安堂ロイドになったARXⅡ-13
2013年11月6日 TV『あなたの名前はロイド。私が安堂だから、安堂ロイド。
…ダジャレか?
人間の名前なら文句はない。 初めての名前だ。
ありがとう。 なまえ、 くれて。』
二人のやり取りを見て、ついにこの瞬間が来たなぁ、とジーンとなった。
A.I.を搭載した機械、<モノ>だったARXⅡ-13に名前がついた。
「麻陽ちゃん。コイツを頼む。すごく…いいヤツなんだ。」
「名前は…思い出せないが。ごめん。」
ナビエの遺言。
それは桐生を装ったアンドロイドが欺くために記憶したセリフの単なるリフレイン
だったのか、それともナビエ自身のことばだったのか。
「人間の名前なら文句はない。」
名前は、<モノ>だったARXII-13を<彼>にした。
人間らしさ=感情や感覚に憧れとある種の恐れを抱いていたアンドロイドに、
麻陽は彼女らしい明るさと無邪気さから名前をつけた。
それがどれだけ深くて重い意味を持つか。
黎士のトレードマークの眼鏡から取ったロイドに、安堂の姓。
麻陽も、間接的ではあるけれど大事なものを受けとった。
死の83分前に黎士が代金を支払い必ず受けとりに来ると言い遺した婚約指輪。
涙を流したロイドの言葉。
「俺が忘れたら誰があいつのことを…」
「君はどうだ?」
「消したくない。黎士の記憶、消したくないよ。」
黎士と麻陽の想いが詰まった指輪は、命をかけて闘った血塗れの手で渡される。
麻陽は黎士の記憶と一緒にそれを渡したロイドの記憶をも受けとった。
女は名前を与え、男は契約の徴に指輪を手渡す。
ロイドは名実共に彼女のパートナーとなった。
クライアントの依頼が絶対的だとしても、その魂は安堂麻陽のもの。
…ダジャレか?
人間の名前なら文句はない。 初めての名前だ。
ありがとう。 なまえ、 くれて。』
二人のやり取りを見て、ついにこの瞬間が来たなぁ、とジーンとなった。
A.I.を搭載した機械、<モノ>だったARXⅡ-13に名前がついた。
「麻陽ちゃん。コイツを頼む。すごく…いいヤツなんだ。」
「名前は…思い出せないが。ごめん。」
ナビエの遺言。
それは桐生を装ったアンドロイドが欺くために記憶したセリフの単なるリフレイン
だったのか、それともナビエ自身のことばだったのか。
「人間の名前なら文句はない。」
名前は、<モノ>だったARXII-13を<彼>にした。
人間らしさ=感情や感覚に憧れとある種の恐れを抱いていたアンドロイドに、
麻陽は彼女らしい明るさと無邪気さから名前をつけた。
それがどれだけ深くて重い意味を持つか。
黎士のトレードマークの眼鏡から取ったロイドに、安堂の姓。
麻陽も、間接的ではあるけれど大事なものを受けとった。
死の83分前に黎士が代金を支払い必ず受けとりに来ると言い遺した婚約指輪。
涙を流したロイドの言葉。
「俺が忘れたら誰があいつのことを…」
「君はどうだ?」
「消したくない。黎士の記憶、消したくないよ。」
黎士と麻陽の想いが詰まった指輪は、命をかけて闘った血塗れの手で渡される。
麻陽は黎士の記憶と一緒にそれを渡したロイドの記憶をも受けとった。
女は名前を与え、男は契約の徴に指輪を手渡す。
ロイドは名実共に彼女のパートナーとなった。
クライアントの依頼が絶対的だとしても、その魂は安堂麻陽のもの。
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