勿体ない。

NASAのsまpは知ってましたけど、絶対なんかやるだろうなと思ってましたけど、
やっぱり（笑）
あれってわざわざフジの現地スタッフとかが取材したんですかね？
まあアレだ、過去、宇宙飛行士の野口さんのモーニングコールが世界花だったので
（すますまでオンエアされましたね）もしかすると頭の片隅にあったかもしれない。
しかしメンバーの名前は完全にカンペ読みだろうw
NASAもいろいろ大変みたいなんで「こんなことやってます。」的な話題作りに貢献
できるとなればその位のリップサービスはあっても納得だけども。
…ちょっとあざとかったかなー。

華麗なる逆襲。
個人的にはすますまのが見やすかったです。
Mステはね、色あいに品が無くてどうにも無理でした。
真っ赤に真紫。
あの色合いは田舎のヤンキーを彷彿とさせる。
制服の下からチラ見せするTシャツとか靴とか持ち物が大抵ああいう赤か紫w
すますまのは一昨年の『真夏の脱獄者』を連想したんだよね。
金属のクールな輝きと太いチェーンが、あの時の監獄のイメージを呼び覚ましたか。
一つ前の日記にも書きましたが、椎名林檎らしさは随所にチカッと光ってる。
メロディのうねりも彼女っぽい。でもちゃんとsまpが歌うのを計算している。
一方、パフォーマーである彼らは、どうか。
理解の深度がバラバラなようで残念です。
ドラマの主題歌ってこともありそっちに気を取られてしまってるのかもですが、
曲にはそこだけで完結する世界観も反映されてるんですよね。
あれは男と女、男と男、女と女、人の心理的駆け引きを表現したものだと思います。
対立する男と男、その間の女、愛憎・欲望。情熱と計算。
近づいては争い、離れては寂しくてまた近づく。
誘惑し合い、拒否し合い、時には対立しながら徐々にお互いを理解する。
完全に理解しあったと思った瞬間、勝ち逃げ！とばかりに踵をかえし姿を消す男。
…最後に虚しく舞う札束。
オトナの駆け引き。
その歌詞と振付けの醍醐味を、果たしてどこまで表現できるか。
歌を字面で記憶しただけ。
ダンスをフリとして覚えただけ。
では、あまりにも物足りない。

ヲタだからと言ってしまえばそれまでだけど、やっぱりキムラは歌詞の理解が深い。
ネクタイプレイwの誘惑。
最後、札束を投げたときの手の角度・表情。
そして歩み去るときの速度。
シンゴもあと一歩だと思うんですよねー…。
もっとゴージャスに、もっとドラマティックで胡散臭くやれると思う。
せっかくの手間ひまかけた演出、生かし切って魅せてほしいです。