クイズ！キムラタクヤ。

ビストロの面白さはゲスト次第。
それを体現したようなビストロでありました。
先週の予告。
木村の弾ける笑顔、声。　でもスマスマだからなぁ。
…と、期待値を出来るだけ下げてリアルタイム視聴。
いや〜楽しい！！それも予想を遥かに超える楽しさ。

もちろん私は木村ヲタなので、彼がずーっと映ってるだけでも嬉しいけど（笑）
サンローランのシャツ、サンローランのパンツ、サンローランの靴。
エディ・スリマンのサンローランは、
『プレステージブランドの上質素材と確かな技術を駆使した服を、
　　　　　　　　　　　　　　　　　敢えてロックに遊び心満載に着崩してみる』
というのがコンセプトのようで、無難に真面目に着てしまうと途端にカッコ悪く
安っぽくなってしまうようで。
逆に気合い入れ過ぎると、パチもんを着たホストと化してしまう。
というかなり手強いお洋服であります。
…妙に具体的なのは、悪いほうの見本２パターンの写真を見てしまったからw

昨夜の木村は全身エディ・スリマンにゴローズの超存在感アリアリのネックレス。
これは『木村拓哉だから出来る着こなし』ですな。
正直、木村のコーディネートは当り外れの差が激しい。
時々「どどどど、どうしちゃったの！？」って時がある。
（富士山スーツとかねw）
（でもあの時あのスーツはお茶の間に久々の笑顔を届けたから。あれでいいのだw）
で、昨夜の着こなしですが、カッコよかった！！です。
で、つくづく思う。
木村のセンスってとっても個性的なのねと。
シンプルシックとか＜愛され服＞とは真逆。
悪趣味ギリギリの（時にそっちへはみ出しちゃうけど）キワキワを狙う。
好感度？清潔感？はとりあえず横に置いといて、自分の好み一直線…凄いw

で、昨日のビストロでの木村の受け答えを見ていて、ああそうだよねー…木村って
そういう人だよなぁ。と思ったのでした。
まず、過剰なほど表情が豊か。
顔をくしゃくしゃにして笑い、目を見開いて驚き、全身で感情を表現する。
慎吾の質問に即座に、時には少し考えながら、でも一切はぐらかすことなく答える。
＜木村拓哉の都市伝説＞とかはまだしも、＜視聴率＞ですよ？
かなりデリケートな質問だけど、はぐらかすことなくストレートに答える。
「最終的に目指してるのはそこ（数字）じゃないですから。」とかね。
なかなか言えないですよ、彼の立場で、そんなふうに。
木村は言葉を選ぶけれど、＜人によく思われたい＞からではない。
その理由は「家に芸能人が遊びに来たりするんですか？」の質問に
「相手の事情もあることだから。」とごく自然に付け加えたのでも分かる。
飾らない、ストレートで自然体な言葉と佇まいが、ビストロという空間にいる
全員の風通しを良くしたと思う。
生き生きと喋り、笑い、反論し、キレてみせたり突っ込んだり。
アウト・オブ・コントロール、ほんっと制御不能の剛（褒めてます）
ゴロさんの絶妙かつセンスのいいキレ芸。
中居氏が「お前！バカか！」とか木村に言う感じ超久々。
で、慎吾が木村とあんなふうに普通に絡むのって暫く見てなかった気がする。
役割分担や作為を感じさせない絶妙なやり取りで、大笑いさせてもらった。
そうなんだよね。
少し前のスマスマってこんなふうだったよなぁ…。

スマスマをもしこの先も続ける心づもりがあるのなら。
昨日のビストロは一つの方向性を示したんじゃないだろうか。
無理に型に嵌めない方がいいと思うんだけどなぁ。

あと、そうそう。
慎吾がMCだったってのも大きいんじゃないかな。
木村と慎吾の絡みってとりわけ最近はあまりないけど、慎吾相手だと木村は何故か
自由奔放に振る舞ってる気がする。
CLUB天竺とかカンヌ珍道中wを思い出してみると、慎吾が振り回されてヘトヘト、
木村はイェ〜イ！！ってなってた印象が（笑）
本人が気づいてるかどうかはわからないけど、木村は相手によってびみょ〜に
キャラが変わってることがある。
たぶん相手が自分に＜何を求めているか＞にとっても敏感で、ほとんど無意識に
演じてるんじゃないかと思ったりもする。
ちなみに慎吾の前では＜自由奔放でかっこ良くて色っぽい＞人だと思われるw
その意味で、『慎吾に料理をお裾分けしている木村の図』は見たかったな〜…。
年末年始の未公開SPでじっくり放送してくれないだろうか。