HERO#5.

2014年8月13日 TV
あなたは何のために働いているのか。

答えは人それぞれ千差万別だろう。
川尻部長は子供たちに検事という仕事を自分の言葉で語った。
それは検事のあり方の原点であり同時に理想である。
語りながら川尻部長は自らの仕事の、喜びと誇りを取りもどした。
その言葉はもしかして12歳の子供たちには些か難しかったかもしれない。
しかし子供たちの耳を傾けさせ、心に届いた。
言葉は、時に単語の意味を超え本質をダイレクトに届ける。
その人が発する言葉と真意、想い、願いとが伝わる瞬間。
川尻部長の真摯な、誇りに満ちた言葉は、確かにそんなチカラを感じた。
そして、彼と志を同じくする検事の、心の底からの美しい一礼を導き出した。

お芝居を超えたお芝居。
役者の言葉が役のセリフを超越し、心からのヴァイブレーションを伝える瞬間。
泣きそうになりましたよ…

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