まだこれを書いてなかったのに気づいた。
「無限の住人」関連番組の中でリピート最多かもしれない。
ビジュアル。声。ベージュのコートの中で少しだけ体が泳ぐ華奢な感じ。
全てが私の好みど真ん中なのです。
以前「マツコと木村の絡みを見たいですね。」とのコメントをいただいた。
どんな感じになるんだろ。
数年前のエッセイは結構辛口だったなぁ。
でもTOYOTAで共演して好感触だったって木村が言ってたよなぁ。
・・・結果、最高だったよ。
冒頭、木村がフレームに入ってきた瞬間から二人の間に漂う空気感がいい。
近すぎず遠すぎず。
遠慮はないけど配慮してる感じ。
お互いTVで見かけるだろうし一緒にCM撮ったし、何故か同じ学校の出身らしいけど
同じ業界にいるのに顔を合わせたのは割と最近。
あまり例のない関係性だと思う。
私はあんまりTV見ないけど、マツコの番組は旦那が録画してるのでよく見る。
いわゆる辛口キャラの位置付けだけど、素人とスタッフとタレントと立場によって
スタンスを変えたりしないこと、言いたい放題に見えて気を使ってるのがなんとなく
伝わってきて、実は繊細な人なのかもと思ったりする。
とりわけ「月曜から夜更かし」と「知らない世界」は世間的に見て変わってるとか
少しおかしいと思われそうな人たちへの接し方にそれを感じる。
その敏感さは自身が女装した巨体の男性の外見なのと深い関係があるし、
彼女が毒舌ではあるけど、横柄なMCタレントのような嫌悪感がないのは
その繊細さゆえかもしれない。
そして毎日のようにTVで見かける彼女はどこで誰といても浮いて見える。
つまり「異質」な存在なのだ。
その「異質」さが実は木村とマツコの共通点でもあると私は思う。
木村拓哉=キムタクはそのビジュアルと身体能力、揺るぎない個性と鋭い観察力で
20年以上芸能界のトップの位置にいる。
ドラマや映画など非日常的な世界の中で強烈な光を放つ唯一無二の存在感は、
タレントの素顔(厳密には違うけど)を見せるバラエティの世界でも圧倒的だ。
つまり、本人は普通にしていても何となく浮いてしまう。
その「浮いた感じ」が木村拓哉という存在へのニーズでもあるわけで、
つまり彼も「異質」な存在なのだ。
マツコが「芸能界の覚悟してるランキングのトップ3に入るわよ。」と言い、
「(自分への)ニーズとのバランスが絶妙よね。」と指摘したのはその辺の状況を
ひっくるめた上でだろう。
TVという特殊な世界ですら浮いて見える「異質」な者同士。
お互いの抱えたものが黙っていても分かってしまう。
初めてなのにリラックスした二人は一緒にいるのがごく自然で、心が和む。
とはいうものの、ごく若い頃ジャニーズ事務所に所属し、自分の立ち位置を理解し、
世間のニーズを時には巧みに利用し、ある程度自由に泳ぐ術を身につけた木村の
目には、マツコの繊細な部分が危なっかしく見えるのだろうか。
「心配なんだよ。」って言葉にはそんなニュアンスを感じる。
木村がそんな風に感じるのも、同じような道を辿った経験があるからで、
ダメージを受けた傷のかさぶたが剥がれ、より強くなった心にも痕跡は残る。
だから余計にマツコの心の在り方が他人事には思えないのだろうか。
夜の巷を徘徊する木村拓哉は優しい。
その優しさが眼差しから、声から、ふとした仕草から溢れている。
満開の夜桜のような艶のある声と柔らかく光を反射する瞳。
TVの画面からふんわりと良い匂いが漂ってくるよう。
「あたしのこと好きでしょ?」
「嫌いじゃないよ。」
「そういうことじゃなくて!」
ごめんねぇ。
そう言いながら工藤静香の歌のフリをしてみせるマツコは冗談っぽくもあり、
ちょっとだけ本気っぽくもあり。
(その絶妙な加減がマツコの頭のいいとこなんだけど)
どの番組で見たのより女の人っぽく見えた。
それも、可愛い感じで。
これよこれ。
木村の、人を惹きつける力。
自分を求める人を、性別や年齢や外見で拒絶しない感じ。
広く深く「人間が好き」な感じ。
「愛が溢れてる」感じ。
「愛のひと」だなぁとしみじみ思う。
浅草寺近くの街角で遭遇した二人組が「テンション最高!」「死ぬ気がしない!」
ってはしゃいでた気持ちがよくわかる。
昏い夜道に心細く見上げた空に現れた春の月。
VIVA!
ライトアップに浮かび上がった桜の木の下で長年連れ添った夫婦の設定で小芝居。
今年の桜は長いね。
笑っちゃうようなシチュエーションとセリフにちょっと胸が締め付けられる。
幸せな感じで。
そろそろ老眼来てるよとごくあっさりと言葉にする。
ああ、もう彼は不老不死のアイドルを演じなくて良くなったんだ。
目尻のシワがあたたかい。
またマツコと夜の巷を徘徊できますように。
「無限の住人」関連番組の中でリピート最多かもしれない。
ビジュアル。声。ベージュのコートの中で少しだけ体が泳ぐ華奢な感じ。
全てが私の好みど真ん中なのです。
以前「マツコと木村の絡みを見たいですね。」とのコメントをいただいた。
どんな感じになるんだろ。
数年前のエッセイは結構辛口だったなぁ。
でもTOYOTAで共演して好感触だったって木村が言ってたよなぁ。
・・・結果、最高だったよ。
冒頭、木村がフレームに入ってきた瞬間から二人の間に漂う空気感がいい。
近すぎず遠すぎず。
遠慮はないけど配慮してる感じ。
お互いTVで見かけるだろうし一緒にCM撮ったし、何故か同じ学校の出身らしいけど
同じ業界にいるのに顔を合わせたのは割と最近。
あまり例のない関係性だと思う。
私はあんまりTV見ないけど、マツコの番組は旦那が録画してるのでよく見る。
いわゆる辛口キャラの位置付けだけど、素人とスタッフとタレントと立場によって
スタンスを変えたりしないこと、言いたい放題に見えて気を使ってるのがなんとなく
伝わってきて、実は繊細な人なのかもと思ったりする。
とりわけ「月曜から夜更かし」と「知らない世界」は世間的に見て変わってるとか
少しおかしいと思われそうな人たちへの接し方にそれを感じる。
その敏感さは自身が女装した巨体の男性の外見なのと深い関係があるし、
彼女が毒舌ではあるけど、横柄なMCタレントのような嫌悪感がないのは
その繊細さゆえかもしれない。
そして毎日のようにTVで見かける彼女はどこで誰といても浮いて見える。
つまり「異質」な存在なのだ。
その「異質」さが実は木村とマツコの共通点でもあると私は思う。
木村拓哉=キムタクはそのビジュアルと身体能力、揺るぎない個性と鋭い観察力で
20年以上芸能界のトップの位置にいる。
ドラマや映画など非日常的な世界の中で強烈な光を放つ唯一無二の存在感は、
タレントの素顔(厳密には違うけど)を見せるバラエティの世界でも圧倒的だ。
つまり、本人は普通にしていても何となく浮いてしまう。
その「浮いた感じ」が木村拓哉という存在へのニーズでもあるわけで、
つまり彼も「異質」な存在なのだ。
マツコが「芸能界の覚悟してるランキングのトップ3に入るわよ。」と言い、
「(自分への)ニーズとのバランスが絶妙よね。」と指摘したのはその辺の状況を
ひっくるめた上でだろう。
TVという特殊な世界ですら浮いて見える「異質」な者同士。
お互いの抱えたものが黙っていても分かってしまう。
初めてなのにリラックスした二人は一緒にいるのがごく自然で、心が和む。
とはいうものの、ごく若い頃ジャニーズ事務所に所属し、自分の立ち位置を理解し、
世間のニーズを時には巧みに利用し、ある程度自由に泳ぐ術を身につけた木村の
目には、マツコの繊細な部分が危なっかしく見えるのだろうか。
「心配なんだよ。」って言葉にはそんなニュアンスを感じる。
木村がそんな風に感じるのも、同じような道を辿った経験があるからで、
ダメージを受けた傷のかさぶたが剥がれ、より強くなった心にも痕跡は残る。
だから余計にマツコの心の在り方が他人事には思えないのだろうか。
夜の巷を徘徊する木村拓哉は優しい。
その優しさが眼差しから、声から、ふとした仕草から溢れている。
満開の夜桜のような艶のある声と柔らかく光を反射する瞳。
TVの画面からふんわりと良い匂いが漂ってくるよう。
「あたしのこと好きでしょ?」
「嫌いじゃないよ。」
「そういうことじゃなくて!」
ごめんねぇ。
そう言いながら工藤静香の歌のフリをしてみせるマツコは冗談っぽくもあり、
ちょっとだけ本気っぽくもあり。
(その絶妙な加減がマツコの頭のいいとこなんだけど)
どの番組で見たのより女の人っぽく見えた。
それも、可愛い感じで。
これよこれ。
木村の、人を惹きつける力。
自分を求める人を、性別や年齢や外見で拒絶しない感じ。
広く深く「人間が好き」な感じ。
「愛が溢れてる」感じ。
「愛のひと」だなぁとしみじみ思う。
浅草寺近くの街角で遭遇した二人組が「テンション最高!」「死ぬ気がしない!」
ってはしゃいでた気持ちがよくわかる。
昏い夜道に心細く見上げた空に現れた春の月。
VIVA!
ライトアップに浮かび上がった桜の木の下で長年連れ添った夫婦の設定で小芝居。
今年の桜は長いね。
笑っちゃうようなシチュエーションとセリフにちょっと胸が締め付けられる。
幸せな感じで。
そろそろ老眼来てるよとごくあっさりと言葉にする。
ああ、もう彼は不老不死のアイドルを演じなくて良くなったんだ。
目尻のシワがあたたかい。
またマツコと夜の巷を徘徊できますように。
コメント
おはようございます。
思ってた事を全部書いてくださってる…
朝からうるうるしてます。
「愛のひと」ですね、本当に。
眼差しも距離感も温度も深くて温かい。
私にとって人知を超えた人です、何もかも想定外で…
遠慮じゃなくて配慮がある。
理解し合う異質な二人。
本当にその通りですね。だから見ていてとても心地良かったのだと思います。
結局は、生き様、品性、人柄が出ますね。
高い志と覚悟を持って生きている賢い二人。
三池監督、MIYAVIもそうですが、感性の近い人がどんどん引き寄せあってますね。
壁が取れたので(๑>◡
木村さんの凄さを伝える語彙力がもっと欲しいです。
HT様が木村さんのオフィシャルライターだったらなぁ…と思います。
木村を強くしているのは愛だと思ってます。
え?・・・ってちょっと恥ずかしい感じになってしまいますけれども。
「愛」ってなんだか曖昧だし便利に使われがちな言葉ですが、木村のそれは
能動的な感じがあるんです。
人を愛す。人に愛される。 そのシンプルさ、困難さ。
それをなんのてらいもなく表現できて、人と分かち合える。
それがSKY様のいう「規格外」な力かもしれないですね。
NALUはご覧になりましたか?
木村拓哉の周りってどうしてこう魅力的な男たちばかりなんだろう。
オフィシャルライターはその人のファンじゃない方がいいと思います。
私は文章のプロではないので好き勝手に色々書けてますけれども(笑)
本当に魅力的ですよねー木村は。
ますます魅力的になっていきそうですよね。
彼の周りはまだざわざわしていますが、時間が解決するのを待つしかないでしょうね。
でも、きっとそんなに長いことじゃないと思います。