愛しいもの、豊かな時間。
2018年6月29日 キムラさん コメント (2)UOMO。
木村の「愛するもの」たちの写真とエピソードが、木村だなぁと思って。
ギターと、包丁。
それぞれに忘れられない人、忘れられない出来事がある。
きっとそういう人なんだなぁと思ってたけど、やっぱりそうだったね。
「そのもの」自体もとても美しく潔いフォルムで、ただならぬオーラがある。
ギターからは音色が。
無駄のない理想的なかたち。
暖かみのあるイエローオレンジとダークブラウンにターコイズとゴールド。
どれも自然の中にある色。
彼の尊敬してやまないゴローさんとクラプトンの合作。
それだけでも宝物じゃないですか。
過酷な撮影の合間、帰宅したらさりげなく家に届いてて、家族が内緒で相談して
自分にプレゼントしてくれたんだ、と。
あの頃の彼を取り巻く状況を思い出してみれば・・・どんなにこころに響いたか。
今は亡き人。尊敬するミュージシャン。
深い音を奏でるであろう美しいギター。
外がどんな嵐だろうと家に帰れば愛するモノがあり、
手に取れば作った人・贈った人の想いが指先から伝わってくる。
これは、彼が愛し・愛された人たちの記憶そのものなのだ。
全部で6本ギターを所有しているという木村。
そのうちの一本はLINEのCMで奏でていたもので、そういえばあの音色、
とても穏やかだったなぁと思いだす。
もう一つの愛しいモノ=ターコイズの柄の包丁。
刃の部分に浮かび上がった文様、ネイティブの細工かと思った。
それが刃を鍛える過程で自然に現れるものであると。
美しく冷たい刃先・・・数年前に根津美術館で見た日本刀を思い出す。
道具であり武器であり、身を飾る装飾品でもあり。
ビストロの現場で使っていたらしいけど、わざわざマイ包丁を用意するところが
料理人っぽいなと思ったり、このデザインを選んだのは彼らしい美意識を感じて
刀に道具以上の美を求める武士のようだなと思ったり。
2017年のFrau、ロングインタビューを引っ張りだして読む。
「豊かな時間を過ごして待つのも仕事のうち」だと語っている。
豊かな時間。
インタビューで「美味いものを食ったりすっげー綺麗なものを見たり」して
自分が豊かな状態でいること、だと。
あのギターはとても美しいし、あの包丁で作った料理はきっと美味しいだろう。
日々のくらしの中にある愛しいものが豊かに時間を彩る。
それがあるからこそ、木村拓哉は自分を見失わずに立ってられるのかもしれない。
グラビアでギターを構えている姿。
前髪を下ろした顔を、久々に見た気がする。
彼が身につけた色は、深いネイビー。
手の中のギターはイエローオレンジ、そしてターコイズブルー。
そうか。
好きな色は、愛しいものたちの色だったんだ。
木村の「愛するもの」たちの写真とエピソードが、木村だなぁと思って。
ギターと、包丁。
それぞれに忘れられない人、忘れられない出来事がある。
きっとそういう人なんだなぁと思ってたけど、やっぱりそうだったね。
「そのもの」自体もとても美しく潔いフォルムで、ただならぬオーラがある。
ギターからは音色が。
無駄のない理想的なかたち。
暖かみのあるイエローオレンジとダークブラウンにターコイズとゴールド。
どれも自然の中にある色。
彼の尊敬してやまないゴローさんとクラプトンの合作。
それだけでも宝物じゃないですか。
過酷な撮影の合間、帰宅したらさりげなく家に届いてて、家族が内緒で相談して
自分にプレゼントしてくれたんだ、と。
あの頃の彼を取り巻く状況を思い出してみれば・・・どんなにこころに響いたか。
今は亡き人。尊敬するミュージシャン。
深い音を奏でるであろう美しいギター。
外がどんな嵐だろうと家に帰れば愛するモノがあり、
手に取れば作った人・贈った人の想いが指先から伝わってくる。
これは、彼が愛し・愛された人たちの記憶そのものなのだ。
全部で6本ギターを所有しているという木村。
そのうちの一本はLINEのCMで奏でていたもので、そういえばあの音色、
とても穏やかだったなぁと思いだす。
もう一つの愛しいモノ=ターコイズの柄の包丁。
刃の部分に浮かび上がった文様、ネイティブの細工かと思った。
それが刃を鍛える過程で自然に現れるものであると。
美しく冷たい刃先・・・数年前に根津美術館で見た日本刀を思い出す。
道具であり武器であり、身を飾る装飾品でもあり。
ビストロの現場で使っていたらしいけど、わざわざマイ包丁を用意するところが
料理人っぽいなと思ったり、このデザインを選んだのは彼らしい美意識を感じて
刀に道具以上の美を求める武士のようだなと思ったり。
2017年のFrau、ロングインタビューを引っ張りだして読む。
「豊かな時間を過ごして待つのも仕事のうち」だと語っている。
豊かな時間。
インタビューで「美味いものを食ったりすっげー綺麗なものを見たり」して
自分が豊かな状態でいること、だと。
あのギターはとても美しいし、あの包丁で作った料理はきっと美味しいだろう。
日々のくらしの中にある愛しいものが豊かに時間を彩る。
それがあるからこそ、木村拓哉は自分を見失わずに立ってられるのかもしれない。
グラビアでギターを構えている姿。
前髪を下ろした顔を、久々に見た気がする。
彼が身につけた色は、深いネイビー。
手の中のギターはイエローオレンジ、そしてターコイズブルー。
そうか。
好きな色は、愛しいものたちの色だったんだ。
コメント
何と美しいものたちでしょうか!
本当にHT様の言われるようにオーラがあって美術館でみたことがあるような
錯覚を覚えます。マーティンを抱える木村さんとそのマーティンの細部と
2本の包丁の写真。まるで美術品のカタログのよう。
エリック・クラプトンとゴローさんとはどんな繋がりがあったのでしょう、
そしてそのお仲間とご家族との愛で木村さんのもとに届いた最高の芸術品。
ストラリヴァリウスやガルネリウスにも匹敵しそうですね。
優れた「もの」にはその制作者の魂がやどり続ける、と言います。
その上にそれを使用するひとのストーリーが加わって唯一無二の存在に
なっていくのでしょう。最高のものが最高のひとのもとに。
出来ればそれを弾きながらのソロコンサートがあればいいのにって思います。
どんな名器のギターも弾き続けられないと命を終えてしまうそうですから。
映画の2枚目のフライヤー、まだ手にしていないのですが、魔物が棲むという深い森に佇む最上さん。ツイッターで見せてもらいました。
何だかダンテの神曲の中の一節も浮かんできそうでした。
「我れ正路を失い、人生の羇旅半ばにあたりてとある暗き林のなかにありき」
映画が楽しみであると同時に怖い気もしています。
でも生身の木村さんは愛おしいひとたちに、好きな色たちに囲まれて
幸せなのですよね。安心です(笑)!
優れた「もの」には製作者の魂が宿り続ける・・・素晴らしいですよね・・・。
それに様々な想いやストーリーが加われば、それはもうその人の一部。
彼はプラベや仕事中のちょっとした時間でもギターを鳴らしてるみたいですよ。
歌やダンスに「筋」があるように、楽器の演奏もでしょうね。
ほっておけば拗ねてしまいそう。 それは、まるで人生のパートナーのように。
ダンテの神曲の一節・・・ぴったりかもしれないですね。
原作は最初の方で挫折しましたが(苦笑)映画は何度も何度も通ってしまいそう。