月下美人(の挿し木にチャレンジ)
月下美人(の挿し木にチャレンジ)
月下美人(の挿し木にチャレンジ)
亡き母が育てていた月下美人。
実家でしっかり生きていた。
葉(実は茎)から髭みたく伸びてるのは気根。
空気中の湿気を吸収するため必死。
切りとって東京へ連れて帰りました。
土に挿しておくとそこから根付いて上手くすれば
三年後に花をつけるそう。
二枚目が月下美人の花。
夜咲いて受粉の為コウモリや蛾を引き寄せるため
強い芳香を放つ。
その香りはジャスミンの妖艶とユリの清楚を併せ持つ。
月夜にぼんやり浮かび上がる姿はさぞ妖しいに違いない。

母はこの花をスパルタ式で育てていました。
余り水をやらず、ギリギリで頑張らせる。
そのせいか大輪の美しい花を咲かせ、
手入れする人の居なくなった冬を生き抜いた。
私が妙に逞しいのも同じ理由か…?(笑)

一番下は実家近くの谷にかかる橋のところに咲いていた野生の藤。
独特の粉っぽく少し青みのある甘い香りが辺りに漂う。
引き寄せられた蜂たちが夢中で蜜を集めていた。
この花もぐぐっと寄って眺めるとなかなかに艶めいた色と姿をしている。
植物の持つ生命力。
彼らは何も語らないけれど、とてもとても強い。

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