大雪のあとに…

2014年2月16日 日常
どうなちゃったんだ?と思わずには居られない東京の大雪であります。
二週続けてですからね。
前の雪も解けぬうちに。
温暖化だ、いや氷河期だと、諸説あるでしょうけど、地球という巨大な環境全体で
起きている変化の要因を容易には突き止められないだろうし、完全な予測など不可能だろうし、ましてや予防手段などないので。
少しでも被害が小さくなりますようにと祈るしか、ない。
雪の止んだ後も、できるのはせいぜい自宅の周りの雪かき位で。
そんな中、ライフラインを守るために懸命に働いてくださっている人たちが居る。
夜半からみぞれ混じりの冷たい雨に変わり、足元の雪はぐずぐずになって重さを増し
足場の悪い中、寒さに耐えながら。
異常事態の東京で、部屋の中で温まりながらTVやネットで情報を収集できるのも、
知らない所で尽力してくださる方々が居るから。
Twitterのお陰でほぼリアルタイムで出来事と画像を見ることができ、そんな当たり前のことを今更ですが、実感いたしました。
その場に行って「ありがとうございました!」を伝えることはできませんけど、TLで呟くだけでもいい、感謝の気持ちを表してみるのもいいんじゃないかなぁと。
生かされてる、んだよな、みんな。

生かされている。

キムラが時々口にする言葉でもある。

武蔵のスタッフブログ更新。
http://www.tv-asahi.co.jp/reading/musashi/?show=all
身を切る寒さの中、川の流れにレールを敷く人たちの姿。
ここに写真がUPされなければ、私たちが知ることもなかっただろう光景。
下り松のセットの解説も感嘆したけれど、この写真には働く人たちの姿がある。
だから、余計に生々しくてなにか胸に迫るものを感じる。
シーンとしてはほんの数分とか、時にはカットされたりもする。
でも、それが無ければ成立しないはずの映像がある。
その為に、現場の全員が力を合わせて作り上げる。
キムラは常にこんな光景を目にし、肌で感じているに違いない。
だから彼は自分を<出演部>と呼ぶ。
ドラマでも映画でも同じ。
映像作品を作り上げる現場は、決してスマートで小綺麗ではない。
だからこそ、素直に見る目と感じる心があれば、たくさんのモノを見、考える。
それはたぶん、人の熱を肌で感じること。
自分が今存在していることの意義を、理屈でなく経験として理解すること。
脳も心も身体も常にフル回転して更新され、新鮮に保たれる。
だから…現場に居る彼はひときわ輝くのかも知れない。

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