ちょ・・・!
折角UPした日記がいきなり消失して『ログインしてください』て(´д`;)
Diarynote時々最低だな。ありえねぇ。
新たにコチラで始めようと思ってるアナタ。
しょーじき、管理体制は今まで経験した中で最悪ですw
不安定ですし。


さて。

我が家の向かいは最近白い瀟洒な二世帯住宅に建て替えました。

以前は広い庭にこじんまりとした二階家。
早春のミモザ、初夏の薔薇と金柑の花、秋は萩、冬枯れの季節にも緑の金柑の葉と
黄色い実が眺められたのですけれど。
それら全ては伐採され、今は小さな芝生の庭にガーデンテーブルとチェアがあるのみ。

また一つ緑が減ったなぁ・・・。
我が家は集合住宅の3Fにあります。
4年前まで、裏は巨大な欅が鬱蒼と茂った古い農家でした。
今では建売住宅がぎっしりと並んでいます。
欅がシェードとなって夏場も冷房いらずだった我が家は、最上階ゆえ、
夏の太陽で屋上が焼かれ、天井に熱が伝わって、クーラーなしではいられません。
都市に緑を呼び戻し、夏場の気温を下げる試みが脚光を浴びる一方、
その外側では相変わらずどんどん緑が失われていく。

ふと、向かいのお家のベランダに小さな女の子用の洗濯ものを見つけました。
そっか。
娘さん夫婦が越してきたんだっけな。
翻って考えると、九州の親もあんな生活をちょろっと夢みたりしてたかもな。
いやしかし。
ウチの母は五月蝿い孫の面倒なんか見るより、人生のやりたいこととやるべきことで
大忙しだったかもしれない。(今もだけどw)

人の幸せは一様ではないからね。


話変わりまして。

久々にビストロをリピ。
おまつ&幸四郎様w親子以来だな。

なんといってもYES or Noのコーナーですよ。

三谷監督とそれぞれの役者さんのやりとりで、なーんとなく見えてくるものが興味深い。

深津ちゃんのセリフ覚えの驚異的な速さ、本番<だけ>に全力投球のシンゴ、
アドリブ全開の西田さん。

それぞれに備わった天性の能力の凄さと、その多種多様さ。
達者なひとたちであるだけに、一口に『上手い』といってもこれだけ差があるんだなぁ。
もちろん外見も声も個性も違うけど、お芝居への取組み方も一様ではない。
その差がまた、それぞれのお芝居の雰囲気を、なんとなく連想させるものだったりする。
三谷監督の作品にシンゴが何度も出てる理由はそこなのかなー・・・などと思ってみたり。

あとすごく面白かったのが、草つの言葉。
「悪役やってるとプリンも美味しく食べれないんですよ。」
あ、なるほどねー。
なんだか納得するわ。と、ちょっと彼の演技へのスタンスを垣間見た気がした。

で、キムラの顔を見ながら、
彼の場合、普段通りプリンを美味しく食べられるんだろうな。と思った。

それはゴローちゃんの言う
「悪役のほうが、自分の中の悪いものをどんどんどんどん出していける。」
とも違う。

悪い奴の役をやる、と考えるとたぶん、
「悪い奴だったら、ここでどんな顔をしてどういう声のトーンで喋って・・・」
と、役作りから入ると思う。
イメージした悪い奴のテンションに自分を持っていこうと集中するかもしれない。

でも、考えてみれば。

<悪い奴>だって普通の生活を送ってるんじゃないだろうか。
悪いことをやってるときは自覚してるだろうけど、それ以外の日常では
普通にご飯を食べて、会社で仕事して、TV見て、風呂に入って、寝ると思う。
だからたぶん、プリンを食べても特に日頃と変わらないだろう。
悪い奴らしく演じるのと、悪い奴を演じるのとは、とても近くみえるけど、
結構な隔たりがありそうだ。

だから、キムラはプリンを美味しく食べられるんじゃないかと思う。

や、決して彼が<悪い奴>ってわけじゃーないんですけどね(笑)

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