http://www4.nhk.or.jp/switch-int/x/2013-04-27/31/31203/
録画してたNHK Eテレの「SWITCHインタビュー 達人達」4/27放送分を
(今頃ですが)見た。
元オリンピックメダリスト、『走る哲学者』と呼ばれる為末大氏。
世界屈指の移植外科医、現コロンビア大学の加藤友朗氏。
面白い。
是非番組を見て頂きたくて探したのですが、映像が見つからず。残念!
アスリートと外科医。
一見共通項なさそうなお二人ですが、『人間の肉体ととことん向き合う』の一点で
考え方や仕事への取り組み方にとても似通ったところがある。
そんなお二人の対談の、SWITCH=ツボがいくつかあったのですが…。
・アスリートの直観、医師の直観
長時間集中してるとトイレにも行かないしお腹も空かない。
加藤氏は最長30時間を超える手術でも、眠くなることはなかった、と。
為末氏も自分の肉体と向き合い、練習に没頭していると同じ状態になるそうです。
そのときの感じを
『体が先に動く。頭で考えたのではなく、思考より先に肉体が動いてしまっている』と表現されていました。
・異常は硬さに現れる
加藤氏によると癌は必ず<硬い>のだそうです。
また、硬さ=肉体の老化の象徴でもある、と。
為末氏は若い頃と比べ肉体の衰えを感じたのが、アキレス腱とふくらはぎの筋肉の
<硬さ>だった、関節が開かなくなって行くのを感じたと。
年を重ねれば肉体は衰え、硬くなる。
同様に人は年齢を重ねるごとに経験値を積み上げていくけれど、考え方やものの見方を枠に填め、硬直を招くこともある。
それを避けるには、意識して枠を取っ払う努力が必要。
・「勝ちたい」と「勝たなきゃいけない」は違う
義務と化した瞬間から、不安や苦痛、疑念が生まれる。
努力<しなければいけない>では必ず無理が生じる。
モチベーションを保つには「勝たなきゃいけない」では駄目で「勝ちたい」という
気持ちが大切である。
・Noから始めない
例えば「この手術は不可能です」と決めつけるのでなく、何かしら道はある、と
考えるところから思いもよらない直観が生まれ、全く新しい方法を思いつく。
為末氏も、日本人がトラック競技で金メダルを取るのは不可能だ、という先入観を
取っ払い、様々な角度から競技を分析し、自らの肉体ととことんまで向き合い、
オリンピックでの銅メダルを手にしたそうです。
・完璧を求める者だけが先に進める
これでいいだろうと思っても、いや完璧ではない、と一旦築き上げたものを壊して
最初から積み上げ直しができるか、できないか。
完璧を求めて、ねちっこく細かいところに拘って何度でもやり直すのを厭わない者
だけに道は開ける。
…為末氏の言葉がいちいちキムラのイメージと重なってしまって(笑)
どんだけキムラ脳なんだw
肉体ととことん対話し、細部まで徹底したかと思うと俯瞰の目で見つめ、やり直し。
気の遠くなるような作業の果てに閃くのが肉体の思考=直観である…。
もしキムラが内面を語る言葉をたくさん持っていたら。
同じような話をするだろうなぁと思ったのでした。
本人も「アスリートに憧れる」とあちこちで話していますが、恐らく深い部分で
共感することが多いのかもしれない。
彼の言う<アスリート>はきっと肉体で考える人の意味なのでしょう。
思考とか知性と言うとき、普通は頭で考え、言葉で表現するものを指すけれど、
また別の現れ方をする思考、知性もあるのではないでしょうか。
それは本に書く事はできないけど、目で見て心で感じられる質のもので…。
実は人を動かすのは言葉よりむしろコッチの力ではないかと思えてなりません。
関係ないけど。
Space Oddity@SOYOUS
http://www.youtube.com/watch?v=KaOC9danxNo
Twitterで話題になってたんですが、某8ちゃん番組で紹介されたとか。
すっごーーーーーーい!!!
でも、歌詞的に…いいのか…(笑)
録画してたNHK Eテレの「SWITCHインタビュー 達人達」4/27放送分を
(今頃ですが)見た。
元オリンピックメダリスト、『走る哲学者』と呼ばれる為末大氏。
世界屈指の移植外科医、現コロンビア大学の加藤友朗氏。
面白い。
是非番組を見て頂きたくて探したのですが、映像が見つからず。残念!
アスリートと外科医。
一見共通項なさそうなお二人ですが、『人間の肉体ととことん向き合う』の一点で
考え方や仕事への取り組み方にとても似通ったところがある。
そんなお二人の対談の、SWITCH=ツボがいくつかあったのですが…。
・アスリートの直観、医師の直観
長時間集中してるとトイレにも行かないしお腹も空かない。
加藤氏は最長30時間を超える手術でも、眠くなることはなかった、と。
為末氏も自分の肉体と向き合い、練習に没頭していると同じ状態になるそうです。
そのときの感じを
『体が先に動く。頭で考えたのではなく、思考より先に肉体が動いてしまっている』と表現されていました。
・異常は硬さに現れる
加藤氏によると癌は必ず<硬い>のだそうです。
また、硬さ=肉体の老化の象徴でもある、と。
為末氏は若い頃と比べ肉体の衰えを感じたのが、アキレス腱とふくらはぎの筋肉の
<硬さ>だった、関節が開かなくなって行くのを感じたと。
年を重ねれば肉体は衰え、硬くなる。
同様に人は年齢を重ねるごとに経験値を積み上げていくけれど、考え方やものの見方を枠に填め、硬直を招くこともある。
それを避けるには、意識して枠を取っ払う努力が必要。
・「勝ちたい」と「勝たなきゃいけない」は違う
義務と化した瞬間から、不安や苦痛、疑念が生まれる。
努力<しなければいけない>では必ず無理が生じる。
モチベーションを保つには「勝たなきゃいけない」では駄目で「勝ちたい」という
気持ちが大切である。
・Noから始めない
例えば「この手術は不可能です」と決めつけるのでなく、何かしら道はある、と
考えるところから思いもよらない直観が生まれ、全く新しい方法を思いつく。
為末氏も、日本人がトラック競技で金メダルを取るのは不可能だ、という先入観を
取っ払い、様々な角度から競技を分析し、自らの肉体ととことんまで向き合い、
オリンピックでの銅メダルを手にしたそうです。
・完璧を求める者だけが先に進める
これでいいだろうと思っても、いや完璧ではない、と一旦築き上げたものを壊して
最初から積み上げ直しができるか、できないか。
完璧を求めて、ねちっこく細かいところに拘って何度でもやり直すのを厭わない者
だけに道は開ける。
…為末氏の言葉がいちいちキムラのイメージと重なってしまって(笑)
どんだけキムラ脳なんだw
肉体ととことん対話し、細部まで徹底したかと思うと俯瞰の目で見つめ、やり直し。
気の遠くなるような作業の果てに閃くのが肉体の思考=直観である…。
もしキムラが内面を語る言葉をたくさん持っていたら。
同じような話をするだろうなぁと思ったのでした。
本人も「アスリートに憧れる」とあちこちで話していますが、恐らく深い部分で
共感することが多いのかもしれない。
彼の言う<アスリート>はきっと肉体で考える人の意味なのでしょう。
思考とか知性と言うとき、普通は頭で考え、言葉で表現するものを指すけれど、
また別の現れ方をする思考、知性もあるのではないでしょうか。
それは本に書く事はできないけど、目で見て心で感じられる質のもので…。
実は人を動かすのは言葉よりむしろコッチの力ではないかと思えてなりません。
関係ないけど。
Space Oddity@SOYOUS
http://www.youtube.com/watch?v=KaOC9danxNo
Twitterで話題になってたんですが、某8ちゃん番組で紹介されたとか。
すっごーーーーーーい!!!
でも、歌詞的に…いいのか…(笑)
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