緑のカーテン

2012年8月1日 日常
緑のカーテン
緑のカーテン
禍々しいまでに赤い。

ゴーヤ=苦瓜。
熟れると外側から黄色くなって、
種は真っ赤なゼラチン質に包まれます。
すごいなー…九州育ちの自分でさえ、これは知らなかった。
毒々しいまでの、鮮やかな赤。血赤。
この色好きだけど、ゼラチン質だとちょっとホラー風味。
口に入れるとほんのり甘い。でも匂いはゴーヤ(笑)
シクロって映画で熟れた熱帯の果実をナイフでスパッと切ると
果物の断面が現れて、
それがやっぱり外見から想像もしない色と質感で、
熟れ崩れそうな様子が、女性の肉体の隠喩っぽくて。
グロテスクで衝撃的だけどエロティックで美しい。
そのシーンを思い出しました。

九州育ちですが、黄色くなったゴーヤの中身がこんなになってるのは初見。

初夏に友達から貰った二株のゴーヤ。
それぞれ種類が違って、そのうちの一つは放置しても緑のまんま。
もう一つはたちまち熟れて黄色くなって、中身はこの有様。
緑のカーテンを作る為に育てているんですが、こんな発見があるのも自家栽培
ならではですね。

今日も強烈にあつい。

子供の頃の、暑いけど楽しかった夏は、今どこに。

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