(ニセ)アカシアの花。
2013年5月4日 植物 コメント (2)
今日は朝からすっきり晴れ。
自転車で多摩川沿いのサイクリングロードを走りました。
日差しは強いけれど、吹く風はまだ肌寒い。
今年は寒いGWですね…いつもの年なら薔薇が盛りの頃なのに。
ようやく満開になったキモッコウがあちこちの庭先を明るい黄色に染めている。
多摩川沿いでは白い房状の花が垂れ下がった樹が見られます。
今、丁度アカシアの花の盛り。(写真)
背の高い樹も低い樹も、びっしり花をつけて、風にのってふわふわと香りが漂う。
アカシアの花の香り、嗅いだことはありますか?
藤の花の香りに独特の青臭さを加えたような、濃厚な蜜の匂いがします。
藤と同じくマメ科の植物だそうです。
ミツバチがたくさん集まって夢中で蜜を集めていました。
この花から採れる蜜が『アカシア蜂蜜』なんだそうです。
茶色っぽい百花蜜と比べてずっと明るい黄金色で、ふんわり優しい香りがします。
ところが調べてみてびっくり。
白い花のアカシアは実は、本来のアカシアではないそうで、区別するために
<ニセアカシア>と呼ばれているのだそう。
19世紀に日本へ導入される際、間違って<アカシア>の名前がついたとか。
本来のアカシアは所謂<ミモザ>の仲間の総称らしく、海外のサイトで調べたら、
確かにacasiaの項には黄色いミモザのポンポンの花がずらりと並んでました。
<ニセアカシア>はBlack Locustと呼ばれているみたいです。
ううむ。なんだかややこしい。
Frederic MalleというメゾンにUne fleur de Cassieという香水があります。
アカシア(=ニセアカシア)の青臭くてパウダリーな匂いがする。
…と思っていたんですが、実はミモザの香りだったんだなぁ。
(*Cassie=アカシア)
アカシア=ニセアカシアの花の青さ、何かに似てると思ったら栗の花だ。
藤の花の濃厚な甘さに栗の花独特の青臭さ。
梅雨の頃、しとしと降る雨にぴったりのもわもわ〜っと漂ってくるあの匂い。
好きになれないんだけど、頭の中で梅雨のイメージを思い浮かべると、湿った空気とワンセットで必ず鼻先に蘇ってくるのです。
もうあとひと月もすれば梅雨…一年の半分まで来ちゃうんだなぁ。←気が早い。
自転車で多摩川沿いのサイクリングロードを走りました。
日差しは強いけれど、吹く風はまだ肌寒い。
今年は寒いGWですね…いつもの年なら薔薇が盛りの頃なのに。
ようやく満開になったキモッコウがあちこちの庭先を明るい黄色に染めている。
多摩川沿いでは白い房状の花が垂れ下がった樹が見られます。
今、丁度アカシアの花の盛り。(写真)
背の高い樹も低い樹も、びっしり花をつけて、風にのってふわふわと香りが漂う。
アカシアの花の香り、嗅いだことはありますか?
藤の花の香りに独特の青臭さを加えたような、濃厚な蜜の匂いがします。
藤と同じくマメ科の植物だそうです。
ミツバチがたくさん集まって夢中で蜜を集めていました。
この花から採れる蜜が『アカシア蜂蜜』なんだそうです。
茶色っぽい百花蜜と比べてずっと明るい黄金色で、ふんわり優しい香りがします。
ところが調べてみてびっくり。
白い花のアカシアは実は、本来のアカシアではないそうで、区別するために
<ニセアカシア>と呼ばれているのだそう。
19世紀に日本へ導入される際、間違って<アカシア>の名前がついたとか。
本来のアカシアは所謂<ミモザ>の仲間の総称らしく、海外のサイトで調べたら、
確かにacasiaの項には黄色いミモザのポンポンの花がずらりと並んでました。
<ニセアカシア>はBlack Locustと呼ばれているみたいです。
ううむ。なんだかややこしい。
Frederic MalleというメゾンにUne fleur de Cassieという香水があります。
アカシア(=ニセアカシア)の青臭くてパウダリーな匂いがする。
…と思っていたんですが、実はミモザの香りだったんだなぁ。
(*Cassie=アカシア)
アカシア=ニセアカシアの花の青さ、何かに似てると思ったら栗の花だ。
藤の花の濃厚な甘さに栗の花独特の青臭さ。
梅雨の頃、しとしと降る雨にぴったりのもわもわ〜っと漂ってくるあの匂い。
好きになれないんだけど、頭の中で梅雨のイメージを思い浮かべると、湿った空気とワンセットで必ず鼻先に蘇ってくるのです。
もうあとひと月もすれば梅雨…一年の半分まで来ちゃうんだなぁ。←気が早い。
コメント
黄色いモッコウバラが満開の時期ですね。
優しげな黄色と、丸い花が連なった様子がかわいいです。
一重のものはいい香りがするそうですが…
フレデリック・マルのUne fleur de Cassieはアカシアの花のことだったんですね!
あの黄色くて細かくてふわふわした感じのミモザの花、の香りなのか…
「ミモザ」はもともと「ミモザアカシア」なんだと聞いたことはあったのですが、「アカシア」はずいぶん多様な花の総称なんですかね…
アカシアに似てるからニセアカシアなんだと思っていましたが、
黄色いミモザとニセアカシアは、似てなさすぎですよね~
この記事の写真の花から連想するのは、ミモザというより、エニシダかな…
Une fleur de Cassieは香りを嗅いでみたことがあります。
天然の花の青臭さと洗練された香りが混じり合って素敵だと思いました。
ただアルデハイドが気になって。
その時は試香紙で嗅いだだけだったんです。
栗の花のことを言われてみると、あのなんとも言えない野生の青臭さと扇情的な香りの要素が、アカシアにもありそうに思えてきました。
話はつながりませんが。
海賊と呼ばれた男の40代をキムラさんに演じてほしいという話。
演じてほしいという発信が嬉しい。
やるとなったら完璧にやるキムラさんの、完璧を超えてふと出る表情を観たいものです。
そういうものを引き出されるのも嫌いじゃなさそうなので。
アカシア=ミモザはマメ科アカシア属、ニセアカシアはマメ科ハリエンジュ属。
どちらもマメ科ですが、下位分類では別のカテゴリーに分類されています。
今の時期、東京辺りでよく見るミモザはギンヨウアカシアという種類で香りません。
二年前に訪れた松本市で、偶然香るミモザ=フサアカシアと出会いました。
青みのある繊細な甘さのよい香りだったと記憶しています。
香水だとラルチザンパフュームのmimosa pour moiが一番近いような←うろ覚えw
une fleur de cassieは違うんだよなぁ…確かにアルデヒド強かったかも。
金属的でシャープなパウダリーさが、纏うにはちょっと…と思わせる(笑)
>完璧にやるキムラさんの、完璧を超えてふと出る表情を観たいものです。
主役となると考え抜いて役にアプローチしてしまうんじゃないかなぁ。
もちろんそんなキムラも良いんだけれども、ハウルやShitaoみたいに直感的に演じる
姿を見たいです。
二番手、三番手はそういう意味で美味しいと思うんですけど…。
マネージメントも拘りを取っ払って可能性を伸ばす方向を模索してほしいですね。