定期的に何故かすっ…ごく見たくなるドラマ、それが空☆。
典型的な萌えドラマ。
好きなシーンだけつまみ食いしながら見るってのもあるのですが…
1〜3話まで一気に。

このドラマ、面白いのは見返すごとにツボが変わっていくこと。
(といっても全部キムラの出てるシーンなんすけど)
今回はまず、涼の目線と仕草にヤラレた。
人の目を、下から掬い上げるように覗きこむ。
視線を外さず、瞬きもしない。
そして、新しい人・場所と向かい合ったときの、素早く対象をスキャンし、確かめる
ような独特の仕草。
いつでも逃げ出せるor応戦できるよう本能的に警戒している者のそれ。
…まるで野良犬だな、涼って。
それだけで、彼がどんな人生を歩んできたのか、直感的に伝わる。
だから美羽を見つけた時、一瞥めの羨望のまなざしが、美味しい餌を見つけた時の
獣の目つきに変わる瞬間や、海辺のシーンの虚無の表情が生きるんだよなぁ。

その対極にあるのが優子とのシーン。
出会いの瞬間から警戒を解いていて、出会いを重ねるたびにどんどん表情が自然に
なっていく。
3話のクライマックスは火傷跡を見せ合うシーンだけど、優子の手がふっと
肩に置かれた時の、完全に動揺した、怯えてると言ってもいいような表情。
心の奥に仕舞ってしっかり鍵をかけておいた柔らかい部分を、無垢な指先で
ふっと触られた時の。

この瞬間、涼は優子への自分の感情を自覚し始めたんだろうな。
それが、最後は身を滅ぼすとも知らずに。

いや、何か予感はあったのかも?
あの表情は。


あー…。
キムラのお芝居ってなんでこう繊細なんだろう?
涼が、彼の中に入り込んで体の反射から何から半ば支配してるみたいな。
さて、続きはいつ見よう?

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