怒涛の露出ですが皆さまチェックできてますか?
TVも雑誌も、となると一つ一つを全部じっくり味わうのは不可能ですよね。
個人的に「これは!」と思ったものは
TV:SONGS、あさイチ、報道ステーション、火曜サプライズ、みなおか
雑誌:LOADED、Frau、AERA、UOMO、VOGUE 、TVガイドperson、
キネ旬、CUT
・・・ってところでしょうか。
あさイチは楽しかったですよね。
有働さんとイノッチの司会は見ていて「ん?」となる感じが全くない。
それでいて当たり障りのない話題でお茶を濁すのとも違う。
肩のこらない雰囲気で、割といろんなことを聞いてくれてたよね。
ソロで歌う貴重な過去映像とか、若い頃のインタビューとか、アイドルとしてより
役者としての木村拓哉の過去・現在・これからを聞き出してくれて嬉しかったなぁ。
過去の木村の美しいこと。そしてあの尖りまくった独特のムード。
そうそう、こんな感じの人だったよなーと。
「(過去の自分を)張り倒したい。」って前もどっかで言ってたと思うけど、
気持ちはわかる。目の前で見せられるとね。あれはキッツイわ(笑)
で、つくづく思う。
若い木村は美しく魅力的だけど、今の木村は年をとったぶんもっといい顔してる。
張り詰めて尖った刃先で必死に自分を守っていた美少年は、年を経て人生を重ね、
どこにも力が入ってなくて誰でもウェルカムな姿勢なのに圧倒的なオーラがある。
心の余裕って佇まいにそのまま現れるんですねぇ。
ゲストコーナーの三浦大知くんとのやりとりも素晴らしかったなぁ。
後で三浦くんのファンの方々の呟きをたくさん見たけど、みんな喜んでたよ。
火曜サプライズ。
木村と杉咲花ちゃんのやりとりが最高に可愛かった・・・。
父親と娘ほどの歳の差がある二人だけど、花ちゃんのホワンとしつつも遠慮なしの
天然っぷりにめちゃくちゃ癒されたなー。
何だろうね?あのお互いによく分かってます感は。
撮影から一年以上経過してるのに、あの感じを保ったままなのが素晴らしい。
太秦のスタジオ内がちょっと見れたのも良かったし、日テレさんほんとありがとう!
杉咲花ちゃんはみなさんのおかげでしたも最高に面白かったよね。
可愛くて個性的だけど礼儀正しくて、まっすぐ育った感じがある。
野に咲く花のような女の子、最近珍しい気がする。
食わず嫌いで木村が勝利したの初めてじゃないだろうか?
でも負けてとんねるずの付き人2日間も見たかったなぁ・・・。
会話や小芝居が絶妙で、笑いっぱなしだったわ。
で、映像の美しさは報道ステーションだったな。
桜の盛り。風にちらほらと散る桜。ひっそりした佇まいの日本家屋。
縁側に腰掛けて会話するという計算されたシチュエーション。
開放的な場所なのでゆったりした気分で話しやすかったのではと思う。
SMAPに終止符を打ったけど向けられた思いには答えていきたいと。
これから自分が表現していくことで、と。
SONGSでも同じことを言ってたよね。
向き合っているからこそ半端なことはできないと。
前、NHKのプロフェッショナルで「風当たりは強いけど立ち続ける」と言った彼と
「風を読まないと折れてしまう」と言った彼。
変わってしまったと嘆く人がいるかもしれないが、「逃げない」のは同じこと。
SMAP解散を経験して、去年の凄まじいバッシングを黙って受け止めながら、
ファンにはちゃんと気持ちを言葉にして届けてくれた。
SMAPで居た時は彼が矢面に立ち続けた。
それも役割分担と思えば、まっすぐ立っていれたのかもしれない。
矢面に立っているのは「アイドルSMAPの木村拓哉」だったから。
今、彼は役者として・人間として一人で歩き出した。
賞賛も羨望も誹謗中傷も愛も憎しみも悲しみも一人の生身の男に向けられる。
昔の彼がまっすぐに立つ杉の木なら、今の彼はしなやかな竹のようかもしれない。
強風は時に大木を根こそぎ倒すけれど、竹は風の力をうまく逃して倒れない。
そう、彼は一人で生きるための智慧について語っている。
報道ステーションに限らず、今回の露出は概ね世間的な評判が良い。
ソロになってからの木村は、長年のファンである私たちが見てきた彼の美点が
歪められることなく素直に表に出ているから、かもしれない。
それにしても木村拓哉とソメイヨシノ、なんてできすぎたシチュエーション。
彼には、桜がよく似合う。
サムライに桜が似合うのと同じ理由で。
サムライといえばMIYAVI。
彼と木村については、とっても長くなってしまうのでまた改めて。
雑誌は、グラビアはどれも素晴らしいんだけど、グラビア中心の映画誌は
あまり各誌の差が感じられなくて。
キネ旬はさすがでライター独自視線の「無限の住人」論が面白かった。
三池監督が「万次は木村拓哉だ」と直感した。
「木村拓哉にしか見えない風景があるはず」
「不死身の万次にしかわからない孤独と、それが重なった」と。
そして木村は三池監督なら、とオファーを受け、SMAP解散の嵐の中で撮影され、
木村は撮影に全身全霊で挑む(暴れる)ことで気持ちを発散し、靭帯損傷という
重傷を負いながら、「もう壊れてもいい」との覚悟で万次を演じきった。
・・・あの時もしSMAP解散というシチュエーションがなかったら?
とつい考えてしまうが三池監督はそれを「全ては偶然、運命」と言い切る。
人生の節目となる作品が今、公開されるのも何かの運命な気がする。
*アクション監督の辻井氏のインタビュー。三池監督が「木村拓哉の本気の渦に
全員が巻き込まれ、なんとか生きて帰らねばという」状況だった、と。
いささか大げさかな?と思っていたけど、これを読むと深く納得です。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170421-00010000-trendnewsn-movi
グラビアに関してはやはりファッション誌が圧倒的に素晴らしかった。
セクシーでワイルドでエレガントなLOADEDに始まり、やんちゃなオトナ全開のFrau
エレガントでアグレッシヴなヴィトンを着こなす操上和美撮影のUOMO。
ファッション誌ではないけれども、蜷川実花が撮る、花に埋もれる華のある男の
ロマンティックな姿も美しかった。
AERAはインタビューが秀逸。(朝日新聞社なのにどうしちゃったの??)
太秦の職人への絶対的なリスペクト。
歴代の大スターの襷を受け取り次世代へ繋いでいく覚悟。
言葉の暴力を受け続けた人だからこその苦言。
重みのある優れたインタビューだけど、一つ言葉を選ぶなら「SMAP時代」かな。
「絶対的に時はつながっているから」
昨日の延長上に今日があり明日へと続いていく。
人生の節目を迎えても今までの積み重ねがゼロにはならない。
「時代」は英語に直すとperiod=ピリオド。
彼の中で一つの大切な時代にピリオドを打ったんだと確信する。
そしてVOGUE JAPAN.
写真:操上和美
インタビュー:内田正樹
switchを思い出すメンツ。
モノクロの写真。深度が深い。
手を、敢えて撮るところ。操上さん、分かってらっしゃる。男は手に生き方が出る。
そしてここでもMIYAVI爆弾が炸裂してる。
若くて怖いもの知らずな彼が、木村の理性的な正論に真正面からぶち当たり、
攻めてくる。
力任せにパンチを繰り出す若いボクサーを巧みにかわしながらも、相手のパワーに
挑発され、負けず嫌いが炸裂したら面白い。
無限の住人。
関連番組や雑誌でも、過去の飯島マネージメントの鬱憤を晴らすかのよう。
そして今回、とりわけ雑誌のチョイスは今までのジャニーズになかったパターンか。
たくさんの人たちが彼の周りで動いているのを感じる。
静かに、しかし確実に。
今の木村はいい。
個人的には、彼が居るべき場所へあるべき姿で戻ってきた気がする。
Giftでファンになった時の彼はまさに、こんな40代になるはずだったから。
木村拓哉の軸足はある時期からアイドルSMAPのキムタクへと移行してしまった。
私の好きな木村拓哉は、深い森の中で迷子にでもなってしまったようだった。
その彼が、ようやく戻ってきた。
あの時の未来に、きみはついに立つことができたのかもしれない。
どうか、そうでありますように。
TVも雑誌も、となると一つ一つを全部じっくり味わうのは不可能ですよね。
個人的に「これは!」と思ったものは
TV:SONGS、あさイチ、報道ステーション、火曜サプライズ、みなおか
雑誌:LOADED、Frau、AERA、UOMO、VOGUE 、TVガイドperson、
キネ旬、CUT
・・・ってところでしょうか。
あさイチは楽しかったですよね。
有働さんとイノッチの司会は見ていて「ん?」となる感じが全くない。
それでいて当たり障りのない話題でお茶を濁すのとも違う。
肩のこらない雰囲気で、割といろんなことを聞いてくれてたよね。
ソロで歌う貴重な過去映像とか、若い頃のインタビューとか、アイドルとしてより
役者としての木村拓哉の過去・現在・これからを聞き出してくれて嬉しかったなぁ。
過去の木村の美しいこと。そしてあの尖りまくった独特のムード。
そうそう、こんな感じの人だったよなーと。
「(過去の自分を)張り倒したい。」って前もどっかで言ってたと思うけど、
気持ちはわかる。目の前で見せられるとね。あれはキッツイわ(笑)
で、つくづく思う。
若い木村は美しく魅力的だけど、今の木村は年をとったぶんもっといい顔してる。
張り詰めて尖った刃先で必死に自分を守っていた美少年は、年を経て人生を重ね、
どこにも力が入ってなくて誰でもウェルカムな姿勢なのに圧倒的なオーラがある。
心の余裕って佇まいにそのまま現れるんですねぇ。
ゲストコーナーの三浦大知くんとのやりとりも素晴らしかったなぁ。
後で三浦くんのファンの方々の呟きをたくさん見たけど、みんな喜んでたよ。
火曜サプライズ。
木村と杉咲花ちゃんのやりとりが最高に可愛かった・・・。
父親と娘ほどの歳の差がある二人だけど、花ちゃんのホワンとしつつも遠慮なしの
天然っぷりにめちゃくちゃ癒されたなー。
何だろうね?あのお互いによく分かってます感は。
撮影から一年以上経過してるのに、あの感じを保ったままなのが素晴らしい。
太秦のスタジオ内がちょっと見れたのも良かったし、日テレさんほんとありがとう!
杉咲花ちゃんはみなさんのおかげでしたも最高に面白かったよね。
可愛くて個性的だけど礼儀正しくて、まっすぐ育った感じがある。
野に咲く花のような女の子、最近珍しい気がする。
食わず嫌いで木村が勝利したの初めてじゃないだろうか?
でも負けてとんねるずの付き人2日間も見たかったなぁ・・・。
会話や小芝居が絶妙で、笑いっぱなしだったわ。
で、映像の美しさは報道ステーションだったな。
桜の盛り。風にちらほらと散る桜。ひっそりした佇まいの日本家屋。
縁側に腰掛けて会話するという計算されたシチュエーション。
開放的な場所なのでゆったりした気分で話しやすかったのではと思う。
SMAPに終止符を打ったけど向けられた思いには答えていきたいと。
これから自分が表現していくことで、と。
SONGSでも同じことを言ってたよね。
向き合っているからこそ半端なことはできないと。
前、NHKのプロフェッショナルで「風当たりは強いけど立ち続ける」と言った彼と
「風を読まないと折れてしまう」と言った彼。
変わってしまったと嘆く人がいるかもしれないが、「逃げない」のは同じこと。
SMAP解散を経験して、去年の凄まじいバッシングを黙って受け止めながら、
ファンにはちゃんと気持ちを言葉にして届けてくれた。
SMAPで居た時は彼が矢面に立ち続けた。
それも役割分担と思えば、まっすぐ立っていれたのかもしれない。
矢面に立っているのは「アイドルSMAPの木村拓哉」だったから。
今、彼は役者として・人間として一人で歩き出した。
賞賛も羨望も誹謗中傷も愛も憎しみも悲しみも一人の生身の男に向けられる。
昔の彼がまっすぐに立つ杉の木なら、今の彼はしなやかな竹のようかもしれない。
強風は時に大木を根こそぎ倒すけれど、竹は風の力をうまく逃して倒れない。
そう、彼は一人で生きるための智慧について語っている。
報道ステーションに限らず、今回の露出は概ね世間的な評判が良い。
ソロになってからの木村は、長年のファンである私たちが見てきた彼の美点が
歪められることなく素直に表に出ているから、かもしれない。
それにしても木村拓哉とソメイヨシノ、なんてできすぎたシチュエーション。
彼には、桜がよく似合う。
サムライに桜が似合うのと同じ理由で。
サムライといえばMIYAVI。
彼と木村については、とっても長くなってしまうのでまた改めて。
雑誌は、グラビアはどれも素晴らしいんだけど、グラビア中心の映画誌は
あまり各誌の差が感じられなくて。
キネ旬はさすがでライター独自視線の「無限の住人」論が面白かった。
三池監督が「万次は木村拓哉だ」と直感した。
「木村拓哉にしか見えない風景があるはず」
「不死身の万次にしかわからない孤独と、それが重なった」と。
そして木村は三池監督なら、とオファーを受け、SMAP解散の嵐の中で撮影され、
木村は撮影に全身全霊で挑む(暴れる)ことで気持ちを発散し、靭帯損傷という
重傷を負いながら、「もう壊れてもいい」との覚悟で万次を演じきった。
・・・あの時もしSMAP解散というシチュエーションがなかったら?
とつい考えてしまうが三池監督はそれを「全ては偶然、運命」と言い切る。
人生の節目となる作品が今、公開されるのも何かの運命な気がする。
*アクション監督の辻井氏のインタビュー。三池監督が「木村拓哉の本気の渦に
全員が巻き込まれ、なんとか生きて帰らねばという」状況だった、と。
いささか大げさかな?と思っていたけど、これを読むと深く納得です。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170421-00010000-trendnewsn-movi
グラビアに関してはやはりファッション誌が圧倒的に素晴らしかった。
セクシーでワイルドでエレガントなLOADEDに始まり、やんちゃなオトナ全開のFrau
エレガントでアグレッシヴなヴィトンを着こなす操上和美撮影のUOMO。
ファッション誌ではないけれども、蜷川実花が撮る、花に埋もれる華のある男の
ロマンティックな姿も美しかった。
AERAはインタビューが秀逸。(朝日新聞社なのにどうしちゃったの??)
太秦の職人への絶対的なリスペクト。
歴代の大スターの襷を受け取り次世代へ繋いでいく覚悟。
言葉の暴力を受け続けた人だからこその苦言。
重みのある優れたインタビューだけど、一つ言葉を選ぶなら「SMAP時代」かな。
「絶対的に時はつながっているから」
昨日の延長上に今日があり明日へと続いていく。
人生の節目を迎えても今までの積み重ねがゼロにはならない。
「時代」は英語に直すとperiod=ピリオド。
彼の中で一つの大切な時代にピリオドを打ったんだと確信する。
そしてVOGUE JAPAN.
写真:操上和美
インタビュー:内田正樹
switchを思い出すメンツ。
モノクロの写真。深度が深い。
手を、敢えて撮るところ。操上さん、分かってらっしゃる。男は手に生き方が出る。
そしてここでもMIYAVI爆弾が炸裂してる。
若くて怖いもの知らずな彼が、木村の理性的な正論に真正面からぶち当たり、
攻めてくる。
力任せにパンチを繰り出す若いボクサーを巧みにかわしながらも、相手のパワーに
挑発され、負けず嫌いが炸裂したら面白い。
無限の住人。
関連番組や雑誌でも、過去の飯島マネージメントの鬱憤を晴らすかのよう。
そして今回、とりわけ雑誌のチョイスは今までのジャニーズになかったパターンか。
たくさんの人たちが彼の周りで動いているのを感じる。
静かに、しかし確実に。
今の木村はいい。
個人的には、彼が居るべき場所へあるべき姿で戻ってきた気がする。
Giftでファンになった時の彼はまさに、こんな40代になるはずだったから。
木村拓哉の軸足はある時期からアイドルSMAPのキムタクへと移行してしまった。
私の好きな木村拓哉は、深い森の中で迷子にでもなってしまったようだった。
その彼が、ようやく戻ってきた。
あの時の未来に、きみはついに立つことができたのかもしれない。
どうか、そうでありますように。
コメント
素晴らしい文章での木村君語りには、
愛情や期待、そして、時には
もどかしさや願望等のいくつもの思いが溢れ、
仰る通りだと感じたり、
そういう捉え方があったのだと感心したり、
いや、厳しすぎないかとも感じたり(スミマセン)、
思わず目から鱗のこともありで!
私の拙い言葉ではコメントも書けずにいましたが、
どうしても言いたくて出てきました‼
あの頃の未来に君は立つことができたのかもしれない。
どうかそうであってほしい、と。
この言葉には、本当に、グッときました!
私も長く待ち続けたこの今を、
木村君が、俳優になりたい、と語った未来に立っている今を、
いつも自然体でいることの良い意味での自由さを
また感じている様子を、
心から嬉しく思っています!
いや、木村君の言葉を借りれば
まだまだこれから、ですけれどね(笑)!
楽しみが増えるとの確信が嬉しい!
明日、映画を受け取って来ます!
お返事が遅くなって申し訳ありませんでした。
いや〜・・・厳しすぎますかね(笑)
自分では木村拓哉に関してはほんっと甘々だなぁと感じてるのですが・・・。
無限の住人、ご覧になりましたか?
木村拓哉渾身の、というか彼はいつも全力でぶつかってきたのですけれども、
マネージメントがチェンジするとこんなにも違うのかしら?と思うほど。
おそらく飯島前マネージャーが在籍していたらあれほどに血まみれ・汚れで
そして野生そのもののような、本能剥き出しの愛と虚無に引き裂かれる男を
目撃することはなかったのではと思っています。
自由。
それは勝手気ままにやることではなく責任の重さを引き受けた上で、自分の
やれること・出せる力の全てをぶつけてこそだと。
木村拓哉=万次は言葉でなく背中で語ってると思いました。
見て来ました。木村さんの全身全霊こめた作品に出合い、感涙です!
よくあれだけの映画が出来たものだと原作者、監督そして木村さんを
初めてとする出演部の皆さんにおめでとうございます!といいたいです、
そしてやはりMIYAVIさんも欠かせません。
日頃わたしたちは「死」を話題にすることに躊躇しますが、死があってこその
生だということを気づかせてくれます。
万次と永空のシーンで、一瞬万次が「おれたちも死ねるのか」と死への誘いに
のりそうになるところ、たまりません。そしてそこに現れた凛をみて、「死ねねか」。死生観とひとの意志を最も感じさせる秀逸なシーンだと思いました。
そのほかにも沢山沢山素晴らしい見せ場がありました。
そして敵も味方も互いが血みどろになって戦うシーン、もしかして戦後の日本を立ち直らせた企業戦士たちも武器は違えども愛する家族のため、仲間のためあるいは自分たちの企業のため似たような凄惨な戦いをして来たのではないか、万次の戦いは決して他人事ではないのではないか等々思いがあふれます。
映画を見終わった後のズシリとした感じ、どこかで同じように味わったなと
思ったところ「アンナ・ハ~レント」でした。
すでに北米、オーストラリア、ドイツやアジア各国でも上映されるとか。
沢山の思想家を生み出しているドイツ、あのシーラッハの不条理小説「犯罪」「罰」がTVドラマ化される国でどんな反応があるのか興味あります。
英語字幕も見てみたいです。映画の住人になりたいです(笑)!
ラスト、最高!!
無限の住人。
そろそろ書こうかなと思っていましたが先にコメントいただいてしまいましたね。
「死なないこと」「死ねないこと」の違いを木村が殊更強調した理由。
そこが映画のテーマであり、万次の行動原理であり。
後半は物語を前に推し進める力でもありました。
エンドロール、MIYAVIさんのギターで「木村拓哉」と。
あのズシンとくる感じ。たまりません。
ドイツ人にはどう受け止められるでしょうね。
背中の卍を「万」の文字に変更したのは最初から海外を視野に入れていたからで。
順次海外の映画サイトも覗くことになりそうです。
英語字幕版、私も興味あります。
日本語の持つ微妙なニュアンスをどう表現するんでしょうね。
楽しみです。
HT様、
訂正させて下さいませ。
「アンナ・ハ~レント」ではなく「ハンナ・アーレント」でございました。
アーレントファンの方に殺されて?しまいそうです。
お詫びして訂正させて下さいませ。
大丈夫です、無問題!