昨日の南極、追加。

キムラは最高に綺麗で個々のシーンだけを見ると、それは見事な映像もあった。
役者さんとワンコたちの熱演も凄くて圧倒されました。
しかし、TVにしろ映画にしろ、ドラマは全体の流れが重要だと思うのです。
個人的に萎えたのは、倉持が第三次に参加できることになった流れかな~...。
あれってさ、結局はヒムロンが
「アテクシ、お父様の言いなりにお嫁にいくからせいじかになるから、
それと引替えにくらもっちんを南極に行かせてあげて!!」
...ってことでしょ~????
なんという安易な展開...少女漫画か(´д`;)
少女漫画展開苦手w

あそこはねー、それこそくらもっちん自力でなんとかしてほしかったわな=3
せめて白崎さんや星野さんの切実な訴えがかんりょーを動かす、とかさ。
様々な困難を乗り越えて自信と誇りを取り戻すために頑張った男たちの話、であるならば。
正直、そんな理由でお父様の政治基盤を引き継ぐヒムロンの決断もなんだかな。
全てがそんなに軽くていいのだろうか。
それぞれの人生の分岐点ともなる重要な場面なのにな。
恐らくこの流れは、あのドラマチックな階段での二人の別れのシーンを演出するためにこそ
作られたような気がして。
感傷的で構図もとても美しく、この上なくロマンティックに演出された
倉持と氷室のシチュエーション。
ボツンヌーテン登頂シーンの再現...。

こういうツメの甘さがこのドラマのアキレス腱ではないだろーか。
まぁあの状況でくらもっちんがかんりょーを見事に動かしたら、
それこそまさにHERO展開だけどねw

HEROで思い出した。

南極チャン放映直後のツイッター。
先々週、フォローしてる人からこんな呟きがリツイされてきたんです。

【キムタクならできる!犬を救いに行くんだろ?助けだすんだよな?できるはずだ!それでこそキムタクなんだから!】

一般の、たぶん男性。
春頃、3月の半ば過ぎたころにも似たような内容のリツイをいくつも見ました。
こないだの日記にも書いたけれど、木村拓哉は生身の人間ですが、
キムタクはたぶんそうではないらしい。
作り手と受取る側が、半ば無意識のうちに作り上げた幻想のスーパーヒーロー。
そんな存在かな...。
どんな逆境をも乗り越える、傷つけても傷つかない存在。
時には賞賛の真っ只中に、時には誹謗中傷の集中砲火を浴びる。

私はキムタクよりも木村拓哉が見たい。


すますまの【半分】。
女優ライト&ソフトフォーカスっぱねえ!
ananつか、TV誌並だた(;´∀`)

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