すますまの歌のところだけリピしてみた。
青イナから始まってそんなに曲数ないんだけど、キムラの印象がコロコロ変わって
見てるだけで面白い。
楽曲に合わせて演じ分けてるんだなぁと実感させられる。

ダンサブルでダイナミックな曲は思いっきり身体を動かして表情も挑発的。
オスの匂い全開(笑)
でも嫌らしくなる一歩手前、ぎりぎりのラインでしっかり踏みとどまっている。
強烈にアピールしながらやり過ぎない。
逆にNaiYaiやTake offの頃はロングヘアに妙に柔らかな身体の動きで、
顔立ちも優しくて女性的。
NaiYaiでだらっとした赤いニットに黒いスカーフで踊った回なんてモロに
<綺麗なおねいさん>(笑)
で、やっぱり気持ち悪くなる一歩手前の、ギリギリのラインで踏みとどまる。
そして昨日見た朝日を見に行こうよの彼は、アンドロギュノス…
両性的または性を感じさせない存在。
これと似た感じの、あったよなぁ。…そうそう、charaゲストの一回目だった。
黒髪で華奢で伏し目がちで無表情。
なんだけど、お人形っぽくはない。
ひやっとした青白い肌の下に温かい血が流れているのを確かに感じる。
目がきらきらと輝いて、命の温かさをいっぱいに湛えているからだろうか。
冷たい氷の中にひっそり灯されたキャンドルの炎のように。

最近こういうキムラを見ていないなぁ…。
まぁもう40歳ってのもあるし、ずーっと黒いし(笑)
でも一見ひんやりした無機質な繊細さに、人間らしい温かさをそこはかとなく
滲ませる感じって年齢に関係なく表現するやり方、あると思う。
歌でもダンスでもお芝居でも、そんな彼を見たい。

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