https://news.yahoo.co.jp/feature/1054

この記事。
素晴らしい。
明快で一点の曇りもなく視界は広く、冷静で明晰なのに心は熱く脈打っている。
未来を、語っている気がしたんですよね。
そんなに遠くじゃない未来。
それから被災した方への炊き出しの部分で
「片方の手でカレーを受け取り、もう片方で握手を求めてきた」のところ。
ハッとしました。
理屈じゃなく、エンタメのチカラってこれなんだと。
木村の手と目で相手の方の体温を感じ取ったかのような瞬間。


検察側の罪人、キャンペーンがスタートしました。

ミヤネ屋、父として・人の親としての言葉。
とてもいい顔…穏やかで静かで深い愛情が見える。
子は親の背中を見て育つ。
「自立」が子育ての最終目的。共感しました。
主役は彼女、自分はサポーターに過ぎない。
選びながら話す言葉、声のトーンから伝わってきました。
押し付けでない優しさ。見守る心の強さ。
前へ出すぎずそっと様子を見るって言葉にすると簡単だけど難しい。
最高の男親だよなぁと胸がいっぱいになりました。
・・・でも父親の顔は本当にたまーにでいいかな。
役者・タレントとして夢を見させてくれる存在であり続けて欲しいので。
もう一つ、仕事環境の変化を「第1章、第2章」と表現したのも意味深。
個人的には結婚とSMAP解散だと解釈したんですけど。どうでしょう?
似たような状況になっちゃってたなぁと、振り返って思います。
渦中の人となり好奇心と批判の嵐の中でいくら反論しても言葉は届かない。
歯を食いしばって仕事で跳ね返していくしかない。
不安や恐怖も間違いなく、ある。
でもこの人は逃げない。
取り乱さない。諦めない。今できることに全力を注ぐ。
苦しい時にもそんな姿を見せ続けてくれた。
そして今、肩の力の抜けた自然な顔を見せてくれる。
ファンもまたこの人に守られているのかもしれないなぁと、ふと。
木村本人はそんなつもりは無いでしょうけど。

モニタリングとぴったんこカンカンは最高に楽しかった!
大の木村ファンの小杉さん、舞い上がってコメントが悉く不発・笑
でもファンとしては正しい姿ですよね。
本当に大好きなんだなーってよーく分かりましたから。
訪問先に事前にスタッフがアポイント取ってお邪魔する流れらしいけど、
誰が来るかは明かされてないので、みなさんのリアクションが一々面白い。
「え!?キムタク!?」って顔に出ちゃってます。
木村は至って普通。
だからかな?皆さん最初はびっくりしでも後は普通に会話していて、
たぶん木村が誰に対しても心理的な壁を作らずフラットに接するから。
もし、オレ様で威圧的な人なら態度に出るしああはいかない。
TVを見てる人たちには伝わるみたいで、
キムタクってこんな穏やかな人だった?って声多数でした。
そう、木村拓哉ってあんな人だったんですよね。
出演番組全部チェックしてインタビュー読み漁ってラジオもチェックしてる
我々のような濃いファンはみんな知ってる木村拓哉の姿。
スマスマ特別編やさんタクや、ソロで出演の番組では前からあんなだったし、
実はそっちの方が断然一般受けも良かったんですよ。
でもSMAPだとオレ様単純直情キャラを要求され、見事に体現してしまうから…
またすぐ上書きされてキャラクターが一人歩きしてしまう。
真っ白なシャツに染み付いた消えないシミのようで…
消えてしまえばいいのにとずーっと思ってました。

ソロになって一年半過ぎました。
いよいよ本格的に再始動だなと実感したのが、
そう、二宮くんとのぴったんこカンカン。
二宮くんはドラマを少し見た程度で人となりまでは知りませんでした。
長年の派閥煽り?もあり、正直、検察側の罪人の共演は不安感のが大きかったです。
いやぁ、一度染み付いた先入観を覆すのは難しいですね。
が、一つ前の文章で書いた通り、映画誌のインタビューで印象変わりました。
そこからの共演。
二宮くん、最高に面白かったなぁ。
頭の回転早くて言葉のチョイスが的確。
木村との会話、息がぴったり合っていて、見てて気持ちがいい。
ハラハラとかイライラとかモヤモヤが一切なく、ストレスフリーの気持ち良い時間。
木村と二宮くんて真逆だけど、方向性は似てる気がしたんですよね。
独自の世界を持っていて、他人に影響されない。
自分を曲げないけど、人の生き方も尊重する感じ。
だからあんなに正反対なのにお互いの世界を見せ合えて、自分なりに楽しめる感じ。
何より会話やボケ・ツッコミの息ぴったりなのがいいですよね。
きっとお芝居の相性もぴったりだろうなと。
ますます映画が楽しみになってきました。

今の木村のヘアスタイル、賛否両論みたいですけど、私は好き。
顔の印象が柔らかくて、目の大きさが強調されて、可愛くなるし。
あの無造作さがShitaoを連想させます・笑
何でしょう、あのホワンとした空気感。
「実はおっとりしたところがある。」とはジャニーさんの木村評ですが、まさに。
ガツガツもギラギラも好きだけど、見た目おっとり・来るもの拒まず、
それでいて流されずどっしりと器のデカさを感じる風情は若竹のようでもあり。
強風に竹は大きくしなって揺れ動きますが、びっしり張った地下茎のお陰で
根こそぎ倒れたり折れることはありません。
そんな竹のしぶとさに近いのかも。
そういえばさんまさんの木村評は
「竹を割った性格だが中に餅が入ってる」でした・笑


さて、最初のインタビュー。
どんなことを思いましたか?
実は昨日、ある方のツイートで
「今年の木村さんはずっとやりたかった事を実現させている」
というのを見かけて、それか!と膝を打つ思いでした。
船舶免許を取得し、ワッツがFLOWに変わり、Web番組を始めて、
Smile up Projectを立ち上げ、
嵐の二宮くんと映画で共演し、キャンペーンで番組に出る。
彼は実は一年半かけてSMAP時代の仕事を全て終わらせたんですよね。
名前を外し、垣根を取り払い、柵から自由になった。
自分の意思で動き、歩き、考えながら前に進む。
高らかに宣言はしないけれど行動がぜんぶ語っている。

PS. 最初に上げたインタビューの一部をGYAO!で配信しています。
  文字で書くより生々しく、言葉が生きて脈打つ感じ。
  特に最上を演じるに当たって感じたこと…「背負わされる」
  役を生きるとは凄まじいものだなぁと。 


 心して受け取ります。

コメント

nophoto
裕子
2018年8月20日16:46

HT様

まず教えていただいた「最初のインタビュー」読みました。
ひとつひとつの質問に決して立て板に水、ではなくじっくりと時間をかけて答えていますね。そして伝わるのが圧倒的な包容力も含めた人間力。
浅い池に石を放るとすぐに反響があるけど、それはすぐに消える。
でも深い池に石を投げ入れるとゆっくりだけど浅い池とは比較できないほどの
大きな水紋が出来ていつまでも残る。人の場合も同じだと思います。

<自分の意志で動き、歩き、考えながら(ここが本当に大事)前に進む。
高らかに宣言はしないけれど行動がせんぶ語っている>

それだけに木村さんのファンでいるためにはこちらにもそれなりの思考力と理解力が必要ではないかと襟を正す思いがします。頑張ります!

しかしモニタリングやぴったんこカンカンそしてFlowや木村さ~~んでのゆったりとして優しくて物凄く可愛らしい木村さん、一般のひとのリアクションが最高でした。Gから離れて良かったとつくづく思い知らされる瞬間です。

嵐というGはほとんど見たことがなかったので、その中の二宮くんも初めてですが、物怖じしない現代の若者という感じできっと木村さんはこういう感じは好きかも、と思いました。

いつもCSで英国ドラマを見ているのですが、最近はかなりドラマチックでセンセーショナルなものでも登場人物はあまり怒鳴ったりわめいたりせずその感情の深さ(苛立ちや怒り、絶望感等)を主人公のアップや引きの姿で表現し魅せています。もしかしてこれは蜷川さんも取り入れていたディドロの演技法なのかなとも思っています。
木村さんがインタビューの中で「感情はあまり表にださず、内面の深いところでの感情のアップダウンを」と言っていますが、これもそうではないかと勝手に想像しています。

あすの番宣は見れないのが残念ですけれど、HT様の適格で素敵なご感想を鶴首してお待ちしております。

HT
2018年8月23日22:33

裕子様こんばんは。

木村は常に考えながら喋る。
深い声で相手の目(又はカメラ)を見て・・・これをやられたら生半なインタビュアーは
太刀打ち出来ないかもしれません。
どのインタビューでもしっかり手抜きせず答えますが、相手の力量は正確に見切ってるかな?と感じます。
それはバラエティでも同じで、マウント取ろうとはせず、相手と場に合わせる。
だから彼の出演する番組は和やかに感じられるのかなぁと。
一般の方の反応を見るには「キムタク」で検索が一番ですよね・笑
私たちがずっと見てきた木村拓哉。
本人は変わらないのに、見る目がガラッと変わった。そう思います。
解散前も例えばさんタクのようなソロ出演番組は評判いいのですが、スマスマの役割分担キャラで打ち消されて、「俺様、キムタク様」イメージに上書きされてしまいましたがもうそんなストレスはない。
何と素敵なことでしょう。

T B Sラジオのアフター6ジャンクションはお聞きになりましたか?
インタビュアーの宇多丸さんの切り込み方が素晴らしく冴えていて、木村の演技へのスタンス、情熱を垣間見ることができました。
一週間だけRADIKOのタイムフリーで聞くことができます。
ぜひ聞いてみてくださいね。

nophoto
にゃんこ
2021年5月29日7:20

確かに今は自由になりました。
でも、本心はグループは続けたかったんですよ。
解散する気は全くなかったからね。
SMAP続けながらでもできる個人の仕事はあります。
本人は強がり言ってるけど、内心は寂しがりやでもある。
グループでいた時の方が心は安定してるように見えました。

HT
2021年5月29日16:10

にゃんこ様こんにちは。

そうですね。
2016年の彼は解散を回避しようとしてました。
嵐さんのように休止という形を模索してたのかもしれません。
ジャニーさんが助言したようにせめてラストライブでファンに紅白でTVの前の視聴者にお別れしたかったのだと思います。
しかし彼がハワイ滞在中に4人で解散を決めた後「無念」と語り、1人で(SMAP)を
続けられませんからとソロの道を選びました。
それからもう5年近く。
今の木村さんのビジュアルと2011年以降のSMAP時代のそれを比べると
断然今のがいいですし、お仕事も充実し、ファン層も広がりました。
ライブでも他の人に合わせる必要なくポテンシャル全開で充実して見えます。
というか、にゃんこさんはエスパーですか?
木村さんの内面がどうして理解できるのか不思議です。
私は彼の言葉と今の彼のお仕事っぷりを見ての判断ですので、内心は読めません。
「内心は寂しがりやでもあるんです!」と力説されましても理解不可能ですw