大手電気メーカーやら大手自動車メーカーやらの決算が一斉に発表されましたが...。
予想はしてたけど現実としてつきつけられると厳しい。
これはつまり、国家の税収も激減するっつーことですよね。
天災は不可抗力ですが、要因はそれだけじゃないっつーのがね...。
そんなときにユニクロの社長のアノ言葉。
「日本人のていたらく」
キツいなぁと思いつつ、必ずしも否定できなくもあったり。

映画だ~、ドラマだ~、と具体的な話が聞こえてこない今日この頃。
本を読んで映画を見て、意外と充実はしてるんだよなこれが。
今、図書館から借りてるのが『草間彌生、たたかう』と『日本魅録3』。
どっちも面白いです。
『日本魅録3』は、映画HEROで初めて共演した香川さんが、いきなりキムラに
「聞いてもいい?セリフは覚えるの?覚えないの?」と質問したエピソードが載ってます。
この時のキネ旬は持ってるんだけど、一冊の本として纏まった中で読むと、
また違った感慨があったりしてとてもいい。

香川さんはキムラのことを『完璧主義者』だって書いてます。

昨夜わっつで散々ビロウ且つ超くだらねー話を聞かされ「この人アホやw」と
すっかり呆れた自分ですが、香川さんの言わんとすることはわかります。
キムラってね、中途半端はしないんだよね。
アホアホ兄ちゃんなときは一貫してアホ。
TFMの偉い人が眉をひそめ、リスナー(ヲタ含むw)が「いい加減アホはやめれ!」と抗議してもやめない。
そーゆうキムラさん、すごく好きだけどメンドクサイ人なんだろうなと思う(笑)
だけど彼の中で筋は通っているので、嫌いにはならないし、来週もまた聞いちゃうんだろうな。
また、そういうメンドクサイ人だからたぶん、ああいう凄いお芝居ができたり、
歌やダンスできっちり世界観を構築できたりするに違いないのです。
(あ、でもヅリ川柳はやっぱイラネ。)

メンドクサイ人=キムラは決してお利口さんではない。
取り繕ったり自意識過剰に振舞ってお利口さんに見せかけるヒマがあったら、
その時間とエネルギーを目の前のことを完璧にこなすのに使う。
その結果、傍目からは単なるアホに見られたり、一生懸命すぎるのがウザがられて、
いわれのないイチャモンをつけられたりするかもしれない。

でも彼はやっぱり『完璧主義者』として振舞う。

短所は長所でもある。

ヲタとしては痛し痒し(笑)

しかしユニクロの柳井さんの言葉を聞きながら、...全面的に賛成はできないな!と思いつつ、例えば。
愚直なまでの完璧主義者がひたすら攻撃されちゃったりする世の中ってナンだろう?と。
必死でやってる人を嘲笑い、空気嫁! 一人で目立ってカッコ悪! 皆と同じにしとけよ!
...ってな具合に足を引っ張ってしか晴らせない憂さってのは、
やっぱ相当に病的で深刻な気がするんだよね。
またそういう方向に割と簡単に扇動されちゃう人も結構居たりして。
そこそこキレイに小器用にお利口さんっぽくふるまって、上手いこと立ち回る(ように見える)
小っせぇ~人ばっかりじゃ、前になんか進めなくね?と思う。

おおっと。話がとんでもない方向に。

今日は立春。
仕事帰りに外を歩いていたら、穏やかな日差しがあたたかく眩しく、
あれ?意外と春、近くに来てるじゃん?と思ったのでした。

そういえば。
Imdbのデータが更新されてましたな。
なかなか興味深い。

コメント

nophoto
りー
2012年2月4日20:42

こんばんは。いつも楽しく読ませていただいております。昨日のワッツを聴いていて、私は久利生さんの言葉を思い出していました。「事件に大も小もない」事件を仕事に置き換え、彼にとってはワッツのくだらないコーナーも、大きな映画の仕事も、目の前のことに全力を尽くす。手を抜かない。鍋島次席の言葉じゃないですが、それが木村拓哉なんだと思ったら、なんだか微笑ましくなっちゃいました。苦情も届いているはずですが、そういうのも受け止めた上での放送ですからね、そこに何か意味があるんだろうと解釈し、来週も楽しみにしたいと思っています。
春が待ち遠しいですね!

HT
2012年2月4日22:42

りーさまこんばんは。
コメントどうもありがとうございます!

久利生の言葉と鍋島次席の言葉、木村拓哉自身に通じるものがありますね。
仕事に大も小もない。
意外とよく使われる表現ですが、いざ実行となるとなかなかそうはいかないもんです。
が、HEROというドラマでその手垢のついた言葉が、見ている側にきれいごとでなく実感を伴って心に響いたとすると、
そこには<久利生=木村拓哉>という暗黙の了解みたいなものが働いていたんじゃないかなー...とも思います。
苦情はもちろん届いてるでしょうね(笑)
それでも止めないのは深い意味があるのかないのか、わかりませんが。

ただ、私は全部受け止めようとは思わないんですよ(;´∀`)
ヅリ川柳もSMAPの曲も要らないし(え?)
木村拓哉の仕事の姿勢は評価した上で、要らないもんはやっぱりイラネ!みたいな←スンマセン。

でも来週も楽しみにしてますし、もちろん春は待ち遠しいです。
よいお知らせを早く聞きたいですね。

MAYUKO
2012年2月5日10:13

HT様 おはようございます。

日記 大きく頷きながら読ませて頂きました。

>>愚直なまでの完璧主義者がひたすら攻撃されちゃったりする世の中ってナンだろう?と。
必死でやってる人を嘲笑い、空気嫁! 一人で目立ってカッコ悪! 皆と同じにしとけよ!
...ってな具合に足をっ張ってしか晴らせない憂さってのは、やっぱ相当に病的で
深刻な気がするんだよね。
またそういう方向に割と簡単に扇動されちゃう人も結構居たりして。


所謂「手の抜き所」を見つけて、上手く立ち回り、効率よく動いて…という方が
「出来る人」という印象を持たれる。
どんな風に動けば…とか
ある程度のキャリアを積んだ今合理的に動いてこそ、と思っている自分自身。
自身の仕事に対しての方法論が確立されてしまった今
なかなか冷静に自己評価が出来なくなっている自分自身。

そんな自分に警鐘鳴らされる瞬間、それは正に
「取り繕ったり自意識過剰に振舞うお利口さん」な私自身と全く真逆なタイプが目の前に現れた時。

兎と亀じゃないですが、勝ち負けという判断でいけばこういう人には
最終的には負けてしまうだろうと思ってしまうのです。

昔、上司に言われた言葉
「お前は仕事が出来る、確かに。ただお前のその思考はいつかきっとお前の足を引っ張る事になる」と…。

合理的に動いてこそ、全てに全力投球なんて馬鹿のする事、
と思っていた私は、その時よくわかりませんでした。

が、その後天狗だった私は大きく鼻をへし折られ…。

私は、木村拓哉が好きな理由はそこにある気がするんです。

同じタイプを嫌ってしまうのは、同族嫌悪なのかも…です。



HT
2012年2月5日12:58

MAYUKOさま、こんにちは。

いや~...自分と比較して考えてしまうと、私とかそれ以前の問題で;←労働嫌いの怠け者w
上司の方の言葉はMAYUKOさまの能力を高く評価したからこそ、ではないでしょうか?
キムラタイプの人には「お前、セーブを覚えないと続かないぞ?」ってチェックが入りそうな(笑)

>兎と亀じゃないですが、勝ち負けという判断でいけばこういう人には
>最終的には負けてしまうだろうと思ってしまうのです。

そうかもしれませんね。
じっくり取組んだものは必ずその人の血肉になる。
逆に、

>「手の抜き所」を見つけて、上手く立ち回り、効率よく動いて…という方が
>「出来る人」という印象を持たれる。
>どんな風に動けば…とか

それができるのは高い能力があればこそ、でもあります。
どっちのタイプも必要ですし、それぞれのやり方で能力を最大限に発揮してこそ、
会社も社会もうまく機能していく。
共存しつつ、競い合えてこそ新しいものが生まれ、前に進めるんですよね。

プロフェッショナルで語った「風当たりは強いけど。」を思い出しました。
改めて考えると、あれは単にマスゴミや安置の攻撃を暗示してるのでなく、もっと大きな意味で、
彼自身の生きかたみたいなのを語ってたのかも。
自分を信じ・人を信じることができるから、言える言葉・できる生きかたなんだろうなぁ...。
いろんな感情的経験を積んだ彼が行き着いた方法論は極々素朴でシンプルなものなのかも。

同族嫌悪ではないんじゃないでしょうか。
木村拓哉を、好きなのですから...。

HT
2012年2月5日12:58

さくらさま、こんにちは。

まず、ごめんなさい!
コメント欄をいじっていたら、さくらさまのコメントを誤って削除してしまいました(´д`;)
せっかく書き込んでいただいたのに申し訳ありません。

以下、コメレスです。

ショートフィルムの件、気にしないでください。
実際自分も一つ前の日記でネタにしてますんで(笑)
Imdbはガセというわけではなく、確定前の情報もフライングで掲載されることがあるようで...。
実際、ICWR公開前も「へ?マジで?」みたいな記事が載ってたりしました(;´∀`)
ショウビズ界には詳しくないのですが、数日で情勢が変わっちゃったり、っていうのは
フツーのことなのかもです←あくまで推測w

>どうも「与えられる仕事」に馴れてしまっている気がして、ちと歯がゆい。
>映画をよく見てるようだけれど、
>表現者として、演じることにもっとアンテナをはって欲しいなー。

「あれを演じたい、こうしたい、というのは欲だから。」って言っちゃいましたからねー。
実際はどうなんでしょう?
彼の性格からして、ぽーっと口を開けて美味しい餌が飛び込んでくるのを待ってる姿、
っつーのがどうしても想像できない(笑)
個人的には、キムラが企画を持ち込んで...っていうのはどうかなぁと。
本を読まない人だし、映画を見て感動したから自分も同じような作品を、
...とは考えなさそうですし(;´∀`)
「餅は餅屋。」
とか、考えてそうだなぁ。

返す返す失礼いたしました。
どうかまたコメントくださいませ。