https://www.youtube.com/watch?v=M_ciiCyxOJA

どこまでも続く乾燥した大地。
逞しく根を張る雑草がぽつぽつと生えている中を
まっすぐに突っ切る埃ぽい道。
開いた車の窓から乾いた風が吹き込んで来る。
荒野の真ん中に古びた小屋が蕭然と現れ、
車を止めて歩み寄り、ドアに手をかける。
錆びた蝶番が微かに軋んで悲しげな音を立てる。
…そんな情景が浮かぶ。
乾いて悲しげで寂しげで、切々と訴えかけるような彼女の声の軋んだ響き。
youtubeで聞いて、すぐアルバムを購入しました。
それから何度もなんども聞いています。
全曲Patti Smithがリスペクトするミュージシャンの、愛おしい曲のカバー。
どれも素晴らしいですが、これがダントツ。

オリジナルは超有名なNirvanaのこれ。
https://www.youtube.com/watch?v=hTWKbfoikeg
「Smells Like Teen Spirit」
優れた曲は歌う人の声・解釈によって無限の顔を見せてくれる。
素晴らしいカバーはその曲の素晴らしさの証明でもあると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=zDLVYEUb8vU

MAYUKO様に便乗(笑)

むせび泣くようなサックス。
緩やかな波のように少しずつ形を変えながら永遠に続くようなメロディ。
スムーズで甘い音色の下の、微かに不穏な色彩に、タクシーの車窓を滑らかに流れ
過ぎていくネオンの輝きが重なる。
最初のワン・フレーズで一気に<あの>映画の世界へダイブできる。
そんな曲って誰にでも一つはあるんじゃないかなぁ…。


http://youtu.be/flWP28y2cyw

スティング。
Englishman in NY
晩秋から冬に似合う。
冷たい風が吹く頃になるととても聞きたくなる。

こっちのMVは若くてとっても美形なスティングが。
http://youtu.be/d27gTrPPAyk

でも私が一番好きなのは前者のライブ映像。
アレンジが素晴らしいんですよねー…。
自由で温かくて、スティングが素敵に年を重ねているのがとても良くわかる。
若くて少し冷たいくらいに端正な美しさの彼にはない、人の深み。
こんな風に年を重ねるのって素敵。
先日の奥多摩ドライブのBGMは’80sベストヒットアルバム(マレーシア製w)
大人二人はちょっとノスタルジックな気分で「あ、この曲なんだっけ?」という
ノリで聞いてたんですが。
息子がポソっとこんなことを。
「いいなぁ。この時代の音楽ってなんか能天気で羨ましいな。」
自分は正直、今時の流行の(?)音楽ってよく知りません。
が、コンビニやショッピングセンターとかで聞く、たぶん若い子に人気のある音楽はそういえばなんだか独り言っぽかったり、或いは妙に前向きなG応援歌で「みんな、
がんばろ〜ねっ!」的な、どっちにしても無責任に盛り上がる感覚じゃないかも。

ちなみに息子が「すごく’80年代っぽい気がする。」と言ってたのはこれ。

Too Shy/Kajagoogoo
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=nKWbMJOIkUk

曲もだけどMVもダサくておバカっぽくて確かに’80年代してるw
Kajagooogooときたらむしろコッチですね!

Reflex/Duran Duran
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=Eotbo-DsPTo

どうもシンセサイザードラムの大げさな音が’80年代の音を象徴してる気がする。
あと、ちょっとセンチメンタル(笑)なサビのメロディ。

個人的には’80年代というとRoxy Musicなんです。Bryan Ferry。
これ、大好きです。今でも好き。

Avalon/ROXY MUSIC
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&list=PL5680315F5ECBC35A&v=jU2qGgYDf2Q

それと、この曲がすっごく印象に残ってるんですよねー…。

C’est la vie/Robbie Nevil
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&list=RD22_gslQ4cS4&v=22_gslQ4cS4

C’est la vieってフランス語で「それも人生」という意味。
歌詞の内容はこんな感じ。

仕事にありついた。よし、これで全て上手く行く。
そう思っていたのに、夜も昼もなく働いて
忙しく日々が過ぎて行く。
これでいいの?
こんなはずじゃなかった。
やりたいことってこれ?
これでいいわけじゃないけどさ。
なんだか上手くいかないときってあるじゃない。
「それも人生さ。」
なるようにしかならないんだから。

何となく今の気分にピッタリくるかもしれない(笑)

Robbie Nevilって今どうしてるんだろうねー…。
http://www.youtube.com/watch?v=NWcdyTljEaQ

彼らの音を初めて聞く時いつも、ちょっと混乱する。
キャッチーなメロディとフレーズが立っているのに、どっか取っ付き難いのだ。
何故だろう?
その理由を知りたくて、何度か聞くうちに必ず虜になる。
今回もそうだった。
<生き急ぐ>と<生き急ぐな>が最初聞き取り難くてなんて言ってるんだろう?と。
気がついたら何度もリピート、中毒性あるよな。
しかしなんて気持ちのいい言葉の並び、響きであろうか。
すこし前にNHKで彼等の特集を見た。
寺山修司に影響された、と語っているのを聞き、ああなるほどなと。

そして毎回PVが魅力的。
今回も素晴らしい。
裸体がたくさんなんだけど、モノクロなのと、妙につるんとした質感のせいで、
生々しいエロスは無く、もっと硬質で滑らかで、清潔で美しい。
その感触を、生きた人間の手で触って確かめていく。
たぶん彼は、見るだけでは気づかなかったその奥にある密やかな息づかいやいのちを
感じているんだろうなぁと思わされ、その感じがたぶん、歌の「私」が感じた
東京とそこに居る生きた者たちへの感覚なのだろう。

1/15リリースだそうです。
ロイドの原子還元処理シーンがとても好きで。
恐ろしくも美しい。
あの腕の動き、俯きがちな顔、機体が消滅した後の。
表情のない黒い瞳にほんの小さな哀しみと諦めが見えたような。
速やかな停止と完全な消滅。永遠の安らぎか?
…で、ふと思い出したのがこの曲。

13 Angels Standing Guard ’Round the Side of your bed/Thee Silver Mt. Zion
http://www.youtube.com/watch?v=t3LmZZGH7nw

聞けばお分かりになるでしょうけど、ICWRで涙を流すShitaoのシーンのBGMです。
綺麗だけど怖い…空虚の中の安らぎのイメージなんです、この曲は。
人の苦しみを背負ってのたうつShitaoが衆生を救う菩薩だとしたらロイドは阿修羅。
一見正反対の二人。
でも根本的な部分で繋がっている気がします。
まぁ中の人が同じなんですけど(笑)、それを別にしても。

サマーヌード

2013年8月26日 音楽
http://www.youtube.com/watch?v=AKxVuibD4OU

@真心ブラザーズ 1995年。

電気グルーヴの『シャングリラ』と同じ匂いを感じる、まさにあの頃の音(笑)
すますまで見て「あ?なんかこの曲…?」とツレに聞いてみたら教えてくれた。
山のようなCDの、どっかにエンドレスバージョンが埋もれているらしい。

http://www.youtube.com/watch?v=m1_1nTjt6BI

こっちがエンドレスバージョン。
こっちのが好きかなー。
アレンジカッコいいんだよねー…と思ったら、な・なんとCHOKKAKU氏であった。
(青イナの)
かつて日本には<歌謡曲>というジャンルがあって、90年代後半から暫くの間、
ソッチと所謂クラブ系の音を融合させたような音楽がたくさん産み出されて、
なかなかの活況を呈していたわけですよ。
…としばしノスタルジーに浸ったのでありました。
とっても人間的な猥雑さとテクノロジーの融合。
どーにもこーにも日本人の血が騒ぐ音たち。
UAとか椎名林檎なんかも歌謡曲っぽい匂いを感じるんだよなぁ。
もっとジャジーで洗練された雰囲気だけど。

すますまのサマーヌードには、元歌の猥雑さとか過剰な感じは無い。
抗菌スプレーとクリーナーで拭き取った後のプラスティックの手触り。
悪くはないけど、味気ない。
まぁ、自分がすっかり年をとったってことなのかもしれませんが(笑)


いやでもやたら髪に手が行くキムラには萌え。
すっげオトナの色気っすなぁ。
そんなに髪の毛気になるなら思い切って紅白時のヨイトマケ曲紹介の、
色と長さにしませんか?
ロイドも。

Happy Ever After

2013年8月9日 音楽
暑いです。
日中、クーラー入れずに過ごしてみました。
温度差アレルギーなのでそのほうが夏風邪の咳が出なくて
楽だけどさすがに暑い。
さっきクーラー入れてシャワーして部屋に戻ったら、
すっげぇ涼しい♪
クーラーって凄いなぁ…この仕組みを考案した人
素晴らしい。何人の命が救われたであろう。
しかしまた排出熱のためにヒートアイランド現象やら
何やらが起きているのも事実としてあるわけで…。
技術の発達には常に予想外のリスクがつきまとう。
って呟きを最近見かけましたが、まさに。

…ってのは置いといて。

暑い時には別世界に誘ってくれるような曲が聞きたくなって、ここ数日はこれ。

Happy Ever After/Julia Fordham 1988

http://www.youtube.com/watch?v=o18pGWvXSCw&list=WLgzM9QsQQ5hhVenOSIAsiwnWHuWIG1l1v

最初のワン・フレーズで涼しい風の吹き抜ける場所へ連れて行ってくれる。
どこか南の国の海辺だったり、あるいは乾燥した熱い大地にどっしりと根を下ろした
巨大な樹の木陰とか…。
緩やかなリズム、クールでハスキーなアルトの声。
性別不詳な歌声ですが、女性です。しかも金髪美女。
どうも私は低めでハスキーな女性の声に弱い。SADEとか大好きですし。
全体に漂うエキゾティックな色合いはベースとドラムのアフリカっぽさによるもの。
後半、英語ではない言葉のコーラスも入ってますし。
そう言えば歌詞、ちゃんと読んだことなかったな、と。
で、探してみました。

http://www.sing365.com/music/lyric.nsf/Happy-Ever-After-lyrics-Julia-Fordham/90FF88F44E38023B48256BE500160CFF

…なんと、南アフリカのアパルトヘイト絡みの歌詞だったとは。
でもそこは曲のムードとワンフレーズで匂わせる感じで、
「おとぎ話みたいな幸せな結末を信じてた。
世界のどこかで苦しむ人がいる限り、私(たち)は本当に幸せにはなれないの。
いつかそんな日がくるはず。夢物語だと思うかもしれないけれど…」
という深く思索的な印象の歌詞です。
(ジョン・レノンのimagineにも通じるような)
タイトルのHappy Ever Afterは昔話や童話の「めでたし、めでたし」的フレーズ。
白雪姫や眠り姫ならさしずめ
「王子様とお姫様は末永く幸せに暮らしましたとさ」…ってとこでしょうか。
このタイトルと、どこか感傷的なメロディ&ボーカルから、ほろ苦いラブストーリーを想像していたのでちょっと意外でした。


あまちゃんのOPと暦の上ではディセンバー
ダンナが昨日幕張のドミューンフェスに行ってきた。
http://www.dommune.com/freedommunezero2013/news/freedommune-0-zero-one-thousand-2013-dommune-nhkfreedommune/

ボアダムスのボアドラムを見るためである。
91台のドラムスを一斉に打ち鳴らすというパフォーマンスはやっぱナマで見ると
凄い迫力だったらしい。
…行けば良かった(と今更ですがw)。

ところで。
出演者のラインナップは瀬戸内寂聴さんがいらっしゃったり、面白いのですが。
大友良英氏のお名前が。
そう、あまちゃんのOPのあの曲の作曲者の方であります。
何で?と不思議がる私。
「大友良英って元々インプロヴィゼーション(即興音楽)やってた人だよ。」と。
むか〜し渋谷のクラブクアトロ(懐)で山塚アイ(ボアダムス)のやってた
オーディオ・スポーツのライブ見に行った時出たやん、と言われたけど記憶に無し。
で。
探してみました。大友氏のもう一つ(?)の顔。

http://www.youtube.com/watch?v=tYw1h2dGd0s

うわぁ〜!!!なんかこーゆーのめちゃくちゃ懐かしい。80年代っぽい音。
(しっかしyoutubeって凄いなぁぁぁぁぁ…。なんでも見つかるんだもん)
ちなみに冒頭で『ピーーーーーーッ』というノイズを発生させている女性は
Sachiko Mという方で、GMT47の『暦の上ではディセンバー』のメロディを
大友氏と共同で作曲なさっているそうです。
ダンナに言わせると
「大友良英はあまちゃんのOPよりこっちの方が有名ちゃうん?」と。
…んなこたぁねえと思うぞ(笑)

大友氏は最近はTVドラマのサントラ等をたくさん手がけていらっしゃるようです。
国民的アイドルwからインプロヴィゼーションのミュージシャンまで。
東日本大震災からの復興というキーワードで、幅広い分野の方々が一つにまとまって作り上げている「あまちゃん」というドラマの(意外な一面の)面白さ。
ンhKの底力。

ついでに、この映像も。
坂本龍一×大友良英×勝井祐二×U-zhaanの『テクノポリス』
世界同時多発フェスティバルFUKUSHIMA! 2011/8/15
http://www.youtube.com/watch?v=TLTvbL8siv0

ピアニカでテクノポリス。
最初ちょっと心もとない感じで始まった音楽が、即興的にどんどん進化し、なんとも言えない味わい深い音へと発展して行く面白さ。
タンバリンてあんな音が出せるのか…!!!!
2:00経過辺りからの、アルゼンチンタンゴを思わせるくだりが凄く好き。
Little Fluffy Clouds / The Orb
梅雨空。
午前中晴れても午後から徐々に曇って夕方はにわか雨。
毎日こんなふうな空模様。
ふっとこの曲を聞きたくなりました。

Little Fluffy Clouds / The Orb
http://www.youtube.com/watch?v=FHixChYgGRI

ふわふわというには重たいけど、心を奪われる空模様。
こんな音楽を聞きつつ眺めているとすーっと吸い込まれそうになる。
これ、いろんなとこで聞いたなぁ…。
1990年リリースとは。
「うわぁ;」となりました(笑)

曲の中でサンプリングに使われているのはリッキー・リー・ジョーンズの
若き日の声だそう。
リッキー・リー・ジョーンズ、マジいいっす。

Rickie Lee Jones / Chuck E’s In Love

http://www.youtube.com/watch?v=vGm6-l61Oqw

ところで、わっつで流れるあのオープニング。
この曲のイントロなんですよね…。
大貫妙子のアルバムを買って聞いてるうちに
YMOが聞きたくなってつべで検索。
めっちゃカッコいい『Tong Poo/東風』を見つけて聞き入ってしまいました。

http://www.youtube.com/watch?v=THGdxqehClo

早速アルバム購入。

で、このTong Poo、何かに似てるんだよなぁ…と気になっていろいろ考えたんだけど
これ、似てません?

http://www.youtube.com/watch?v=PhRa3REdozw

『バッハ 小フーガト短調』
メインのキーボードのメロディとか、同じ旋律を繰り返しながら少しずつ
展開していく構造とか。
さすが音大出の教授wの在籍バンドだ。

うちにはYMOのベストもあるんだけど、それより全然カッコいい。
いつの演奏?と調べてみると散開コンサートの音源でした。
解散とせず散開としたところがらしいなぁと思いつつ、当時あんまり関心もなく、
思い入れもなかったんですけど、今聞いてみるといい。
1983年の録音。
今から30年ほど前にすでにこういう音があったんだよなぁ。
いろんなアーティストに影響与えてるなぁと改めて思う。
ジャケットはアレですが(笑)中身はとってもいい。
ヒット曲ばかり網羅してるので、私のように熱心でなかった人間でも楽しめる。

それからコレ。
『Kimi Ni Munekyun-Uwaki Na Vacance(君に胸キュン)』

http://www.youtube.com/watch?v=uOsD-ivet54&list=PL063C02C063446A03&index=21

凄いアイドル臭www 好きだ。
一人称の<ボク>がナルシストで自意識過剰なとことかダッサダサで80年代だな。
♪イタリアの映画でも 見てるようだね☆♪
ってアホすぎるでしょ(笑)
バックとか凝ってるんですよー。すっごく細かくいろんな音を入れて、
どっちかっていうと単調な曲をカラフルにファンタジックに聞かせるのが職人技。
イントロだけで気分があがります。

17歳のムスコに聞かせてみました。
「音はなかなかいい。歌詞はバカ臭いけど、青春してるw」
そうか。
80年代も2013年も、青春のバカ臭は同じなのか。
これを聞いているとバブリーで能天気だった懐かしい日本の空気感を思い出す。
恥ずかしいノリだけど、とってもキャチャーでよく出来てます、歌詞もメロディも。
これを30過ぎのインテリのオッサンミュージシャン(当時)が三人でヘンなフリつきでやってたんだよなぁ。
自虐的羞恥プレイですね。
日本の<アイドル>のイメージってあんまり変わってないんだな。

http://www.youtube.com/watch?v=R8DmAx-3Bko

矢野顕子と忌野清志郎バージョン。

コメントにもありますが鳥肌立っちゃいましたよ…。
音楽って、歌って、生き物なんだよね。
例え肉体は消えても、魂はずっと輝き続ける、耳を傾ける人が居る限り。


http://www.youtube.com/watch?v=ZD4QeVlqHNM

今のところyoutubeで毎日何回も聞いてます。
ダンスミュージックだけど叙情派。
普通の言葉がハッとするほど新鮮に聞こえるのは、音の響きまで考え抜いて、
精緻なパズルのようにぴったりな場所にはめ込まれているから。
そこに浮き出た世界の画は、どことなく懐かしいような切なさがある。
それでいて感傷に溺れてしまわない少し客観視したような距離感がリアルで、
歌詞に普遍性を与えているような気がします。
音楽と歌詞の寄り添い具合も絶妙。

アルバム、きっと買うと思うけど、最近やたら見るもの・聞くものが溜まってるので
保留中(笑)

Battery

2013年2月28日 音楽
MVつきCD買いました。
映像も音も面白かったです。
映像的にはそれぞれツボがあると思いますが、個人的には
Baby your Love’s a phenomena〜のソロ、微妙な表情の変化と首をくいくいっと
動かすとこ、
後半の高音部の、ちょっとだけ苦しげでものすごく気持ちよさ気な表情に激萌え。
明日のMステではどんな風になるんだろ?

メイキングのスチール撮影では、所謂静止ポーズは取らなくてずっと動いてる。
グラビア撮影のときもあんな感じなんだろうなぁ…。
とか、たぶんコインを「投げる?」と確認して「ダメ?」と腕で×作ったとことか。
映像を一緒に作り上げてる雰囲気が垣間見れた感じ。
飽きないな、この人は。

CDだとBatteryに続けてMistakeが入るんだけどちょっと「え?」となる(笑)
断然Batteryのほうがカッコいいと思います。個人的に、だけど。
(タワレコで購入したんだけど、断然コッチのが売れてました)

ただこれは今回に限らずsまpのCDを聞くたび気になるんだけど、音がペラい。
ヴォーカルの上手い下手以前の問題で、ちょっと手抜きじゃねぇの?
たぶん時間がなくてトラック数重ねたりとかできないんだろうなぁとは思うけど、
せっかく曲が良くてもこんなに厚みのない音じゃダメだろう。
CDだと付録でヴォーカル無しのが入るでしょ?アレ聞くと余計実感。
Batteryなんてちょこっと音を弄ったらもっともっとカッコ良くなったんじゃない?
まぁ、それはMVでも言えることなんですが。
 
Running with the devil Hot like heavy metal
flying like an eagle sharper than a needle

…って歌詞なんだから、もっと悪魔的に熱く激しく、高く鋭く演出しても
良かったんでは?
もんすたMVみたく、シンゴに任せたほうが突き抜けて面白かったかも。



なぁんてね。
を思い出したよBATTERY。
魚籠のサイトでPVが一部公開されてましたが、うーむ。よくわからん。
曲自体は弾丸ファイターに似てるかなー。
シンゴのラップんとこはかっけー。
なんとなく海外なら若手アイドルGが歌いそう(笑)
それを、アラフォーのGがやっちゃうってのが、彼ららしさといえばそうなのか?

HOLYDAY…は歌いだし♪Hey you really need a holyday…♪の、
holydayのhdの音がめちゃくちゃセクシー。←マニアックw
ラストのシンキムの掛け合いもかっけー。
最初聞いた時、え?中国語?ってビックリした部分もありましたがw
sampleって楽曲のクォリティ高いっすね、fine.peace!とか。
アレも歌いだしの♪ひゃぁっくねぇん♪のキムラの声でドキッとします。
曲として一番好きなのは夏楽園なんですけどね。
…と、CDを引っぱりだして聞いてたら、唐突に
『今夜はブギーバック』@スチャダラパーが聞きたくなった。
http://www.youtube.com/watch?v=eZ1N4C9ocsM

こうして芋づる式に懐かしの曲巡りが始まるのであった。

追記)

英語の歌繋がりで。
某所でクラプトンのWonderful Tonightを歌ってるキムラの声にうっとり☆
甘いね。
あまくてほろ苦くて…とろけるチョコレートみたいな声だ。
ゴローズバーだよね。懐かしい…。

Cliche

2012年12月16日 音楽
永遠の少女。

ってかなり照れ臭いフレーズですが、大貫妙子の歌声にはいちばんぴったりくる。
彼女の歌の<わたし>から想起される面影が
どうしたってそう。
10代の頃、友達から教えてもらってアルバムを買って
繰り返し聞いた。
澄んで静かな彼女の声と美しいメロディ、浮遊感のあるアレンジ。
全10曲のうち前半4曲が坂本龍一、後半6曲がJean Musy。
前半は聞いてすぐ分かるくらいの坂本節(笑)
後半はいかにも…な、おふらんす風味(笑)
実はアナログレコードしか持ってなくて、プレーヤーにかけるのが面倒でしばらく
聞いてなかったのですが、先日AmazonでCDを購入し、毎朝通勤時に聞いてます。

一曲目の物憂げな『黒のクレール』から、レゲエのリズムの『色彩都市』、
メルヘンチックな『ピーターラビットとわたし』、
そしてミステリアスな『LABYRINTH』までの一連の流れが凄く好き。

『黒のクレール』
http://www.youtube.com/watch?v=rm1TlRPNpQs
『色彩都市』
http://www.youtube.com/watch?v=8-w7WfG533I
『ピーターラビットとわたし』
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=5UDuHUbL9Pk
『LABYRINTH』
http://www.nicozon.net/player.html?video_id=sm9581647

特にLABYRINTHは謎めいて少し不気味な歌詞といいテクノっぽいアレンジといい、
一度聞いたら忘れられないインパクトがあると思う。
いかにも80年代っぽい音ですが、ハマると抜けられない感じ。

ところで、バックコーラスで繰り返し出て来る

N H T I R Y B A L   LABYRINTH

のフレーズは坂本龍一ご本人の声じゃないかなぁ。クレジットにはないけれど。
TVをBGMに家事してたら流れてきた音楽に思わず画面にクギヅケに。
松田聖子と小泉今日子が宣伝してるアスタリフトって化粧品。
妙に未来的な映像に弦楽器と管楽器が奏でる雄大で美しい音。
どっ…かで聞いたことあるんだよなぁ…懐かしいなぁ…。
としばしノスタルジーに浸るが思い出せなくてネットで検索。

『Robinson Crusoe』Art of Noise (1989年)

http://www.youtube.com/watch?v=LBKbNXIZEzw

城達也のジェットストリームというラジオプログラムのテーマソングでも
あったらしいです。

Art of Noiseは80年代イギリスの前衛音楽集団。
『Legacy』
http://www.youtube.com/watch?v=DpybvsZKCFg&feature=relmfu
なんかはMr.マリックのテーマwで使われてるので結構知られてますね。
『Moment in Love』
http://www.youtube.com/watch?v=ux3u31SAeEM
は時間の流れが遅くなっていくようなメロディの繰り返しが印象的でした。

音楽の使い方の上手いCMは印象に残りますよね。
一発で商品名、覚えちゃった(笑)
ギャツビーもそうだったよなー…。
キムラのアンニュイなダンスとスタイリスティクスの曲が超絶効果的だったなぁ。

さて。
アスタリフトはFUJIFILMの商品っていうのも意外性ありますけど。
フィルムと化粧品。ううむ。どう結びつくのだろうか…。
しかし映画もいまやデジタル撮影の時代。
フィルムの需要はどんどん減っているんじゃないでしょうか。
大変ですよね…。

CMというと。
MX系で金曜深夜(というか土曜早朝)に放映されてるCM INDEXでNikon1J2の
ワンコCMが特集されるとか…!!!!
もちろん早速予約完了しましたっ。
レートも上げて(笑)
メイキングも流れるみたいですから楽しみです♪

あ。そうそう。
いいともでオータムジャンボ15秒録れてました。
今週確実なのはスマステですかね。30秒、こい!
主題歌効果でJumpin’ Jack Flashを聞いてたら芋づる式に止まらなくなって、
すっかりストーンズにハマってます(笑)
Jumpin’Jackもいいんだけど、この曲が一番好き。

Sympathy for The Devil(1969年、ハイドパーク、ロンドン)
http://www.youtube.com/watch?v=pzAEtLPSzRg

こないだ「キース派です。」と告白してましたが、こーゆう昔の映像見ちゃうと、
「キャラ的にはミックだろ!!」とツッコミ入れたくなります。
おケツ(下品w)の小ささが同じですネ(そこかい)
かっけー!!

ちなみに映画Interview With The VampireでGuns n’ Rosesがカバーしてました。

http://www.youtube.com/watch?v=BHqWiFia5Qw

私は断然オリジナル派です。アクセル・ローズの歌い方がちょい苦手。
(映画はトムとブラッドのホモセクシャル臭が漂う吸血鬼映画でした)


全然関係ないけど、おじゃまっぷで短髪キムラ見ました。
予想とおりのハイテンソンw
他3人と並ぶとめっちゃ色黒いw 夏休み継続中の子供みたい…。
でね、やっぱりもの凄くきれいな顔立ちしてるなーと思った。
彫刻みたい!と至近距離で見た人が口をそろえますが、実感。
肌の色もあるかもですが、エキゾティックな仏像みたいな美しさ。
や〜…あれは思わず拝みたくなるだろう。
師匠が
「周りの邪気を浄化する美しさ!」だったと言ってましたが、わかる。
姿形もですが、発するオーラまでが有り難い感じでした。
TV画面で見てさえ(笑)

Surfin’ USA

2012年8月16日 音楽
昨夜Twitterで流れてきたRT見てびっくり。

”The Beach Boys and popular Japanese group SMAP @BrianWilson”
(共演の証拠写真付き・笑)

マジですか!?
すげぇな…SM@P…つかクロキンがすげぇのか…怖いもの知らず。

The Beach Boys好きです。
60年代の音楽だから時代は感じるけど古くはない。

ビートルズの『サージェントペパーズ』はビーチボーイズの『ペットサウンズ』に
インスパイアされたそうです。
確かにアレンジ似てるとこあるかも。
(日本では大滝詠一だな。『California Girls』と『君は天然色』が似過ぎw
 →http://www.youtube.com/watch?v=j0RFUq5e1JU

さて。
ビーチボーイズというと、たぶんこの二曲が有名では。

『Surfin’ USA』
http://www.youtube.com/watch?v=gbRKfieMsdQ

『California Girls』
http://www.youtube.com/watch?v=0a49McFOFp0&feature=player_detailpage

キムラのイメージ的にはSurfin’ USAだけど、California Girlsを可愛く歌い踊る姿が
見たいなぁ☆
どっちをやるんだろう?
二曲とも共演したりして…w

オマケ。

Surfin’ USAと言えば。
80年代ポスト・パンク・バンドのThe Jesus and Mary Chainがカバー。
ポップとノイズの融合。
かっけー!当時聞き倒しました(笑)

http://www.youtube.com/watch?v=3Px6KX75jM8

芯はどこ?

2012年8月5日 音楽
CDTV録画で聞きました。

ん〜…第一印象は「薄い。」

コンセプトが見えないなぁ。
SAMPLEまではね、何となくあった気がします。
特にBirdman なんかアートワークから何から統一感あったしね。
アルバムがコンありきで制作されることを考えれば、今年はこんなイメージなんだなと何となくでも掴めるようにしたほうがいいはずですが。
その意味ではちょっと異質な存在であるベスト版=VESTも、仕掛けが上手かった。
分かりやすくてキャッチーだったでしょ。
今回の一押しがコンビニのお中元ソングってのはどうなんですかね。
SM@Pからの贈り物←このコピーはなぁw 贈られる側が払うんですか?(苦笑)
魚籠(とコンビニ)が潤ってるんでしょーよ、っていう。
もうひとつはnhkのテーマソングですか。
この二曲じゃアルバム一枚のボリュームを支えきれてないってのが正直な印象。

一般や私のようにコンにいかないお茶の間は、初聞きでほぼ8割くらい印象が
決まっちゃうと思うのですよ。
今回のは、そうだなー…。
『真夏の脱獄者』はちょっとそそられた。
フルで聞いてみたいなーと思いました。
流れたヴォーカル部分が良かっただけ、かもしれませんが(笑)
でも、『真夏の…』をフルで聞いてみたくてもネット配信ないんですよね。
かといってアルバム一枚を買うほどの魅力を感じるかというと???
一曲でも好みに合うのがあれば、芋づる式に他も聞きたくなるかもしれないのに。
結局、濃いヲタ以外に浸透する機会を逃すことになる。
それってどうなんだろうなー。
というより、そこにターゲット絞ってきちゃったんだろうなー。

なぁんて考えてしまいました。

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