武蔵のメイキング。
中でも『武蔵と戦った男たち』をリピートしてます。
ほんとシンプルに感動して感服してしまう。
何気なく見ているTVや映画のアクション。
凄いな!と思うものもあればそうでもないものもあり。
一本のフィルムの、数分間のシーンにどれだけ凄まじい心血が注がれるのか。
目の当たりにし、ひたすら圧倒されます。
アクション監督の谷垣氏はじめ、現場のスタッフの本気具合。
画面からピーンと張りつめた空気がダイレクトに伝わってくる。
その中に居る木村拓哉。
彼自身、時代劇の殺陣の経験もあるし、剣道の心得もある…それ以上に作品への情熱のただならぬ熱さと圧が強烈すぎて…崇高にすら感じてしまう。
刀の握り方、刃を向ける角度一つで「怖さが違ってくる。」
すでにこの時点で彼の脳内には、自分をも含めた映像がはっきりと見えている。
そして、「怖い刃」を向けられるからこそ、自分の中に湧き上ってくるであろう恐怖相手を倒してやる!という殺意がより<リアルに>感じられ、また、見る人に強く
訴えかけるであろうことを、当然のように理解している。
すごい人ですよ。演じ手であり、同時に視聴者でもある。
いや、それが出来る人だからこその役者のプロフェッショナルでしょうけど、果たしてどれだけの人がその域まで達しているだろう?
個人的には時代劇自体に興味があるわけでなく、木村拓哉にはまだまだ様々な役を
演じていただきたいと思っているのですが、彼が太秦に「帰りたい」と語った気持ちはとてもよくわかります。
また、彼がそこで求められているであろう意味も。
今日読んだTV誌でも、2014年一番印象に残った作品は「宮本武蔵」でしたね。
そしてこの先、「ハードルが上がってる作品以外は断るかも」とも。
やるからにはHEROもハードル上がってるんじゃないですか?とも。
だといいですね…。
ハードルが高いほどいい。
InvitationでギャツビーCMを受けたときと全然変わってないね、キムラは。


などと役者仕事で感動しまくっていたせいかもしれませんけど…。
FNSは、彼の中でどういう位置づけの仕事だったんだろう?と疑問に思いました。
ジャニーズ大集合…まっちさんw35周年って言われてもな(苦笑)
ジャニーズ好きなら納得できるコンセプトなんですかね、あれ。
で、sまpですが。
ビックリするようなヘンな衣装のオンパレードで目がテンになってたので、彼らの
ダークスーツは素敵だと思ったんですけど、うーむ。
ラストのADではファー付きだったけど、今イチ過ぎた。
なんだろう。
あんなキムラ久々に見た気がしたよ。
手抜きをするほうが疲れる、って言った彼らしくないパフォーマンスだったような。
や、曲と振付けにダークスーツがあまりにもミスマッチだったせいか?
見ててキツかったです。

勿体ない。

ところで。
すまこんDVD&BDの売り方。
いや〜…複数売り始めたと思ったら、今度はシリアルコードだのなんだの。
複数買い狙い?
こうなるまでが一気だったねぇ…なんだかなぁ。
売りたいならもっと考えることたくさんあるんじゃない?
ファンだってそういつまでも優しくはないと思うけどね。

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