円月殺法の使い手にして凄腕の剣客、眠狂四郎。
ころび伴天連(改宗させられた宣教師)と上臈との不義の子。
つまり、ハーフ。
長身痩躯に日本人離れした彫りの深い顔、白い肌、茶色い髪。
虚無感を纏い、自らの身を顧みない。
気に入った女は容赦なく抱く。
彼をひたすら愛する美しく薄幸の女、美保代。
薄暗い世界で微かに灯るか細い炎のような。
父の書棚で発見して中学生の頃ドキドキしながら読みました。
エロスの香りが濃厚に漂う、ハードボイルド時代小説。
いつかこの狂四郎をキムラに演じて欲しいなぁとずっと思ってます。
ほら、外見なんてピッタリじゃないですか?彫が深いし髪も茶色いし。
そして…日本人離れした白い肌
日焼け厳禁ですから、眠狂四郎は(笑)
昔、片岡孝夫版を見た覚えがありますが…田村正和もやってたんですね。
(wikiで確認)
テレビだとエロス薄めになっちゃうので、是非映画で。
美保代役、誰がいいだろう…とぴたっとハマる女優さん、見つかりました。
上戸彩。
彼女以外、あり得ません。

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