…ってビストロの放映時も思いましたけど。
本田翼ちゃんが「ああっ!」ってなっちゃって聞けなかったその続き。
どーしたらそんな殺し文句が出てくるんだよ!!って思いました。
料理しながらいろいろ考えてます。って言ってましたけど、それも短い時間だよね。
台詞も凄いけど間とか、声の調子とか、表情とか、動きとか。
こう動いたらこんな風に見えて、こういう言い方したら相手はこう出る。
めちゃくちゃ計算して、読み切ってる。
場数踏んでるからでしょ?ドラマで。
確かにそうですよね。でも、誰もがやれることじゃないし。
即興でアレができちゃう発想力と演技力、演出力。
もちろんあのビジュアルと声と、優しくも強引な仕草とがあってこそ。
そういえば。
がっつりあの才能を発揮するドラマや映画、しばらく見てないよなぁ。
そろそろ解禁してもよろしいのでは。
勿体ないっす。

勿体ないといえば、ワッツで流れた新曲ふたつ。
OtherSideを再び聞いて、改めてこれは歌割失敗ではと思った。
MIYAVIさんの音はとにかくカッコいい。正統派の・真正面からのカッコ良さ。
ひたすらワイルドでタイトでソリッドな音。
照れや衒いやアイドルスマイルは一切不要。
この曲はキムラを中心に組み立ててほしかったなぁ。
愛が…は誰がどうってより、5分割で歌うのが無茶だったかもしれない。
歌詞が『ぼく』の私小説のように語られていく。心の言葉の積み重ね。
だから『ぼく』の解釈も<一人のモノローグ>として統一されてないと、本来の歌詞のニュアンスは到底伝わらないはずなんだよね…。
自分なりに解釈し、咀嚼しないとこなせない歌詞。
どっかのTV誌のインタビューでキムラが「2回くらい『何だよ!』ってなった。」
って話してたのを読んだけど、ほんと、それ位悩んで当然だよなぁ。
一度自分の中で曲を昇華した上での、あのエロくてワイルドなダンス(というかほぼお芝居)だったろうしね。
何度も書いてますが、彼の歌やダンスはお芝居と根っこで繋がってるんだろうな。
歌詞とメロディと振付けは台本で、読み込んで考えて身体の中に沁み込ませて、
その瞬間を、生きる。

そう考えると彼のお芝居の瞬発力・即興性は音楽やダンスによっても磨かれてきた。
と言えるのかもしれません。

コメント

nophoto
SKY
2015年9月20日17:59

HTさまー
その通りなんですー(T_T)
ゲス曲はブツ切れの歌声に何度も肩透かし( ̄▽ ̄)
othersideの音はめちゃくちゃカッコいいのに
重低音に負けてしまってるし。
breakingdawnはまだ歌割り良いですよ!
ちょっと若ジャニっぽい楽曲ですが、木村さんの声は
パートにも合っていてとても伸びやかで良いです。
一番ストレスのない歌割りがカップリング_| ̄|○
渋い楽曲がお好みのHTさまにはGの歌はそもそも…以下自粛…。
木村さんの声好きの私にも…(ハウルで堕ちました(≧∇≦))

HT
2015年9月20日23:21

SKY様こんばんは。

歌は歌詞とメロディでできてますが、歌詞が聞き取れて・音を外さずに歌うのは
必要最低限の作業だと思うんです。
それだけだと誰かの耳には届くけど、更に歌詞の解釈や声の表現力がプラスされて
初めて人の心に届くんじゃないでしょうか。
声質だとか声量の問題だけじゃなくて、与えられたソロパートをどう表現するかも
大事ですよね。
まして今回の二曲は作り手の個性や想いがとても色濃く反映してるから…歌い手の
解釈次第でがらっと表情が変わってしまう。
一つ前の記事でPatti Smithの曲を紹介したのも、それを考えるよい例だと思ったからなんです。

(ハウルで堕ちた方結構多いみたいですよ。絵柄のイメージと中の人とがあそこまで
近い美形キャラってそうそうありませんよね!!)

nophoto
裕子
2015年9月21日22:14

HT様、SKY様

もしかしてそろそろ終わりかなと思い、今日も某所でHERO観て来ました。
いままで上映する映画館が一か所しかなかったのに、1日1回とは言え
2か所に増えていました!それも5割の入り。
やはりHEROはブランドなのですね、木村ファンもさることながら
HEROファンが確実にいます。笑い声もあちこちから。
風邪が流行っている所為か上映中もひどく咳き込む熟年のオジさま、
エンドロール前に退席かと思いきや最後の最後まで見届けておられました(笑)。
でもそろそろ新しい企みが観たいです!

歌に関してはやはり何と言っても練習時間が足りないのではと
思います。詩の心を掴み、それを歌だけでなく身体全部で表現
しようとするには(しかも分割で)かなりの練習量を必要とします。
たしか木村さんが「20分しか出来なかった」って言ってませんでした?
それで発売とは信じがたいです。それでもあのくらいのことが出来るんです
からね、困ったものです・・・

少し前にある木村ファンの方のツイッターで紹介されていた本に「ルシファ・エフェクト 普通の人が悪魔に変わるとき」がありましたが、その本の解説者が
それを防ぐには結局ハンナ・アーレントと同じ結論になる、と言っていました。
「腐ったリンゴ」、これにならないようにということなのですが、とても意味深に思える単語です。



HT
2015年9月22日22:05

裕子様、こんばんは。

HEROというタイトルでお客が呼べる。そうですね。すでにブランドかもしれません。
しかしTVドラマ込みの映画ってゼロから仕掛けをしなくていいぶん安全パイですが
どうしても脇が甘くなるのは否めない気がします。
当分もういいかな〜…と。

練習時間もだし、ソロじゃないので5人のコンセンサスも必要じゃないでしょうか。

>>それでもあのくらいのことが出来るんですからね

Mステはね〜…私、あれ披露していいの?って思いました(笑)
木村が大人しかった気がするのはそのせいかなー、なんて。
アイドルだからアリかもしれないけど、25周年でしたっけ?う〜ん…。

朱に交われば赤くなる。
これを回避するには常に自分(たち)を外側から俯瞰する目を持つしかないかなと。
G内で歌を決め歌割をし、アイドルを売り込むのだけは敏腕なマネージメントが采配を
振るう状況ではなかなか難しいのではないでしょうか。
木村が今まである程度そこを回避して来れたのは、彼が比較的早い時期からGの外側の
様々な職種の人々と交流し、プラベを大切にするタイプだったからかもしれません。