大貫妙子のアルバムを買って聞いてるうちに
YMOが聞きたくなってつべで検索。
めっちゃカッコいい『Tong Poo/東風』を見つけて聞き入ってしまいました。

http://www.youtube.com/watch?v=THGdxqehClo

早速アルバム購入。

で、このTong Poo、何かに似てるんだよなぁ…と気になっていろいろ考えたんだけど
これ、似てません?

http://www.youtube.com/watch?v=PhRa3REdozw

『バッハ 小フーガト短調』
メインのキーボードのメロディとか、同じ旋律を繰り返しながら少しずつ
展開していく構造とか。
さすが音大出の教授wの在籍バンドだ。

うちにはYMOのベストもあるんだけど、それより全然カッコいい。
いつの演奏?と調べてみると散開コンサートの音源でした。
解散とせず散開としたところがらしいなぁと思いつつ、当時あんまり関心もなく、
思い入れもなかったんですけど、今聞いてみるといい。
1983年の録音。
今から30年ほど前にすでにこういう音があったんだよなぁ。
いろんなアーティストに影響与えてるなぁと改めて思う。
ジャケットはアレですが(笑)中身はとってもいい。
ヒット曲ばかり網羅してるので、私のように熱心でなかった人間でも楽しめる。

それからコレ。
『Kimi Ni Munekyun-Uwaki Na Vacance(君に胸キュン)』

http://www.youtube.com/watch?v=uOsD-ivet54&list=PL063C02C063446A03&index=21

凄いアイドル臭www 好きだ。
一人称の<ボク>がナルシストで自意識過剰なとことかダッサダサで80年代だな。
♪イタリアの映画でも 見てるようだね☆♪
ってアホすぎるでしょ(笑)
バックとか凝ってるんですよー。すっごく細かくいろんな音を入れて、
どっちかっていうと単調な曲をカラフルにファンタジックに聞かせるのが職人技。
イントロだけで気分があがります。

17歳のムスコに聞かせてみました。
「音はなかなかいい。歌詞はバカ臭いけど、青春してるw」
そうか。
80年代も2013年も、青春のバカ臭は同じなのか。
これを聞いているとバブリーで能天気だった懐かしい日本の空気感を思い出す。
恥ずかしいノリだけど、とってもキャチャーでよく出来てます、歌詞もメロディも。
これを30過ぎのインテリのオッサンミュージシャン(当時)が三人でヘンなフリつきでやってたんだよなぁ。
自虐的羞恥プレイですね。
日本の<アイドル>のイメージってあんまり変わってないんだな。

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