ。」
・・・相当なじんでないと、あの言葉がツルっとは出ないんじゃないだろうか。

STAYは声が良かったです。
微妙にアレンジして歌ってましたよね、出だしの部分。情感たっぷりで。
これは歌いこんでるなぁと思いました。

追記)

MAYUKOさまの日記に、昨日の3人即席小芝居をワークショップ、と書いてあって、
まさにそうだ!と思い、リピしました。
5人のセリフやかもし出す雰囲気が違うのは当然なんですけど、キムラとシンゴのは
あのまんまドラマのワン・シーンにはめ込んでしまえそうだなぁと。
シンゴのあの咄嗟の閃きは凄いな~。ほとんど反射でやってのけてるような。
ゼロから組み立ててくやり方なんですね。
あの短時間で構成をやってのけるという・・・ものすごく頭の回転が早い!
ある意味天才演出家(笑)

キムラは以前、キネ旬で(with香川さん)
「現場に行く前ある程度シチュエーションを想定するけれど、相手(俳優さん)とのやりとりで
細かい部分は柔軟に変えていく。」
的なことを語ってました。
演技も、彼にとってはコミュニケーションの一種なのかもしれません。
それに多彩で豊かな感情・感覚的経験のストックと鋭敏な観察眼と。

キムラにしろシンゴにしろ、受けてたつ幸四郎さんが上手いから
結構マジでぶつかっていけたってのもあったでしょうけどね。

コメント

MAYUKO
2011年9月8日8:05

HT様 おはようございます
観覧にいる人って…まさにコアなファンですから…ね…
今のところは…成功なのかなと…。
でも…やり過ぎるとことで諸刃の刃になりかねないですもんね…。
妙ちきりんな内輪受け番組にだけはぜひともならないで頂きたい…ですよね…。

アクターズスタジオで確立された演技メソッドはまさに想像力鍛えるレッスンだと
かのスタジオ出身の名優が語っていたことが記憶にあります。
全てはイメージだと語った役者も…
木村さんはそのメソッドを知ってか知らずか…
香川さん…が聞いて驚かれたのは無理ないかもしれません…。

HT
2011年9月8日15:29

MAYUKOさまこんにちは。

>アクターズスタジオで確立された演技メソッドはまさに想像力鍛えるレッスンだと

なるほど!
ストックが多いほど・・・というか、常に感受性を豊かに五感を鈍らせるな、ってことでしょうか。
そういえば、『開放区』197の最後で言及してましたよね。
「素敵だな、って思えるものを~」っていう部分がそれにあたる気がします。
教えられるでもなく自然と、いわば<そんなふうに出来ている>人なのかもしれません。
まさに『天賦の』才能ですね!