2/4は立春だったのですが私の住む多摩地区(東から西に細長い東京都の真ん中辺)
は夕方から再大直径3センチはありそうな雪が舞いました…。
そして今朝はマイナスの冷え込み…春はどの辺りに立ってらっしゃるんでしょう。
数日前は最高気温17℃まで上がったので、余計寒さが身に沁みます…。
武蔵は4巻にようやく突入(笑)
平行して数冊の本を読んでいるので、なかなか進まないのです。
読んでる中では一番読みやすいんだけれども。
武蔵スタッフブログの「下り松」の血糊飛び散りシーンはこの巻の終わり頃です。
芸妓・吉野太夫と武蔵のくだりも興味津々。
美貌と知性、深い見識を兼ね備え、自己プロデュースの天才だったらしいこの女性が
天賦の才はあれど無骨きわまりない武蔵とどんなふうに絡んでいくのか。
しょーじきお通と武蔵よりこっちのがエキサイティングです←
今度の宮本武蔵に吉野太夫との絡みも描かれるのかしら。

先日ふと思い出して『一分』撮影中のキムラ@すますま を見ました。
個人的なbest10に入るモンマジゲストのAround The World。
ちょっと胡散臭いチャイニーズ・ディスコ風のアレンジの曲調にカンフー風の振付けがベストマッチ。
サラッサラの栗色ロンゲにネイビーの帽子、ノースリーブにレギンス並みのウルトラスリム・パンツのキムラは、真っ白いきめ細やかな肌にうっすら無精髭。
何より素晴らしいのがその動き。
一分撮影で、極限まで絞り込まれた肉体と刃物の如く研ぎ澄まされた神経が作りだす
武闘派ダンス。
一挙手一投足が抜き身の白刃の迫力を持ち乍ら、その動きはほっそりしなやかで決して折れることのない若竹のよう。
一つのステップが次のステップを産み、流れる水が一瞬たりとも静止することがないように、最初から最後まで途切れることなく続くダンス。
それは美しく完成された舞踏であり同時に一瞬の隙をも見せない剣の構えに似て、
精神と肉体の極度の緊張状態に音楽とダンスが完全にシンクロした奇蹟。

一転、クレイジーケンバンドとのコラボでは倦んだ男の、どこか崩れた色気を全身に
オーラのように纏い付かせながら、楽しげに享楽的に踊り歌う。
一昔前の場末のブルースのテイストをアレンジして大真面目に再生させたバンドの、音楽と妖しげなピンクと黒とブルーに似合いすぎるほどピッタリだった。

翻って。
今週のすますま。
あkbの女の子たちとダンスする姿に、心の中に女子高生とセクシーお姉さんを飼う男
…という唐突な確信を思い浮かべ、たぶん倍は年上の彼のが可愛くてキレイって
どうよ!?とツッコミを入れつつ。
これが一分当時のような、研ぎ澄まされた身体表現と大人の男の色気を誘発する様な
ゲストであったなら…と思うと口惜しくてたまらなかったりもするのでした。

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