つれづれ。
粉粧楼。

前にも書いたけど、初代は春先に突然枯れてしまい、
今育ててるのは二代目の株。
この株は買って来たときから何となく元気がなく、
冬場鉢から抜いてみたら、何と!
根にコガネムシの幼虫が6匹も…
(*コガネムシは薔薇にとって致命的。根を食い荒らしやがて枯れてしまう)
退治して肥料を入れて植え替え、なかなか新芽が出ないのを心配し、やっと出た葉も
なんだか元気がなく、ようやく茂ってきたら今度はチュウレンジバチの幼虫に食われ
梅雨はウドンコ病に、夏はカイガラムシに取りつかれ、どうなることかと(笑)
ようやくこの秋、本来の粉粧楼らしい花を咲かせてくれました。
花も樹も小ぶりですが、ほっそりした茎にぽってりした牡丹のような花が、俯き加減に咲くのがなんとも言えず風情があります。
中心から外側に向かって薄くなるうす紅色のグラデーション。
陽に透ける繊細な花弁。
そして甘くて、少しスパイシーな美しい香りを放つ。
どこか東洋的で、小さな天女を連想します。
茎が細すぎて切り花にはなりません。
上手く水を吸い上げることができず、すぐにしおれてしまうから。
なのでこの薔薇を愉しむには、自分で育てるか薔薇園で探すしかない。
そんなところも、この花に夢中になってしまう理由の一つかもしれません。


さて。
HEROも終わって久々に乾期だなぁ…。
昨日Twitterに『ジャニーズが表紙を飾ったカッコいいファッション雑誌』という
まとめ映像が流れてきました。

http://matome.naver.jp/odai/2141174906947894801

相当数の写真をざっと見たんですけど、いや〜。
写真一枚でもセンスとか個性とか表現力とか、わかっちゃうもんだな。
木村拓哉と長瀬智也の存在感、圧倒的。
雑誌のコンセプトや対象ターゲットの差ももちろんあります。
スタイリスト、カメラマン、ヘアメイク、そして編集者のセンスが鋭ければ、
それなりに「カッコいい」表紙は作れるでしょうし。
モデルとしてなら、カッコよく写ってるジャニーズは何人かいる。
それなりに顔がいい人をチョイスしてるだろうし(一部例外もあるがw)
しかし、それだけじゃ強い印象は残せない。
違いは何だろう?
つくづく眺めてふと。
木村と長瀬の写真には<彼ら自身>が映し出されている。
編集者やカメラマンの指示通りポーズを取るだけじゃこうはならない。
「自分がもしこの服を着るなら、どんなシチュエーションでどんな気分だろう?」
…つまりある種のストーリーを想像し、演じているのかもしれない。
服を着、カメラの前に立つと、ごく自然にスイッチが切り替わる。
ニュートラルな状態から表現するモードへと。
もちろんタレントとしての場数の違いも大きいだろうけど、こういうのって誰かに
教えられてできるものでもなさそうだ。
画家が絵を描き、文筆家が文章を書くように、彼らは自らの肉体を使う。
表現する本能。

…この二人の個性が絡み合ったらさぞ刺激的だろうなぁ。
バディムービーとかロードムービーとか…悲願だわ。

コメント

nophoto
明石
2014年10月4日13:35

こんにちは。
茎の細い粉粧楼から、細いうなじの美人を連想してしまいます。
香りよく美しい花を咲かせるまでに、ムシやら病気やらと戦っているんですね…

木村さんと長瀬さんとの共演、ぜひぜひ実現してほしいです!
早いうちに。
二人は相性良さそうで、密に演技プランを練れそう。
撮影の合間には大型ワンコのじゃれ合い的に遊んだり…
長瀬さんの男気を体現できる存在感もいいし、
後輩ながら頼もしい相棒を得て、木村さんものびのび演じられたらいいなと思うし、お互いに相手の繊細な芝居も引き出せるのではないでしょうか。
掛け合いの絶妙なとぼけたコメディー場面もいけそうですよね。
できれば、木村さんには、インモラルでもいいからセクシーな一面もある男になってもらって…
色白の肌では生々しすぎるほどのシーンのため、しなやかな筋肉を覆う柔らかい肌を焼いているんだ、と思って待ちたいw

HT
2014年10月4日16:18

明石さんこんにちは。

明石さんも薔薇、育ててみたらいかがでしょう?
なかなかいいっすよ、薔薇と過ごす時間♪

キムラと長瀬くんのコンビは絶対間違いなく息ピッタリだと思う。
あの二人はお芝居のタイプが似てる気がする。
役に成り切ろうとするんじゃなく、自分が役と融合する感じ。
例えば、<木村拓哉らしさ>がまんま<久利生公平らしさ>と入れ替わったみたいな。
でも奥の奥の中心に居るのは<木村拓哉>という一個の人格で。
長瀬くんも少々経路は違うけど到達する地点は近いと思う。

長瀬くんもだし、北野武とも共演してくれないかなー…。
ともかく映画!!
映画を、早く。