昨夜のわっつを聞きながら、あ。アイムホーム終わったんだなと思った。
もちろんドラマは2週間前に終わってるんだけど、オールアップとか打ち上げの話を
聞いてるとなんだか木村の中にはもう久は居ないんだなと実感した。
ロイド終了後のわっつは植Pやスタッフを交えて話をする異例の形式だったし、
本編が完結してない感じだったし(今でも)。
でも、アイムホームは本当に終わったんだ。
上戸さんが來くんと二人して花束抱えてきた話、可愛かったなぁ。
撮影期間中本当の家族みたいだったし、ラストカット直後で久のまんまで、花束を
受けとったとき目が潤んでたのはTV見ててわかった。
「いっぱいいっぱいで他のことに頭が回らなかった。」
ぽろっと言ったのを聞いて、こっちは胸がいっぱいになった。
肉体的にも精神的にもたぶんギリギリまで追いつめられての撮影だったのかな。
スマスマで心ここにあらずだなと感じたことが何度もあったから。
でも木村にとってやりがいのあるハードル越えだったはず。
昨日のわっつの声を聞いたら確信した。
どれだけ密度の濃い現場だったか、声でわかる。
オールアップの話も打ち上げの話も、時にモノマネを交えながら具体的に話すので、まるで私もその場にいるかのようにくっきり情景が浮かんできた。
ヴィジュアルシンカー故の細部に渡るリアルな記憶、見事な描写。
感情の溢れ出す声によって再現された人々、できごと。
どんなにスタッフと共演者を愛していたか、感謝しているか、どれだけ強い絆で
結ばれたのか。木村の目で見、耳で聞き、心で感じているかのようだった。
キラキラして無我夢中で、手強いけど同時に儚い…ドラマの現場って彼にとって、
そんな場所なのかもしれない。
ブラックとホワイト久のお芝居とか、ラストの仮面が消えて行くシーンの心情とか、
具体的な話も聞いてみたいのは山々だけど、彼自身はもしかしてそこはマジックの
種明かしみたいなもんだと思ってたりして。

撮影チーフの山中さん。
どんな話をしたんだろうね。
プロダクションの問題があるからラジオでは話せないと。
昔の木村ならもしかして、ぽろっと喋っちゃったかもしれないけど。
「一緒にカンヌに行こう。」
そう、映画ですよ。
静かに黙々と作品に愛情を注ぐテレ朝スタッフさん、共演者、その他の人たちと。
テレ朝で映画というと『武士の一分』だよね。
あの時のような、宝物のような季節が、木村に巡ってきますように。

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