記憶。@安堂ロイド#4 再見。
2014年6月12日 TV植田Pが「別モノです」と呟いてた4話、ディレクターズカット。
今見終わりました。
まだ見てない方もいらっしゃるので詳細は控えますが、なるほど。ある意味別モノ。
60分超えですから〜!!!!
毎回毎回、涙を飲んでカットしたシーンがたくさんあったんだろうな。
何なら全話ディレクターズカット仕様にしていただいても良かったのですが←
そしてまたまた涙してしまった自分がいる。
私事ですが、昨年11月と先月末、身近な人を相次いで亡くしました。
生前を知る身としては、目の前にある身体は何か別ものとしか感じられず。
生きている肉体と死んでいる肉体とはこうも違うのかと…。
そしてふと思ったこと。
「人が存在した<過去>は一体どこへ消えてしまうのだろう?」
目の前の肉体の、脳の何処かに過去は何らかの形で残っているのだろうか?
もしそうだとしたら、肉体が焼かれた後、過去はどこへ消えるのだろう?
人の<過去>はつまり<記憶>であります。
たとえば、私とかの人が過ごした時間の記憶。
それは今も私の脳内のどこかで眠っていて、ふとした拍子に蘇る。
ならば私が存在し、脳のメモリーが重大なダメージを受けない限り、かの人の過去も
また、存在し続けるはず。
ロイドは仲間は全部死んだと思っていた。
世界にたった一人、ナビエが生きていた。
記憶=過去を共有する人が存在していた。
メモリー=記憶を消去すれば別人格へ変化するはずの、アンドロイドという存在。
「それは無責任だ。」
数億人を抹殺した自分を罰するように、記憶=過去を残したままのロイド。
でも、記憶を消さない理由はそれだけだろうか?
「もし自分が忘れたら、誰が奴のことを」
どんなに苦渋に満ちた過去でも、記憶は自らの存在の証。
それがある限りARXⅡ-13としての生を保ち続ける。
彼が出会った仲間や敵や、殺した人間たちも、また。
自らをいつかは壊れる機械だと断言しながら彼は、生きている証を探そうとして
いたのだろうか。
そのロイドの、無自覚の感情の芽生えに揺れ動くこころが、無表情な真っ黒い瞳に
ちらりと見えた気がした。
そうか。
だから麻陽はARXII-13に名前をあげたんだね。
あなたは唯一無二の存在になりました。
私の肉体の機能が停止し、脳がその役割を終えるまで、あなたを憶えているよ。
ありがとう、なまえ、くれて。
今見終わりました。
まだ見てない方もいらっしゃるので詳細は控えますが、なるほど。ある意味別モノ。
60分超えですから〜!!!!
毎回毎回、涙を飲んでカットしたシーンがたくさんあったんだろうな。
何なら全話ディレクターズカット仕様にしていただいても良かったのですが←
そしてまたまた涙してしまった自分がいる。
私事ですが、昨年11月と先月末、身近な人を相次いで亡くしました。
生前を知る身としては、目の前にある身体は何か別ものとしか感じられず。
生きている肉体と死んでいる肉体とはこうも違うのかと…。
そしてふと思ったこと。
「人が存在した<過去>は一体どこへ消えてしまうのだろう?」
目の前の肉体の、脳の何処かに過去は何らかの形で残っているのだろうか?
もしそうだとしたら、肉体が焼かれた後、過去はどこへ消えるのだろう?
人の<過去>はつまり<記憶>であります。
たとえば、私とかの人が過ごした時間の記憶。
それは今も私の脳内のどこかで眠っていて、ふとした拍子に蘇る。
ならば私が存在し、脳のメモリーが重大なダメージを受けない限り、かの人の過去も
また、存在し続けるはず。
ロイドは仲間は全部死んだと思っていた。
世界にたった一人、ナビエが生きていた。
記憶=過去を共有する人が存在していた。
メモリー=記憶を消去すれば別人格へ変化するはずの、アンドロイドという存在。
「それは無責任だ。」
数億人を抹殺した自分を罰するように、記憶=過去を残したままのロイド。
でも、記憶を消さない理由はそれだけだろうか?
「もし自分が忘れたら、誰が奴のことを」
どんなに苦渋に満ちた過去でも、記憶は自らの存在の証。
それがある限りARXⅡ-13としての生を保ち続ける。
彼が出会った仲間や敵や、殺した人間たちも、また。
自らをいつかは壊れる機械だと断言しながら彼は、生きている証を探そうとして
いたのだろうか。
そのロイドの、無自覚の感情の芽生えに揺れ動くこころが、無表情な真っ黒い瞳に
ちらりと見えた気がした。
そうか。
だから麻陽はARXII-13に名前をあげたんだね。
あなたは唯一無二の存在になりました。
私の肉体の機能が停止し、脳がその役割を終えるまで、あなたを憶えているよ。
ありがとう、なまえ、くれて。
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