薔薇の季節。(追記しました)
2015年5月11日 植物 コメント (2)
ジュリアが咲きました。
蕾は濃い紅茶色。
開くとオレンジがかったベージュの濃淡に
ところどころピンクやパープルのニュアンス。
1970年代に作出されたこの花は元々青薔薇を
作る過程で産み出されたらしい。
開くと褪せたような色合いになっていくのが
鮮やかなカラー写真が時の流れに晒されてやがて色彩は
曖昧になり、シルエットも薄れていく感じに似ている。
アンティークの風合い。
近所に光フラワーという薔薇園がある。
ここはハイブリッド・ティーローズのように切り花向きな薔薇でなく、イングリッシュローズやどことなくアンティークな
雰囲気のある薔薇ばかり数十種類を扱う。
去年見つけて欲しくてたまらない花、ガブリエル。
混じりけのない純白でフリルのように波打つ花びら。
真ん中は微かにグレイッシュ・パープルのニュアンスがある。
天使の名前を持つ花。香りも清々しい。
赤や黄色、ピンクの華やかな薔薇たちの間にひっそりと咲く姿は決して派手ではないけれど、一目で釘付けになってしまった。
不思議な存在感のある花。
育ててみたいけど、どこに鉢を置く?と考えると踏み切れないでいる。
ナエマ。
名前は知っていたけれど実物をみるのは初めて。
香りの名門ゲランの、アラビアンナイトの姫君の名を冠した香水『ナエマ』
薔薇がメインの香水の名前のついた薔薇の花。ちょっとややこしい(笑)
澄みきったピンク色。丸みを帯びた花弁。スーッと立ち上がった姿はまさに
伝説の姫君という感じ。
香りは、ヴァニラのような甘さがあり、花の姿そのままに優しい。
香水の『ナエマ』は20代の頃、池袋西武の香水売り場で嗅いだことがある。
トップは甘酸っぱいフルーツの香る薔薇の印象だったような。
ずいぶん前のことなのではっきりとは思い出せない。
うちには冒頭のジュリアの他、青薔薇のブルーバユー、ころんと可愛らしい椿の花の形をした淡いピンクの粉粧楼がある。
明日にでも咲きそうに膨らんだつぼみたち。
しかし台風が近づいている。
無事に開いてくれるだろうか。
ひかりフラワー
http://www.hikarirose.com
クォーター咲き
http://newroses.sankei.co.jp/news/grow/photos/150225/grw0001-p1.html
蕾は濃い紅茶色。
開くとオレンジがかったベージュの濃淡に
ところどころピンクやパープルのニュアンス。
1970年代に作出されたこの花は元々青薔薇を
作る過程で産み出されたらしい。
開くと褪せたような色合いになっていくのが
鮮やかなカラー写真が時の流れに晒されてやがて色彩は
曖昧になり、シルエットも薄れていく感じに似ている。
アンティークの風合い。
近所に光フラワーという薔薇園がある。
ここはハイブリッド・ティーローズのように切り花向きな薔薇でなく、イングリッシュローズやどことなくアンティークな
雰囲気のある薔薇ばかり数十種類を扱う。
去年見つけて欲しくてたまらない花、ガブリエル。
混じりけのない純白でフリルのように波打つ花びら。
真ん中は微かにグレイッシュ・パープルのニュアンスがある。
天使の名前を持つ花。香りも清々しい。
赤や黄色、ピンクの華やかな薔薇たちの間にひっそりと咲く姿は決して派手ではないけれど、一目で釘付けになってしまった。
不思議な存在感のある花。
育ててみたいけど、どこに鉢を置く?と考えると踏み切れないでいる。
ナエマ。
名前は知っていたけれど実物をみるのは初めて。
香りの名門ゲランの、アラビアンナイトの姫君の名を冠した香水『ナエマ』
薔薇がメインの香水の名前のついた薔薇の花。ちょっとややこしい(笑)
澄みきったピンク色。丸みを帯びた花弁。スーッと立ち上がった姿はまさに
伝説の姫君という感じ。
香りは、ヴァニラのような甘さがあり、花の姿そのままに優しい。
香水の『ナエマ』は20代の頃、池袋西武の香水売り場で嗅いだことがある。
トップは甘酸っぱいフルーツの香る薔薇の印象だったような。
ずいぶん前のことなのではっきりとは思い出せない。
うちには冒頭のジュリアの他、青薔薇のブルーバユー、ころんと可愛らしい椿の花の形をした淡いピンクの粉粧楼がある。
明日にでも咲きそうに膨らんだつぼみたち。
しかし台風が近づいている。
無事に開いてくれるだろうか。
ひかりフラワー
http://www.hikarirose.com
クォーター咲き
http://newroses.sankei.co.jp/news/grow/photos/150225/grw0001-p1.html
コメント
見事な3種の薔薇、目の保養をさせていただきました!
若い頃は薔薇が大好きでブラウスもバラの模様のを
沢山持ってました。大学の卒業の時、レッスンをして
下さった先生からも記念品として薔薇をかたどった
小物入れをいただいたほどでした(笑)。
でも今は「わが身世にふる 眺めせしまに」で
花の優雅さと華麗さに置いてきぼりになっているので
もっぱら眺めるだけになっています。
自宅から電車で少し行ったところに京成バラ園があり、
昨年はドイツからの新品種「ゲーテローズ」を見に
行ったのですが、残念ながら蕾がようやくといったところ
でした。
ドイツの文豪ゲーテに捧げられた品種とかで花弁数の多い
豪華な花形でダマスクス~フルーティのロマンチックな甘い
香りとか。
もう一種。「コンスタンツェ・モーツアルト」
これも花は見れませんでしたが、色はグレイッシュピンクの
丸弁高芯咲きからクオタードに変化して、5輪ほどの房で
咲くそうです。ちょっと意味が分かりかねるのですが、
なんだかHI様のガブリエルに似ていませんかしら。
ちなみにこの薔薇はモーツアルト夫人の生誕250年に
ちなんだものだそうです。
お近くの薔薇園、昔からありましたか?
ウン10年前、今は移転した某00大学に毎日通って
いたけど気づきませんでした・・・
明日はいよいよ5話ですね。
HI様のご感想、楽しみに待っています!
京成バラ園のお近くにお住まいなんですね。いいなぁ。行ってみたい。
うちのジュリアは京成バラ園の苗です。調布の神代植物園の売店で買いました。
ゲーテローズはいかにも香りの強そうな深紅ですね。
ダマスク〜フルーティ。うーん、確かに甘そうな感じです。
コンスタンツェ・モーツァルト。
どっかで見たぞ?と思ったら、ガブリエルと同じ近所のバラ園にありました!
「ひかりフラワー」です。
上の文章の中にサイトのURLを追加します。
クオタードというのはたぶん、花の内側にぎっしり花弁が詰まった状態で四つ位に分かれてる咲き方じゃないかと思います。
クォーター咲きとも言います。
そっちも参考までにURLを貼っておきますね。
ひかりフラワーがいつからあったのか…気づいた時には結構近隣では有名なお店に
なってました(笑)
5話。楽しみですね!