ステージアラウンド東京 髑髏城の七人〜花
2017年6月1日 趣味 コメント (4)http://www.tbs.co.jp/stagearound/hanadokuro/
行ってまいりました。
今話題の豊洲。ゆりかもめ駅を降りるとそこはひとけのない豊洲市場と茶色い土が
むき出しの広大な空き地。
植樹したばかりと思しき緑の一角にまるで巨大なコンテナのような淡いグレーの箱。
なかなかシュールな光景であります。
中はそれほど広くありません。客席はちょうど傾斜をつけた円盤に乗っかった形で
これが場面によってゆっくりと回転するのですが、ちょっと船が揺れるみたいな
ふわっとした感じがあるので、気になる方もいらっしゃるかも。
舞台は曲面でできたスクリーンのような壁で仕切られ、開閉式になってます。
まるで巨大なエレベーターのドアが開くと、そこに舞台があるイメージ。
この巨大な壁はスクリーンの機能も果たしており、モノクロの映像が投影され、
動く座席とうまく連動して面白い演出効果を発揮しておりました。
例えば人物が全速力で野原を駆け抜けるシーンではすすき野が映し出され、
その手前を役者が走る。
髑髏城内に侵入するシーンでは城の石垣が映し出され、座席がくるっと動くので
自分も中に入ったような錯覚が得られるのです。
ラスト近く、捨之介の見せ場のシーンでは、座席の動きと壁の開くタイミングが
ぴたっと噛み合い、体ごとその場面に吸い込まれて行く感じで、思わすおおっ!!と
興奮いたしました。
また場面によっては天井から霧雨を降らせたり、小川が流れたりの演出も
舞台が連続した円形であること、客席が回るという仕組みならではかもしれません。
ただ、一つ改善していただきたいところが。
それは、音響です。
私の席は前方右手端だったのですが、スピーカーの音が反響しディレイがかかった
ような状態でセリフが聞き取りにくい部分が多々ありました。
インターバルでヘヴィメタの音楽がかかってる時は特に感じなかったので、
役者さんの声を拾うマイクとの相性に問題があるのかもしれません。
セリフが聞こえ辛いのは割と致命的な欠陥ではないかと思いました。
さて。
舞台装置が日本初でかなり斬新な作りだからかもですが、
お芝居の衣装だったり演出は想像したよりずっとオーソドックスでしたね。
以前、染五郎さんが捨之介と天魔王の二役を演じた髑髏城を映画で見ました。
女郎衆がいきなり迷彩服でライフルをぶっ放したり、凝りまくったセリフの応酬で
思い切り笑わせたり、役者の力量全開でこれでもか!!と攻めてる演出でした。
天魔王の手下も仮面ライダーの怪人みたいに突飛な扮装に武器を装備して、
ある意味パンキッシュな、時代性完全無視のなんでもあり、みたいな。
もう一つ、髑髏城内での一つの見せ場、捨之介が斬りかかる敵をバッサバッサと
切り倒しながら、刃こぼれした刀を贋鉄斎に投げ渡し戦いながら研ぎ直した刀を
受け取ってまた切り倒すという、軽業のような刀の投げ渡しシーンが大好きで。
あれがなかったのはちょっと残念でした。
なので、正直、物足りない感じがあるのですが、何年もなんども上演して
少しずつ形が変わっていくのも、この髑髏城の醍醐味なのかもしれません。
「花」の配役は
捨之介を小栗旬さん、無界屋蘭兵衛を山本耕史さん、天魔王を成河さん。
捨之介の小栗さんは生で見るとすらりと背が高く顔が小さくモデル体型ですね。
殺陣の動きもキレがあって若々しい捨之介だなぁという印象でした。
ただその若々しさ故か。
捨之介の色気や暗さが感じられなかったのが物足りず。
遊び人で尻軽で口を開けば女を口説きどこまで本気かわからない冗談ばかり。
だけれどもその軽さが実は消すに消せない過去の薄暗さを隠すため。
どこまでもお馬鹿で軽薄なのに、ある種得体の知れない謎めいた色気が、セリフでも
女性(特に沙霧)との絡みでもあまり感じられなかったのは、小栗旬ならではの
捨之介像を描くための演出だったかも知れません。
ただ、染五郎さんの捨之介では、過去が明らかになり、奇妙な名前の由来を知り、
前半の軽さと後半の業を背負った陰惨さが一人の男の上でせめぎ合う感じが
役者さんのお芝居からくっきり浮かび上がってくるのがなんとも魅力的だったし、
天魔王という一見正反対に見える悪の権化に、ふっと引き寄せられてしまうのでは
というスリリングさをも生み出していましたし、その流れがあるからこそ、
仲間の為ならこの命、捨ましょうとばかりに見得を切る姿が強烈に印象的だった。
ただ、成河さんの天魔王も人外めいた異様な悪というより、信長の幻影に狂った
哀れな男、妄想狂的なキャラクターだったので、天魔王の影としての捨之介は
あのバランスでよかったのかも知れないと思ったり。
染五郎さんの一人二役の髑髏城のイメージが強すぎたのかもなぁ。
今回の髑髏城は捨之介も天魔王もよりリアルサイズな人間として描く演出意図が
あったのかも知れません。
無界屋蘭兵衛の山本耕史さん、素敵でしたよ。
着物の裾捌きからして色っぽい。
殺陣もピタリと形が決まる。
声がいいんですよね。よく通る透明感のある声。
TVで見るより大きく感じますし、衣装と役柄も相まって、線が細い感じ。
まさに「美形キャラ」と言った趣でございます。
蘭兵衛は設定的にも美味しい役柄だと思うし、山本さん百も承知で、まさに!!
って感じで演じきっておりました。
役の掴み方が上手いんだろうな。聡明な役者さんなんでしょうね。
中盤では彼が主役だっけ???と思ってしまうほど見せ場だらけ。
真っ暗な空に髑髏の模様が浮かぶ真っ白い巨大な月をバックに、
咲き乱れる真っ白い彼岸花に死装束のような着物の彼すっと佇むシーンは
幻想的でとても美しかったです。
個人的には極楽太夫のりょうさんと贋鉄斎の古田新太さんが最高でした。
極楽太夫のりょうさんはとにかくひたすら美しくあだっぽくしなやかで、
いや〜もうあれはですね、男でなくても惚れちゃいますよ!!
男を手玉にとる極上の艶やかさを見せたかと思うと、姐さん肌のきっぷのよさ。
媚びを含んだ甘い声から、からりと男勝りのドスの効いたセリフまで自由自在。
彼女が居るだけで舞台が華やぐんですよね・・・本当に素敵でした。
古田新太さんはTVだと変なおじさんのあらゆるバリエーションを演じる人。
みたいなイメージですが(すいません、個人的な感想です)。
舞台で見るとひたすらスゲーーーーーーーー!!!でした。
贋鉄斎ですから、まぁこれも変なおじさんの一種ではありますが。
刀鍛冶をするうち、刀に愛情を込めすぎて、ついには一本一本に名前をつけて、
「まさこぉぉ〜!」とか叫びながら自分の体を切って快感を覚えるという変態さん。
切り傷だらけのキン肉マンのような扮装でどう見てもおかしなおじさんなのですが。
なんだろう。磁石のように目線を引きつける力は。
舞台の真ん中に立ってるだけでも絵になるし。
(もちろんキン肉マン姿ですがw)
立ち方からして、他の人と違うんじゃないだろうか?と思ったのです。
すっと立ってるだけでも、様になってるんです。
新感線の看板役者さんですし、お客さんを笑わすタイミングも
完璧に掴んでらっしゃる。客席の反応を機敏に察知してコントロールしてる感じ。
いや〜・・・舞台というものをあまり見たことがないので、うまく説明できないのが
もどかしいのですが。
生で、舞台に立つのはお客さんの視線に晒され続けるということ。
それが、TVや映画の世界と質的に全く違うものだということを、古田さんの存在が
実感させてくれた気がします。
もっともっとお芝居を見て見たい。
そう思いました。
カーテンコール。
感無量。
やり切った表情の役者さん。
興奮冷めやらず拍手するお客さん。
カンヌの上映会の後の木村を思い出しました。
インタビューで「客席と一体になれた。一方通行じゃなかった。」と言った。
・・・もし、彼がこの舞台の感じを味えたら、どんな言葉で表現するだろう。
さて、これからステージアラウンド東京へ行く方へ。
周りには何もないので、ゆりかもめに乗車する前に食料・飲み物を確保しましょう。
最後の自販機は最寄りの「市場前駅」になります。
徒歩3分ほどですが、めんどくさいです。
ステージアラウンドのロビーは予想以上に狭いです。
今回入館できたのは開演30分前。それまでは前面の芝生のあるベンチか海側の
散歩道で時間を潰すことになりますが、屋根がありません。
なので雨の日は居場所に困ると思います。
周囲はむき出しの荒地とアスファルトです。
夏の照り返しと日差しは相当なものと予想できますので、日傘は必須です。
行ってまいりました。
今話題の豊洲。ゆりかもめ駅を降りるとそこはひとけのない豊洲市場と茶色い土が
むき出しの広大な空き地。
植樹したばかりと思しき緑の一角にまるで巨大なコンテナのような淡いグレーの箱。
なかなかシュールな光景であります。
中はそれほど広くありません。客席はちょうど傾斜をつけた円盤に乗っかった形で
これが場面によってゆっくりと回転するのですが、ちょっと船が揺れるみたいな
ふわっとした感じがあるので、気になる方もいらっしゃるかも。
舞台は曲面でできたスクリーンのような壁で仕切られ、開閉式になってます。
まるで巨大なエレベーターのドアが開くと、そこに舞台があるイメージ。
この巨大な壁はスクリーンの機能も果たしており、モノクロの映像が投影され、
動く座席とうまく連動して面白い演出効果を発揮しておりました。
例えば人物が全速力で野原を駆け抜けるシーンではすすき野が映し出され、
その手前を役者が走る。
髑髏城内に侵入するシーンでは城の石垣が映し出され、座席がくるっと動くので
自分も中に入ったような錯覚が得られるのです。
ラスト近く、捨之介の見せ場のシーンでは、座席の動きと壁の開くタイミングが
ぴたっと噛み合い、体ごとその場面に吸い込まれて行く感じで、思わすおおっ!!と
興奮いたしました。
また場面によっては天井から霧雨を降らせたり、小川が流れたりの演出も
舞台が連続した円形であること、客席が回るという仕組みならではかもしれません。
ただ、一つ改善していただきたいところが。
それは、音響です。
私の席は前方右手端だったのですが、スピーカーの音が反響しディレイがかかった
ような状態でセリフが聞き取りにくい部分が多々ありました。
インターバルでヘヴィメタの音楽がかかってる時は特に感じなかったので、
役者さんの声を拾うマイクとの相性に問題があるのかもしれません。
セリフが聞こえ辛いのは割と致命的な欠陥ではないかと思いました。
さて。
舞台装置が日本初でかなり斬新な作りだからかもですが、
お芝居の衣装だったり演出は想像したよりずっとオーソドックスでしたね。
以前、染五郎さんが捨之介と天魔王の二役を演じた髑髏城を映画で見ました。
女郎衆がいきなり迷彩服でライフルをぶっ放したり、凝りまくったセリフの応酬で
思い切り笑わせたり、役者の力量全開でこれでもか!!と攻めてる演出でした。
天魔王の手下も仮面ライダーの怪人みたいに突飛な扮装に武器を装備して、
ある意味パンキッシュな、時代性完全無視のなんでもあり、みたいな。
もう一つ、髑髏城内での一つの見せ場、捨之介が斬りかかる敵をバッサバッサと
切り倒しながら、刃こぼれした刀を贋鉄斎に投げ渡し戦いながら研ぎ直した刀を
受け取ってまた切り倒すという、軽業のような刀の投げ渡しシーンが大好きで。
あれがなかったのはちょっと残念でした。
なので、正直、物足りない感じがあるのですが、何年もなんども上演して
少しずつ形が変わっていくのも、この髑髏城の醍醐味なのかもしれません。
「花」の配役は
捨之介を小栗旬さん、無界屋蘭兵衛を山本耕史さん、天魔王を成河さん。
捨之介の小栗さんは生で見るとすらりと背が高く顔が小さくモデル体型ですね。
殺陣の動きもキレがあって若々しい捨之介だなぁという印象でした。
ただその若々しさ故か。
捨之介の色気や暗さが感じられなかったのが物足りず。
遊び人で尻軽で口を開けば女を口説きどこまで本気かわからない冗談ばかり。
だけれどもその軽さが実は消すに消せない過去の薄暗さを隠すため。
どこまでもお馬鹿で軽薄なのに、ある種得体の知れない謎めいた色気が、セリフでも
女性(特に沙霧)との絡みでもあまり感じられなかったのは、小栗旬ならではの
捨之介像を描くための演出だったかも知れません。
ただ、染五郎さんの捨之介では、過去が明らかになり、奇妙な名前の由来を知り、
前半の軽さと後半の業を背負った陰惨さが一人の男の上でせめぎ合う感じが
役者さんのお芝居からくっきり浮かび上がってくるのがなんとも魅力的だったし、
天魔王という一見正反対に見える悪の権化に、ふっと引き寄せられてしまうのでは
というスリリングさをも生み出していましたし、その流れがあるからこそ、
仲間の為ならこの命、捨ましょうとばかりに見得を切る姿が強烈に印象的だった。
ただ、成河さんの天魔王も人外めいた異様な悪というより、信長の幻影に狂った
哀れな男、妄想狂的なキャラクターだったので、天魔王の影としての捨之介は
あのバランスでよかったのかも知れないと思ったり。
染五郎さんの一人二役の髑髏城のイメージが強すぎたのかもなぁ。
今回の髑髏城は捨之介も天魔王もよりリアルサイズな人間として描く演出意図が
あったのかも知れません。
無界屋蘭兵衛の山本耕史さん、素敵でしたよ。
着物の裾捌きからして色っぽい。
殺陣もピタリと形が決まる。
声がいいんですよね。よく通る透明感のある声。
TVで見るより大きく感じますし、衣装と役柄も相まって、線が細い感じ。
まさに「美形キャラ」と言った趣でございます。
蘭兵衛は設定的にも美味しい役柄だと思うし、山本さん百も承知で、まさに!!
って感じで演じきっておりました。
役の掴み方が上手いんだろうな。聡明な役者さんなんでしょうね。
中盤では彼が主役だっけ???と思ってしまうほど見せ場だらけ。
真っ暗な空に髑髏の模様が浮かぶ真っ白い巨大な月をバックに、
咲き乱れる真っ白い彼岸花に死装束のような着物の彼すっと佇むシーンは
幻想的でとても美しかったです。
個人的には極楽太夫のりょうさんと贋鉄斎の古田新太さんが最高でした。
極楽太夫のりょうさんはとにかくひたすら美しくあだっぽくしなやかで、
いや〜もうあれはですね、男でなくても惚れちゃいますよ!!
男を手玉にとる極上の艶やかさを見せたかと思うと、姐さん肌のきっぷのよさ。
媚びを含んだ甘い声から、からりと男勝りのドスの効いたセリフまで自由自在。
彼女が居るだけで舞台が華やぐんですよね・・・本当に素敵でした。
古田新太さんはTVだと変なおじさんのあらゆるバリエーションを演じる人。
みたいなイメージですが(すいません、個人的な感想です)。
舞台で見るとひたすらスゲーーーーーーーー!!!でした。
贋鉄斎ですから、まぁこれも変なおじさんの一種ではありますが。
刀鍛冶をするうち、刀に愛情を込めすぎて、ついには一本一本に名前をつけて、
「まさこぉぉ〜!」とか叫びながら自分の体を切って快感を覚えるという変態さん。
切り傷だらけのキン肉マンのような扮装でどう見てもおかしなおじさんなのですが。
なんだろう。磁石のように目線を引きつける力は。
舞台の真ん中に立ってるだけでも絵になるし。
(もちろんキン肉マン姿ですがw)
立ち方からして、他の人と違うんじゃないだろうか?と思ったのです。
すっと立ってるだけでも、様になってるんです。
新感線の看板役者さんですし、お客さんを笑わすタイミングも
完璧に掴んでらっしゃる。客席の反応を機敏に察知してコントロールしてる感じ。
いや〜・・・舞台というものをあまり見たことがないので、うまく説明できないのが
もどかしいのですが。
生で、舞台に立つのはお客さんの視線に晒され続けるということ。
それが、TVや映画の世界と質的に全く違うものだということを、古田さんの存在が
実感させてくれた気がします。
もっともっとお芝居を見て見たい。
そう思いました。
カーテンコール。
感無量。
やり切った表情の役者さん。
興奮冷めやらず拍手するお客さん。
カンヌの上映会の後の木村を思い出しました。
インタビューで「客席と一体になれた。一方通行じゃなかった。」と言った。
・・・もし、彼がこの舞台の感じを味えたら、どんな言葉で表現するだろう。
さて、これからステージアラウンド東京へ行く方へ。
周りには何もないので、ゆりかもめに乗車する前に食料・飲み物を確保しましょう。
最後の自販機は最寄りの「市場前駅」になります。
徒歩3分ほどですが、めんどくさいです。
ステージアラウンドのロビーは予想以上に狭いです。
今回入館できたのは開演30分前。それまでは前面の芝生のあるベンチか海側の
散歩道で時間を潰すことになりますが、屋根がありません。
なので雨の日は居場所に困ると思います。
周囲はむき出しの荒地とアスファルトです。
夏の照り返しと日差しは相当なものと予想できますので、日傘は必須です。
コメント
「髑髏城の七人~花」に行かれたんですね。チケットを取ろうとしたのですが、すでに完売。
山本耕史さん、素敵でしょ。歌も踊りもとても上手で、テレビでいるよりずっと素晴らしく、キャリアを感じる役者さんです。小栗さんも何度か拝見しているのですが、スタイルは良いのですが、動きやせりふ回しのせいなのか、役のつかみが浅い感じのする方です。
りょうさんは独特の雰囲気のある方で、小劇場的な芝居でも、大きな舞台でも印象的なお芝居。そして、古田新太さん。さすがというか、舞台にとどまらず、劇場という空間をその存在で満たすというか。
新感線の魅力にあふれた舞台だったようですね。
次作「髑髏城の七人~鳥」に行く予定なので、劇場情報助かります。ありがとうございます。あまり早く行かず、飲み物・食料持参ですね。了解しました。
渾身のレビュー拝読致しました。
早く観劇の後の興奮を共有できるように
私も頑張ります。
古田新太の凄さは舞台じゃないと、わからないですよね。
「髑髏城の7人」のイメージはやはり一人二役なんですよね。
小栗旬を主役として据えて、2011年にわざわざ
ストレートプレイとして書き直してるんですよね。
だから、HT様が映画でご覧になられた
染五郎版が初演に近いですね。
私もあれが「髑髏城の7人」だと思いますし、
いのうえ歌舞伎の真骨頂だと思います。
やっぱり、魅せる事に長けてる人は凄いですよね!
ステージアラウンド、欠点はありますがちょっとしたアトラクションの気分でした。
小栗くんはもしかしたら映像向きの方なのかもしれないですね。
山本耕史さんは舞台でより輝く人。
一番惹かれたのは古田新太さんでした。
映像と舞台との振り幅がデカすぎます(笑)
劇場情報お役に立てて良かったです。
たた様の観覧日がお天気のいい日になりますように。
ぜひぜひMAYUKO様にも見ていただきたいです!
古田新太さんの存在感、色気は以前教えて頂いたのですが、圧倒的でした。
もっと舞台で見たい役者さんです。
>>小栗旬を主役として据えて、2011年にわざわざ
ストレートプレイとして書き直してるんですよね。
そうだったんですね。
先に染五郎さんのを見てしまって・・・あまりにも楽しく魅力的で強烈で。
一人二役、どうするの?と思ってましたが全く違和感のない演出。
染五郎さんの「髑髏城」舞台で見たいです!!!!