ku:nel (クウネル) 2013年 03月号
2013年2月10日 読書
表紙が斬新。
書店の棚見てあれ?コレなに?
え?あ、ku:nelかぁ!…って思いました。
今回とても心惹かれたのが「祈りの森へ」と名付けられた
一連の美しい写真。
澤村木綿子さんという作家さんの、衣装ともぬいぐるみとも
分類不可能なオブジェ。
この方の作品は布とかビーズとか鳥の羽根とかを使い、刺繍の技術で作り上げられた
作品を、人が纏うことによって完成するというユニークなもの。
http://colocal.jp/topics/art-design-architecture/local-art-report/20120921_11861.html
上のサイトにも掲載されているシロクマのお母さんや、灰色のオオカミ、白い鳥の
羽根を繊細に繋げてつくった、天使の翼のついたドレス。
着ぐるみみたいなものなのですが、細密で何か神秘的な美しさのあるコスチュームは
むしろ呪術的なパワーすら感じます。
これらの<作品>たちは自然の力が形をとって現れたもので、それを纏うことで
人と自然が分ち難く渾然一体となった姿を表現しているのだそう。
着る人と一つになって、冬枯れの森の中にすーっと立つ姿は精霊のよう。
温かく優しくもあるけれど、何か畏怖に似た感覚をも呼び起こします。
これは是非、実物を見てみたいなぁと思いました。
さて。
今回の特集は「よろず相談 うけたまわり〼」ということで。
毎朝のミルクティー、もっとおいしくなりませんか?という比較的フツーのものから
(といっても回答内容は全然フツーじゃなくてマニアックなんだけどw)
網戸でコウモリが冬眠。わたしはどうすればいいのでしょう?なんてユニークなもの
まで(とても真面目な回答&無事コウモリさんは救出されたようです)
楽しめました。が。これにはちょっとビックリ。
『料理の味が決まらないのです』
レシピの<適宜>や<少々>の意味がわからない。美味しい、の加減って?
という質問なんですけど…。
えーーーーーっと。ちょっとビックリ。
料理するとき大抵、こんなもんかな?と勘で塩や醤油や砂糖やコショーを投入してる
自分としては、<美味しい>の加減=自分好みの味の加減、なんですよね…。
なんだろう?この質問の意味が分からん。
と、しばし考えてふと。
もしかして、この質問者は味付けに<正解>と<不正解>があると思っているのかもしれないなぁと。
「おいしい!」って感覚は人それぞれじゃないのかなぁ。
極端にしょっぱいとか甘ったるいってのは問題外だけど、家で作るごはんって、
作り手によって少しずつ味が違って来るのは当たり前なんだから、◯◯さんちのみそ汁は正解で、XXさんちのは不正解、ってのはないと思うし。
体調によって少々塩気が強くなったり薄味になったりって変動があったりするのも、
家庭料理らしくていいんじゃないだろうか?
レストランで出す料理がそれじゃあうまくないだろうけどね(笑)
書店の棚見てあれ?コレなに?
え?あ、ku:nelかぁ!…って思いました。
今回とても心惹かれたのが「祈りの森へ」と名付けられた
一連の美しい写真。
澤村木綿子さんという作家さんの、衣装ともぬいぐるみとも
分類不可能なオブジェ。
この方の作品は布とかビーズとか鳥の羽根とかを使い、刺繍の技術で作り上げられた
作品を、人が纏うことによって完成するというユニークなもの。
http://colocal.jp/topics/art-design-architecture/local-art-report/20120921_11861.html
上のサイトにも掲載されているシロクマのお母さんや、灰色のオオカミ、白い鳥の
羽根を繊細に繋げてつくった、天使の翼のついたドレス。
着ぐるみみたいなものなのですが、細密で何か神秘的な美しさのあるコスチュームは
むしろ呪術的なパワーすら感じます。
これらの<作品>たちは自然の力が形をとって現れたもので、それを纏うことで
人と自然が分ち難く渾然一体となった姿を表現しているのだそう。
着る人と一つになって、冬枯れの森の中にすーっと立つ姿は精霊のよう。
温かく優しくもあるけれど、何か畏怖に似た感覚をも呼び起こします。
これは是非、実物を見てみたいなぁと思いました。
さて。
今回の特集は「よろず相談 うけたまわり〼」ということで。
毎朝のミルクティー、もっとおいしくなりませんか?という比較的フツーのものから
(といっても回答内容は全然フツーじゃなくてマニアックなんだけどw)
網戸でコウモリが冬眠。わたしはどうすればいいのでしょう?なんてユニークなもの
まで(とても真面目な回答&無事コウモリさんは救出されたようです)
楽しめました。が。これにはちょっとビックリ。
『料理の味が決まらないのです』
レシピの<適宜>や<少々>の意味がわからない。美味しい、の加減って?
という質問なんですけど…。
えーーーーーっと。ちょっとビックリ。
料理するとき大抵、こんなもんかな?と勘で塩や醤油や砂糖やコショーを投入してる
自分としては、<美味しい>の加減=自分好みの味の加減、なんですよね…。
なんだろう?この質問の意味が分からん。
と、しばし考えてふと。
もしかして、この質問者は味付けに<正解>と<不正解>があると思っているのかもしれないなぁと。
「おいしい!」って感覚は人それぞれじゃないのかなぁ。
極端にしょっぱいとか甘ったるいってのは問題外だけど、家で作るごはんって、
作り手によって少しずつ味が違って来るのは当たり前なんだから、◯◯さんちのみそ汁は正解で、XXさんちのは不正解、ってのはないと思うし。
体調によって少々塩気が強くなったり薄味になったりって変動があったりするのも、
家庭料理らしくていいんじゃないだろうか?
レストランで出す料理がそれじゃあうまくないだろうけどね(笑)
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