金銀花

2010年6月4日 植物
金銀花
病院の帰り、道端に大好きな花を発見。
スイカズラ(吸い蔓)、英名Honey suckle(蜜吸い)。
花の付け根を吸うと甘い蜜が出てくるので。
蔓になりとめどなく成長していく、生命力に溢れた植物。
茎を折って挿し木しておくとそこから伸びていくそうです。
蔓を20センチほど頂きました。上手く根付くかしら・・・。
冬の寒さに枯れることなく緑を保つので忍冬(ニンドウ)とも呼ばれ、
花は最初純白のものが時間と共に黄色く変化していくので
金銀花とも呼ばれます。この名前が一番ぴったりくる。

小さな花なのに、甘くてうっとりする強い芳香を放ちます。
クチナシに似たクリーミーな印象ですが、熟れたバナナのような濃い甘さはない。
横に生花を置いてよく嗅いでみると、スズランに似た清々しさも感じます。
クチナシの香りが成熟した女性の艶やかさなら、
スイカズラのそれは少女の瑞々しさかもしれません。

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毎日きっちり報告を入れるキムラさん、from湯船って(笑)
ホントに可愛い人だと思う。アラフォー男性に可愛いって失礼かもしれないけど。
ちゃんと男で見た目も美しく、表現するための才能に恵まれ、神サマは彼に素晴しいGiftを
たくさん持たせてこの世に送り出したけれど、それだけでずっと愛されるわけはなく。
いろんなことを経験し、深い感情をたくさんたくさん味わったであろう彼が、
深夜風呂に浸かりながら、すっぴんの言葉を届けてくれている。
薔薇/イングリッシュローズ&オールドローズ
薔薇/イングリッシュローズ&オールドローズ
薔薇/イングリッシュローズ&オールドローズ
薔薇園は2部構成になっていて、
フランス庭園を模した作りの
モダン・ローズの庭と、もう少し小規模な
オールド・ローズと原種の薔薇の庭に別れています。
原種のハマナスや野山に普通に生えている野イバラ、
香水の原料になるダマスク・ローズやローズ・ド・メイなど、
人の手があまり加えられてない花たちの庭。
モダン・ローズに比べると花は小ぶりだし、
色も白かいわゆる薔薇色のバリエーション位で
地味な感じですけど、樹が違うんですよ。
なんていうか・・・樹木としての生命力を感じます。

その片隅にひっそりとイングリッシュ・ローズが佇んでいます。
今日見ることができたのは何故かオレンジ系の花ばかりでした。

一番上『パット・オースティン』
イングリッシュローズです。澄んだレモン・ティーの色。
紅茶にレモンを入れるとオレンジっぽくなるじゃないですか?
あの色です。
心なしか香りもティーっぽい(笑)
薔薇の香りの表現にはいろいろあって、
『フルーツ香』『ダマスク香』『ティー香』『ミルラ香』などの表示を
よく見かけます。
(ミルラは教会で焚かれるお香で、澄んだ甘さのある樹脂の匂いです)


二番目『クラウン・プリンセス・マルガリータ』
くしゃくしゃとレースのように波うった花びらが特徴的。
外側は薄いクリーム、中心に行くに従ってオレンジがかったイエローになります。
これはほんのり甘い香りでした。

三番目『フラウ・カール・ドルシェヴィキ』
オールド・ローズです。
絵に描いたような薔薇の形(笑)
純白なんですよ、この花。
<フラウ>って確かドイツ語で<お嬢さん>という意味だったような。
乙女って感じですw
香りも清楚で柔らかく、白雪のような花にぴったりでした。

薔薇/モダンローズ
薔薇/モダンローズ
薔薇/モダンローズ
30度になろうかという気温の中、神代植物園に行きました。
今の時期は「ローズ・フェスタ」とかで大変な人出・・・。
休日とか絶対ムリ!!
一応平日なのに・・・なに?この人・人・人。
マジで一瞬帰ろうかと(;´∀`)
キラキラを通り越してギラギラ照りつける太陽で温まった空気中に、
様々な色の薔薇が放つ渾然一体となった芳香が漂い、
自分が蜜蜂か何かになったような気分でした(笑)

一番上は『ピエール・ド・ロンサール』
モダンローズですが、イングリッシュローズを思わせる
ころんとしたカップ咲き。
外側はうっすらグリーンがかったクリーム、
中心部に向かって甘く濃いローズピンクへ
グラデーションしています。
年一回、春しか咲かないのですが、
たくさん花をつけるので、
それはそれは見事な眺めになります。
可愛らしくナチュラルな雰囲気が大好き。

二番目『パパメイアン』
著名な薔薇の育苗家メイアン氏が祖父に捧げた黒薔薇。
写真では赤が強く出てしまってますが、実物はもう少し黒っぽい。
ものすごくパワフルな香りで、これが密集してる近くに佇んでいるとクラクラします。
そのゴージャスで気高い姿にぴったりの香り。

三番目『ブルー・バユー』
青薔薇が大好きです。中でも一番すきなのがこれ。
暗緑色の葉と、ほとんど赤みを感じないごく薄い紫のコントラストが耽美的・・・。
花の形も整っていて、これが咲いている一角だけ幻想的な雰囲気が漂います。
青薔薇らしい、少しスパイシーであっさりした甘さの香り。
こんな快晴よりもたぶん、曇り空がお似合いでしょうね。
朝もやの中にこれがぽつぽつ浮かんでたりしたら素敵だろうな・・・。
ポーの村みたいだわ・・・@ポーの一族

薔薇とみかんの花
薔薇とみかんの花
薔薇とみかんの花
歩いていけるところにイングリッシュローズと
オールドローズを栽培・販売している薔薇園があります。
散歩がてらに覗いてきました。
イングリッシュローズはぽってりとしたアンティークな形で
花びらがシフォンのように透けてとても繊細。
モダンローズよりナチュラルな感じがいい。
上から二番目は「粉粧楼」という中国原産のオールドローズ。
一番好きな花ですが、雨に打たれると花びらが傷んでしまうほど
特に薄くて繊細です。
暖かい空気に漂うエレガントな芳香。
・・・しかし辺りにはなにやらそれとは別の、
もっと甘くてくらくらするような香りが。
なんだろう?
そうだ、みかんの花だ。
探してみると、薔薇園のすぐ脇に大きな夏みかんと思しき樹が。
ぽつぽつ白い花が咲いていました。
近づいて深く嗅ぐと、蜜のようなとろける甘さの中に、
柑橘の葉を指で揉んだときに感じる独特の青さと
果実の酸っぱさが潜んでいます。
人も虫もひきつける香りだけど、
ずーっと嗅いでいると酔ってしまいそう。

帰り道、アマリリスの花を見かけました。
konynonちゃんオススメの香りだったのを思い出し、人様の庭先だったけど
思いっきり嗅がせていただきました。
ユリのような匂いを想像していたのですが、さにあらず。
すっきりと透明な青っぽい花の香りの奥にほんのりと色っぽい甘さが。
知的で凛とした、孤高の美女のイメージ。
こんなに素敵な香りだったのね。

・・・しかし思い切り嗅いでる姿は完全に不審者だったろうな。
誰にもみつからなくてよかったわ(;´∀`)


追記)

しゃっちょ~さんブロ(笑)
マメに更新してますね~。
・・・一般やライトファンの方々はアレを見たら驚くんじゃないだろうか。
そして彼を見る目が変わってしまう気さえする(いろんな意味で)。
いいのだろうか?や、いいも何もご本人がアレなんだからな。
つくづくナチュラルなお人よ・・・・。
イエライシャンと藤の花、多肉植物(追記あり)
イエライシャンと藤の花、多肉植物(追記あり)
イエライシャンと藤の花、多肉植物(追記あり)
今日は調布市にある神代植物公園へ。
・・・とにかくものすごい混雑ぶり。お天気良かったしね。
ザワザワして植物を観察するどころではないですな;

風に乗ってどこからともなく花の香りが。
藤の花が盛りなのです。
青みがかった薄紫の藤の花が、
まるで流れ落ちる水のように幾重にも重なって咲いてました。
近づいてみるとあちこちからぶんぶんと小さな羽音がして
蜜蜂が忙しく動きまわっています。
ブーンとひときわ低く響くのは黒い熊蜂。
たっぷり滴り落ちる蜜を連想させる、むせ返るような甘い香り。
そりゃ蜂たちが興奮するのもムリないですね。

併設された温室へ。
ここにはジャスミンやバニラ、イランイランなどの
熱帯の花が展示されているのです。
期待しつつ探してみたのですが・・・残念。
どれもまだ蕾か、蕾すらない状態。
バニラってあの香料の<バニラ>の木ですよ。
お菓子の匂いつけには乾燥させた鞘を使うのですが、予想より大きめの、
ユリのような形をした細長い蕾が見えました。
<Vanilla Orchid>というくらいなので(Orchidは蘭の花)、
開花するとそういう姿なのかもしれません。
しかし。
幸運にもずっと嗅いでみたかった花と出会いました。
イエライシャン=夜来香。
写真の黄色い花がそうです。
鼻を近づけて嗅いでみると、ジャスミンほど甘くない、バラに近いさっぱりした甘さに
柔らかいムスクのようなニュアンスがあります。
セクシーというより清潔で凛とした姿のいい美人、という雰囲気の香りでした。

今日は丁度温室内の広場で<多肉植物とサボテン展>というのをやってました。
サボテンや多肉植物ってほんとにいろんな姿形のものがあって、
中には到底地上のものとは思えない、異星の生き物みたいなものがあります。
・・・枚数の関係でここにUPできないのが残念なんですけど。
ほとんど雨が降らなかったり、気温差が大きかったりの過酷な環境で育つためか、
多くの種類がゆっくりと成長し長生きするようで、
見るからに私たちとは違う時間軸を持った生き物っぽい。
じーっとみていると、かすかな声で遠くから話しかけてくるような雰囲気が漂ってます。
ついつい一鉢買ってしまいました。
「臥牛」という名前で、ちょうどウシの舌のような形の、硬くて分厚い葉が、
地面にくっつくようにして生えています。
こんな姿ですが、実はユリ科の植物だそうで。
気長に育てていると、真ん中の部分からすーっと茎が伸びてきて、花が咲くそうです。
・・・いつのことやら(笑)

気長に付き合っていくつもり。

追記)

ゲツコイw新CMがまた・・・・・!!!!
もう、もうナンですか?その声っ。
くらくらしてしまいますた☆

ヒマラヤ芥子と牡丹
ヒマラヤ芥子と牡丹
ヒマラヤ芥子と牡丹
薬用植物園にて。

美しい芍薬の花。といきたいところですが、牡丹です。
華やかに開いたうすべに色の花びらは、
うっすらと透けたシルクのような質感。
その真ん中にある金色の花粉をつけたしべと、赤紫の花芯。
なんと色っぽい。
これから咲かんとする花の、ぷっくりふくらんだ丸みと、
幾重にも重なる花弁。
いったい誰が何を思ってこのような造形を作り上げたのだろうか?
こういう姿を見るとどうしても神様ってほんとにいるんではないか
と思ってしまう。
この花はほのかにローズ系の甘さを持つけれども、
全体的には菊の花に近い香りだった。

一番上のブルーの花はヒマラヤ芥子。
信じられないような、雲ひとつない澄み切った青空の色。
紫がかったブルーの花はあっても、ここまできっぱりな青は
なかなかないと思う。
オオイヌノフグリ(=天人唐草)も青いが、この芥子の花の青さは神々しいほど。
低温で保存する必要があるため、ガラス越しでしかみれず、匂いは不明(笑)


oggi読みました♪

浅野さんという方は少なくとも、的外れな脚本は書かない感じがしたんですが、どうだろう?
役者さんの資質を客観的に見極めた上で、ドラマのコンセプトを掴んでから、
自分の<書きたい世界>を描こうとする気概みたいなのが伝わってきました。
この、<客観的>っつーのが某K川さんとの違いだったりなんかしたりしてw
文章構成として某俳優さんとの比較形っぽくなってるので伝わりにくいですけど、
なんつーか・・・私のが面白いの書けるわよ!みたいな自信、というと語弊があるかな?
ざっと読むとゲツコイのが断然面白そうに思えてきちゃう書き方じゃないすか?
や、ナニゲに堂々と自分の作品を宣伝してるのはすげーなぁと思ったり(笑)
ファンの方の中には、
『キムラくんはそんな人じゃな~い!!』と思う方もいるかもしれませんけど。
TVドラマはある意味、あざといというか、視聴者の見たいものをみせるという前提のもとに
つくるわけじゃないですか?
視聴者は受身だけど、その分簡単にチャンネル変えられちゃうのでね・・・・。
そこのところを客観視できる方じゃないと見誤ることがあるだろうし。

逆にどんだけキムラさんがそのヘンの溝(本来のご自分の資質との)を
埋めてみせるのか、興味あるなぁ~。


追記)

わっつを聞き逃した・・・orz.
ただでさえ明け方の咳が続いて睡眠不足な上、昨日は仕事がものすごく忙しく、
くたくたに疲れてしまって、すっかり忘れていたのだった・・・・。
レポ読んだけど。
・・・ほんとに思わせぶりなおにーさんである(;´∀`)
ねーねー、最近腐女子ウケ狙ってんの?
わざと言ってるでしょ~????
・・・そのヘンがレンスケっぽいのかもしかしてw
近所の酒屋さんの店先で「のらぼう」という青菜を買いました。
ここは畑も持っていて、店先で安く野菜を売っていて、
天候不順で価格高騰の折、大変ありがたい。
その時期取れたものを売ってるので、スーパーよりずっと季節を感じられるのもいい。
特に美味しいのは暑い時期の「韮」。
スーパーのそれのように平べったくひょろひょろじゃなくて、適度な硬さがあり、
実家の家庭菜園の片隅で雑草のように逞しく勝手に育っていた韮と同じ、
スパイシーで青っぽい、懐かしい匂いがします。
前述の「のらぼう」ですが、普通の小売店ではほとんど見かけません。
江戸時代、今の青梅辺りに幕府が栽培させたのが始まりらしく、
所謂<ご当地野菜>ですね。
アブラナの一種ですが、苦味がなく、甘味・旨みが濃く、刻んで油で炒めて
醤油とブラックペッパーでシンプルに食べるのが美味しいです。
マヨネーズ味もイケるそうで、パスタの具にも良さそう。今度やってみよう。

konynonちゃんのとこを読んでそうか、もう芍薬が咲いてるんだ・・・と思っていたら
帰りのバスの窓から見た他所のお家の庭に美しいピンクと濃いモーヴの花が
頭を重そうに垂れているのを見かけました。
その姿は昔の中国美人(チャイナドレスに纏足、華奢でしなやかな腰)を彷彿とさせます。
日本でも美人の譬えになるくらいポピュラーですが、
栽培になかなか神経を使う花のようです。
香りのイメージはあまりないかもしれないですけど、中には芳香種もあって
白ワインの香りを芍薬に譬えることもあるらしい。
芍薬をイメージした香水って結構あるんですよ。
欧米人の目にはエキゾティックでゴージャスで神秘的に映るのかも。
英語のPEONYよりは断然、シャクヤクの方があの香りと姿を写し取った響きですけど。

次はいよいよ薔薇だな。


追記)

ゲツコイwの新CM某所で確認。
や、これはおもしろそーですなー(マジで)
久保田さんの曲もちょっとだけ、聞こえるですよ。
ボソボソ喋りなのね、しゃっちょ~さんはっ(笑)

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