https://www.youtube.com/watch?v=5_2gwE2V4jo

冒頭の足の動きだけですぐに分かる。
彼のリズム。
としか表現しようがないんだけど。
それはきっとコンマ数秒の違いだろうし、ずっと見てきたからだろうけど。
例のモデル・ウォークでちらっと視線をそらす感じも「らしい」。
久しぶり!の木村のダンス。
全然変わってなくて、なんかホッとした。
それはあのバネの利いた野生の獣のようなしなやかさとか、
びっくりするほど華奢なのに強いステップとか、色んなことの集合体だけど、
「ああ。木村拓哉だな!」っていう喜び。
そのステップが、全身から湧き上がるエネルギーと笑顔が、
デパートのフロアを楽しいエンタメの空間に変えてしまう。
あれは、魔法だね。
リアルにちょっとだけ魔法をかける。
それが木村拓哉という人のチカラなんだなぁ。

映像を見れば分かるけど、ターゲットは中国語圏と英語圏の人たち。
ここに来てお金を払えば、日本の「いま」が手に入る。
「モノを買う」=「コトを体験する」を、シンプルにダイレクトに伝えるために
ああいう分かりやすい、かつ、インパクトのある方法を選んだんでしょうね。
その「いま」のイメージキャラクターに木村が選ばれたのが、感慨深い。
SNSでチェックした感じでは、ちゃんと伝わったみたいで、よかったです。

CMってターゲットにしっかり伝わらなきゃ無意味なんですよね。
ファンだから忘れがちだけど、ターゲットは私たちとは限らない。
木村は、そのことを誰よりも理解してるんじゃないだろうか。

スタイリストは野口強さんですって。
納得。
一見、地味なスーツだけど素材感が凝ってるし、あの細ーーーいネクタイ。
男のおしゃれを知り尽くしてるなーと思う。
そして動いた時、体のラインに沿って描くシルエットが最高。
靴のサイズ感も計算し尽くした感じ。
ノーズが長めでアップになった時、エレガントに見えませんか?
木村の体型・サイズ感・動きの魅力を知り尽くしたからこそのチョイスかな。
野口さんのスタイリングは彼の色艶を最大限に引き出すね。
もちろん音楽や振り付けや編集、照明に至るまで、
これは木村とたくさんのスタッフさんとの全力コラボ。

メイキングもいいね。
連絡通路で一人ステップ。
あの足の動き、CEROゲストのS.Liveと同じだわ。あのダンス、好きだったなぁ。


話変わって。

検察側の罪人は中国語圏での上映が決まったみたいですね。
そして来年のマスカレードホテル。
今日のWSで「海外でも絶大な人気と認知度を誇る」って言われてましたが、
共演の長澤まさみさんもなんですよ。
金城武くんとジョン・ウー監督作品に出演したんです。
東野圭吾作品は中国でも人気らしく、あちらの書店の日本コーナーでも
かなりのスペースを占めていて、中でもマスカレードホテルは人気だそうです。
この辺の流れがうまく纏まって、面白い展開になったらいいなぁ、なんて。

ほんと。
木村さんって飽きさせないですよね(笑)

コメント

nophoto
裕子
2018年6月24日22:37

HT様

いつも素敵でドンピシャリの感想有難うございます。
先ほど書き込ませていただいたのですが、どういう訳か送信できませんでした。
長すぎたのかも知れません。

あの音楽的な?足さばき、言われるように靴のサイズ感も計算しつくしてあり、
足首のしなやかさが一段と目を引きます。まるで靴も生きもののよう。
映像も最初はおっ!ってなりますが、やがて木村さんや西武の方々との一体感が
ハンパなくて一緒に参加している気になりすごく楽しいです!
先日の「自分は自分」も今回のもメッセージが簡潔でターゲットにしっかりと
伝わります。本当にこれって一番大切ではないでしょうか、しかも楽しく伝わること。渋谷西武に行って来なくては(笑)。

送信できます様に。


HT
2018年6月26日21:55

裕子さんこんばんは。

コメントが無事反映されてよかったです。
まるで靴も生きもののよう・・・ああ、そんな感じです。
頭のてっぺんの髪の毛の先から足のつま先まで、この人はしっかり見えてるんじゃ?
とありえないことですが、彼なら納得してしまいます。
それが「神経の行き届いた」状態なんでしょうね。
靴は楽しげにステップを踏む。それは彼が、楽しげな「動き」とは何かを知ってるから。
楽しみながら、適度に緊張して、体は自由に動く。
あの靴、よく見るとサイドゴアのショートブーツでした。
いかにも野口強らしいチョイスです。
仕立てのよいパンツにはブーツ。
なんかね、そういう見えないところまでが「らしさ」を作る秘密かも?なんて。