彼だけの武蔵。(二つ目)
2014年3月17日 キムラさん コメント (2)身体能力も表現力も武道の心得もあの声も。
そして光を透過してくるくる猫の目のように色を変える瞳。
その全てが揃ったからこその、武蔵でした。
他の誰にも演じられないでしょう。
殺陣=アクションシーンに哲学を感じるなんて初めての経験です。
殺陣が、本当の意味で死を連想させる。
とにかく凄かった…。
76人斬りのシーン。
血塗れの顔に、また新しいステージに上がったなと確信しました。
素晴らしい、凄まじい。
そして光を透過してくるくる猫の目のように色を変える瞳。
その全てが揃ったからこその、武蔵でした。
他の誰にも演じられないでしょう。
殺陣=アクションシーンに哲学を感じるなんて初めての経験です。
殺陣が、本当の意味で死を連想させる。
とにかく凄かった…。
76人斬りのシーン。
血塗れの顔に、また新しいステージに上がったなと確信しました。
素晴らしい、凄まじい。
コメント
一乗寺下り松のあのシーンが生まれたことに感謝したいです。
後ろから切りつけられての「来いよ」とか。
その前も、剣だけでなく足技も繰り出してるんですよね。
あの早さ、殺気、本当に見たことのない殺陣でした。
そして、狂気を孕んだ死闘を制した男が、あの琥珀色や薄茶色に透き徹る瞳を持つという魅力。
余裕ありげな小次郎の抱える虚無と、それを埋められるのは武蔵だけ、という宿命にもしびれました。
酸鼻を極めるシーンなのに胸が高鳴るほど美しい。
殺戮の中の生への本能的な執着。
狂気に囚われ極度の興奮状態にありながら心のある部分は冷めて無音のような、そんな心境だったのかなと。
そんな印象を強くしたのはたぶん、キムラの殺陣が虚構の中の現実を孕んでいたから、という気がします。
小次郎と武蔵の関係性はお通と武蔵よりむしろ官能の色濃いものだったかと(笑)