今日お休みで体調もずいぶん回復したので早速近所のTSUTAYAへ。
もちろん無限の住人のレンタルでございます。
出遅れた。
すでに1−10巻まで貸し出し中。
ネット社会を甘く見てはいけません。
今なら古書店で見つかるだろうけど…30冊…収納スペースが…。
うちはダンナもムスコもヲタクで収集癖があるのでさすがにキツい。
そんなあなたの強い味方
ネットレンタルコミックス。
http://sokuyomi.jp/product/mugennojuu_001/CO/1/
無料試し読みできます。
ただし期限付きで一冊この値段は果たしてどうなのだろうか。
私はマンガやイラストは紙がいい!(&DLよりCD)派なので悩みます。
本編公開はだいぶん先なので、もうちょっとTSUTAYAのレンタルを待ってみるか。
試し読みした感触だと、かなり面白そうですよ。
木村の語った「死なないこと」と「死ねないこと」。
この二つの言葉の間に浮かび上がる膨大な数の感情。思考。
短い言葉に込められた意味の深さに瞠目させられます。
物語を深く読み込み、理解し、世界観を構築するための設計図(脚本)に従って
三次元に組み上げる時の、臨機応変な可塑性。
この人は私(たち)が想像するのとは全く別のやり方で空間を理解し、自らの肉体を
操っているんだろうなぁ。


一応スマスマの感想など。

フィーリング5。
以前MAYUKO様が「木村は既に知ってる人・友達を選ばないでしょう。」と。
ご本人の口からそのまんまの言葉が。
そうするとお相手は限られてくるわけですが、選んだのは北村一輝さん。
選ばれた北村さんもまんざらではなさそうだったのに何故(笑)
そこをまっすぐいかないとこが北村さんらしさなのだろうか。
関西弁の北村さん、きっと木村と気が合う予感がします。
よかったら共演でもどうですか?映画で(笑)
ビストロ弁当は企画そのものは面白かったよ。
とりわけやきう少年。
木村「(弁当を)温めますか?」
少年「や、手だけ温めてもらって」←をいw
少年「ちょ、マテヨ!言ってくれますか?」
木村「俺、実はそれあんまり言ってないんだよね。」
このやり取りにワロタ。
ただし。
やたら仕込みくさくなかったですか?
まず担当地域が「東北」「関東」「関西」「四国」「九州」ってきれいに分かれる。
「えーwww仕込みでしょこれ?」by.ダンナ。
…うん、私もそう思う。
草なぎと接戦になった木村の元へやってきたおサイフケータイ3人衆。
「こんなとこ来るのに財布持たないとかありえないでしょ。間違いないな。」
…うん、間違いないね。
場所的にも本人的にもまぁハンデはつけられても仕方ないんだけど、でもな〜。
もうちょっと上手くやれよ←
フィーリング5も初回が最高に面白かったのは柴咲コウちゃん目線のおかげだし。
(コウちゃんのコメントがいちいちツボったw)
毎回お約束のように同じような質問を同じ人が聞いて、同じような展開。
親友同士で彼女を取り合ったらどうする?って…20代ひとりしかいないその場で
その質問はどうなんだ?って思ってしまったり。
ここ数年、スマスマがぜんぜんつまんなくてやたらおさむが槍玉に上がってたけど、
むしろおさむがお休みしてからつまらなさが加速してる気がする。
最近笑ったのって『昼顔』位だもん。
(あれはおさむが構成してる時に録ったコントだからね)

S.Liveは良かったなー。
セットからして気合い入ってる!ってわかった(笑)
で、思ったんだけど、「愛が止まるまでは」は彼ら自身が歌うべきだね。
弱い男のギリギリのプライド、情けなさの中のやけっぱちの本音。
虚勢を張って見栄を張って余計なことを喋り過ぎて上手く伝えられない愛の言葉。
叙情性とスタイリッシュが絶妙に融合した音。
ああ、この曲ってこんなにも切実で激しかったのか。
…残念だけどSMAPの歌では全く届かなかった。
感覚を鋭く、想像を豊かに膨らませ、かつ繊細に表現しなきゃ難しい。
だけど歌の世界を読み込む時間すらなかったんだろうなぁ。
前も書いたかもしれないけど、これは最初から最後まで<一人の男>の独白として
歌われるべき曲ではないだろうか。
全てが「僕は…」の目線で語られる一人称の私小説。
無理矢理五分割で、しかも世界観の理解も表現のコンセンサスもないままにブツッと
断ち切ってバラバラに割り振って組み立てたのがそもそもの間違いだ。
この曲は<歌割>の根本的な問題を浮き彫りにしてくれたんだな、って思います。
「どうしよう、すごいもの見ちゃった。」
夕方息子がドアを開けるなり言った。
「とにかく来て!」
というのでアパートの1Fに一緒に降りた。
縦横3m、高さ2.5mほどの階段下にある空間で、床はコンクリで、表口と裏口が
素通しの構造になっている。
1Fの103と104号室のドアが向い合っているちょうど真ん中の辺りに赤黒く変色した
血の跡があった。
「これ。」
息子が裏口のところの草叢を指差し、そこにキジバトの死骸がひとつ転がっていた。
「自転車置き場から裏口を入ろうとしたらそこに灰色の鷹が居て、オレを見て
慌てて飛んで行ったんだよね。」
大きめの獲物を仕留めた鷹はそこでゆっくり食事するつもりだったのだろう。
まさかそこがアパートの1Fで人間がやってくるなんて思わずに。
息子は1Fの住人がドアを開けた時のことを考え、ハトを草叢に置いたらしい。
私はちょっと考えて、箒とチリトリでキジバトの死骸をよく見える場所に移動した。
これだけ立派な獲物だ。
鷹もそう簡単に諦めるはずはない。
3Fの部屋に戻りそっと窓から覗くと、背中が灰褐色で腹が白くて烏位の大きさの鷹が
目の前の電線に止まってじっと様子を伺っている。
こちらを警戒してるようだし夕飯の支度もあるのでそっとしておこう。
それから2時間ほど、すっかり暗くなってから見にいくと、残念ながらキジバトの死骸はまだそこにあった。
一度人が触れたものを、用心深い彼らは口にしないのかもしれない。

翌朝もう一度確かめに行ったらキジバトの死骸は消えていた。
床にはまだ血の跡がそのまま残っていた。
果たして早朝、鷹がまたやって来てどこかへ運び去ったのか。
それとも別の生き物が夜のうちに持ち去ったのか。
または、誰かがゴミとして回収したのか。

鷹かあるいは他の動物の餌になるなら、キジバトの死には意味がある。
でもゴミとして回収されてしまったら…。

それから数日後、雨の中、一羽のキジバトが電線に止まっていた。
寒いのに長い時間、ずっと動かずにそうしていた。

ご無沙汰です。

2015年8月17日 日常
8/10から実家の別府に帰省中。
今晩帰宅しますが、スマスマは最後の歌にギリギリ間に合うかどうか。
MIYAVI出演!で新曲披露、ですよね。
となると昨年のTop of the world。
曲もダンスもスタジオの演出もカッコ良かったー…‼︎
紅白も短かったけど、いやー最高だったよね。
木村もいつも以上に全開で覇王オーラビシバシ放出w
今夜はどうだろうね?
覇王オーラといえば、またもや流出写真がw
すでに削除されちゃったようですが、いやー素晴らしかったですよ。
多分アイムホームの直前に出演したスケート会場での彼。
…どこぞの若きドンてすか?って迫力にサングラス越しに放たれるオーラ。
なにより美しい。
美貌の男。
若い頃は目の覚めるような美青年でした。
今の彼はまさに、匂いたつような男っぷり。
繊細なフォルムの薄刃のナイフが若い彼なら、
今は名匠が手塩にかけてくる日も来る日も鍛えあげた日本刀のよう。
抜き放てばギラリと冷たいソリッドな輝き。
ああもう!
どうしてあのオーラをTVじゃ見せてくれないのか?
40代を迎えた彼の、きっと強力な武器になる。
どれだけの顔を隠し持っているのか。
映画や舞台でぜひ!みせつけて欲しいもんです。

猛暑日5日連続、観測史上最長記録だそうです。
夜はクーラーないと眠れません。
クーラー使うと室外機から熱風が出る。
ベランダの植物…薔薇、蓮、睡蓮、茉莉花、月下美人、ジンジャーリリー。
ただでさえ暑くてぐったりしてるので熱風当てるの可哀想で日中ギリギリまで
クーラー我慢してるんですが、こう暑いと思考力まで奪われます…Macもうっかり
使えません…だって30分も経つとファンが全力回転で壊れそうなのです。
ということで、ブログも夜、クーラー入れて・元気のあるときにアップしてます。

えーと。

昨夜のすますま、ビストロでちょっとだけ引っかかった、つか不思議だったこと。
竹内さんて『プライド』で木村と共演してましたよね?つい最近再放送してたし。
他局のドラマ話+スチールが映ってるのにそっちの話は無し。
謎だわ。
ビストロってちょくちょくこういうことが有るような。
竹内さんといえばランチの女王が好きだったなー。
彼女、ちょっとキツい感じの役のが何故かしっくりくる。
そしてせっかく女優さんを二人もゲストに招いているのに、クイズが(苦笑)
『ムカムカしたこと』…このクソ暑い(失礼)時期、お題としていかがなものかw
もっとお芝居の話やなんか聞きたかった気がするな。
もう一つ、シャッフルビストロの予告。
「結婚・恋愛を語る」って、またそれw
40代男性。しかもアイドル。しかもGのメンバー。で、その話…。
まぁ実際はトークのごく一部だろうけど、売りが<そこ>???
仮に木村ゲストがあるとして、その手の予告で煽るの?
てか最初から<そこ>で引っ張るための前フリだったら、なんだかなぁ。
作り手側との乖離をますます実感してしまいます。
ざわちんメイクもそろそろいいんでないかい。
あれを「似てる!!」と言われましてもw
みんなリアクションに困ってるように見えたのだった。
いやきっと、すますまも夏バテなのよ。
いや、しばらく前からずっとこんな感じだよね。

S.ライブは「この曲、こんなコが歌ってたんだ!」の世界でした。
sまpのダンスも可愛い系とカッコいい系がミックスされてたね。
木村がゲストとふっと目を合わせてニコッと笑うのがよかったです。
いつも楽しそうにパフォーマンスして、ゲストとちゃんとコミュニケーションとってる感じがすごく好き。
木村らしいなぁと思う。
歌もダンスもお芝居もぜんぶコミュニケーションの手段なんだろうね。

ああ…それにしても、そろそろ次のお仕事の噂とか聞こえてこないかなー…。
安堂ロイド以来切れ目なく、だったから贅沢になってるかも。
30代後半の、年にドラマ一回だけなんてローテーションはやっぱ変だった。
今はメジャーなキムタク全開作品絶賛公開中だから、次回は是非対極の役を。
MAYUKOさんとちょっとやり取りしたんだけど、仕事できてめちゃくちゃカッコいいんだけど、女を食い物にする詐欺師みたいな男とか見てみたい。
ブラック久的ビジュアルで、空☆の涼みたいに。
クズなんだけど最高にミステリアスで誘惑的な男。
それと、個人的には今の木村で40代になった由紀夫ちゃんを見てみたい。
『HEROを作った男たち』を友だちにダビングしてもらって見ました。
監督の鈴木さん、脚本の福田さん、音楽の服部さん、美術の森田さん。
ファーストシーズンからHEROに関わった4人の主要スタッフの対談です。
これがとっても面白かったんです。
絵面的にはおじ様4人が語り合ってるだけなんですけどね。
特にファーストシーズンの企画から製作、放映までのギリギリ感のお話は凄かった。
…何となく予想はしてたんですけど、やっぱり。なぁるほど。
と思ったことをいくつか。

『木村くんでドラマをやるのは決まってたけど、何をやるかがなかなか決まらない』
こんなドラマを作るから、木村さんで。…じゃないんだよね。
まぁそこは予想通り。ただし、
『木村ドラマは毎回局全体で大掛かりになるけど、HEROはそうじゃなかった』
…まぁ結婚直後で世の中的には「キムタク終了。」の空気もありましたし。
ここからは私の推測なんですけど、だからこそHEROは面白かった、のかも。
トップダウンでなく現場で、スタッフの智慧を結集した企画だったからこそ、鮮度のあるドラマがたくさんの人を惹きつけたのかもしれません。
ファーストシーズンをオンエアに漕ぎ着けるまでのギリギリ感のお話はまさに産みの
苦しみだなぁと思いました。
で、鈴木監督って人の意見を取り入れる柔軟性と人を動かす力のある方だなぁと。
脚本家の方にも音楽家にも美術さんにもどんどん提案してもらう。
妥協はないけれど意見は聞く。
何度も直して最終的にいちばんいい場所へ着地する。
鈴木監督への信頼度の高さが会話から垣間見えました。
続編をやらなかった木村の例外がHEROなのは監督への信頼感もあると思う。
その木村については、目力が凄いとか会話するときに目を逸らさないとか、
セットの中でどう動けばいいか完全に理解しているとか(ダンスをやってるから?)
さもありなんなエピソードだったのですが、一番興味深かったのが福田さんの言葉。
「その日、たまたま撮影の現場に居てモニターを見ていた」そうです。
9話の、久利生の部屋のソファで雨宮が久利生の肩に頭を凭せて眠ってしまうシーンのお芝居。久利生は雨宮を起こさないよう不自然な姿勢でコップを後ろの棚に置き、雨宮の手の中のコップをそっと取って同じように後ろへ置く。
そのお芝居を見て驚いたと。「そんなこと台本には一言も書いてないんです。」
で、とってもお芝居が上手いなぁとおっしゃっていました。
…福田さんの言葉のニュアンスを伝えるのは難しいのですが、文字で書かれた台本と
身体で表現するお芝居との間にあるものの大きさを実感されたのかもしれません。
4人の中でその部分に言及したのは福田さんだけだったので、余計に印象的でした。
今、映画HEROが公開中です。
セカンドシーズンのメンバーにプラス、雨宮の存在がある。
雨宮と久利生はお互いの心の内をさらけ出さない大人の関係。
二人のシーンでは、お松も木村も細やかな表情の変化や佇まいで、台詞以上の感情を表現している。
脚本家の福田さんも監督の鈴木さんも、二人の表現力と呼吸に信頼感があるからこそ託せた演出だった気がします。
そうだ。
鈴木監督は吉田羊さんと北川景子ちゃんを<手練(てだれ)>と大絶賛でした。
とりわけ北川さんのいい表情は撮らずにいられないそう。
木村にも同じことを言ってたなぁ。目力が凄い、撮らずにいられないと。

もう一つのHEROに関わった男たち(と女たち)
オールナイトニッポン、起きてられなくて翌日ファイルからDLで聞きました。
もう最高!面白い!
セカンドシーズンの城西支部のあの空気感は作りものじゃなかったんですね。
役柄と役者さんのもつ個性が、まんまではないけど絶妙にシンクロしてる。
木村は、長くわっつをやってるだけあって仕切りが上手い。
声もいいし、機転が効くし、なにより声だけなのに表情がよくわかる。
やっしーに誘われてLINEを始めたくだりなんて可愛くて(笑)
スタンプを大量買いしてるって話は前にわっつで聞いた気がするけど、とにかく
やっしーが突っ込むwそして時々悪魔になるコヒさんw
…これは現場は楽しいだろうなー。
ファーストシーズンに思い入れがあったろう木村が、セカンドシーズン参加を決めたのは、鈴木監督との絆もあり、そして以前からのメンバー…コヒさんとやっしーが
居てくれたからってのも大きいに違いない。
亡くなられた児玉さんのことを懐かしむような角野さんの言葉にホロリとなり。
木村と、お芝居で深く繋がっている感のある松重さんと。

そうだ、思い出した。
脚本家の福田さんが、日本映画ナビの松重さんのインタビューと同じことを言ってたのに驚きました。
「木村さんの、リアリティを追求するお芝居」と。
やっぱり福田さん、すごく深く木村を見てらっしゃるんだなぁ…。

怒濤の週末!

2015年6月12日 日常
おはようございます。
昨夜はアイムホームを見てからずーっとTwitterで呟きっぱなし(笑)
まぁ呟くというより、フォロワさんとおしゃべりしてたのですが。
なんだろう…あまりにも感じたこと・考えたことが多過ぎて。
日記に上手くアップできるかわからない位です。
リピートしたらちょっとまとまるかなぁ…。それから書きます。
今夜はわっつでもアイムホームの話をたくさんしてくれるみたいなので、聞いたら
そっちも書きたいことがでてくるかも。
明日は太田浮世絵美術館と根津美術館をはしごする予定なので、そっちも感想を
書きたくなるかもしれませんし、あーもうどうしよう!

それにしてもアイムホーム。
前半で香とすばると久の関係にきっちりピリオドを打ち(終わったわけでなく)
いよいよ逃げ場のなくなった久は恵と良雄に向き合うしかない。
今までいろんな人に出会い、鍵を返す=生き方を修復してきた久。
一見善意の塊に見える彼が実は偽善者であり(無意識に、ですけど)真っ先に向き合わなきゃならないのは誰だったのか、それを思い出させてくれたのが香。
彼女が居なかったら久も恵も良雄も同じ所をぐるぐる周り続けていただろう。
恵が香に近づいたのは嫉妬や監視もあるけど、本当は話をしたかったのかも。
「みんな被ってるよ、仮面。ムリに外さなくてもいいじゃない。」
香は何気なく言ったのかもですが、的を射抜いてたわけで。
そして!!!
怒濤の予告のワクワク感ったら。
社長と久の対決が楽しみすぎて…!!!
あ、黒木ももっと絡ませてくださいね!
蛍の季節 et  美しきキムラさん。
蛍の季節 et  美しきキムラさん。
法事で九州の実家へ帰省してました。
久しぶりに会う弟、親戚の人たち。
変わったこともあり、変わらないこともあり。
弟とお嫁さんが毎週手入れしてるおかげで家は前のまま
(前よりモノが減った分クリーンになったかも)
庭の薔薇たちも美しく咲いていました。

東京へ戻る前日の夜。
従兄弟からメールがあり、蛍が飛んでいると。
場所は15年程前道路拡張工事で引っ越す前に実家のあった
場所で、昔の半分ほどだけど今は私の名義になっているのです。
歩いて3分程のそこのすぐ脇を、小川が流れています。
静かな水音の中から淡い緑の光が3つ4つ、
ふわりと湧き上ってきました。
明滅しながら暗闇の中を漂い、風に吹寄せられたように草の上に留まる。
一つの光が野菊の花を静かに照らしています。
気がつくとあっちにもこっちにも。6つほどの光が草陰に空中に漂っている。
全て夢まぼろしのよう。
昼間久しぶりに会った叔母の携帯へ写真を送りました。
「あなたのお母さんとお父さんが会いにきたんだと確信しています。綺麗ですね。」
そうだろうか。
なんとなくそんな話も信じてしまいそうになる光のいろ。


帰宅してアイムホームSP見ました。
今までのおさらいということで目新しい映像は無し。
だったのですが、最後に流れた6話の予告。
久の目から見た恵、相変わらず不気味な仮面…なのですが、あれ?
目が動いた?
もう一度再生してみる。…小さく目の光が見えるではありませんか。
そうか。いよいよ久の暗示が解け始めたに違いない。
しかし。
このままいい話で妻子の仮面が外れてめでたしめでたし!!
なぁんてやめてくださいよね。
そろそろ大地雷原が一気にどっかーーーーんと爆発してくれないと。
そう、愛人ですよ愛人。
『ひ・と・で・な・し・ 人でなし』これですよ。
過去の久がひとでなしであるほどに今の久の苦悶と葛藤が際立つのです。
過去の久と今の久が地続きなのだから…人は生まれ変わったつもりでも過去の自分を
完全に捨て去ることはできない。
その上で、これからどう生きるのか。
そこを見せていただかないと。
せっかく木村拓哉をキャスティングしたのですから、彼の能力を使い切ってこそ。

そして久々に歌でも魅せていただきました。
全身黒でダンスするキムラが美し過ぎて…!!
どこか冷たいような、それでいて人を魅惑する顔。
しなやかに動く腕。脚の華奢なこと。
キュッと締まった腰の描き出す魅惑の曲線美、軽やかな回転!
3回転したように見えたんですけど、カメラワークが非常に残念。
それにしてもあのキレといい優雅な動きといいなんでしょうね?
いよいよ過去久…来るか?
たぬきん師匠が大好きな毘沙門天(笑)
ライザックでびしっと引き締まったシンゴと並んだ姿は壮麗で、
思わず拝みたくなるようなありがたぁい美しさでありました。

懐中時計

2015年4月26日 日常
もうすぐ父の一周忌だ。

去年の盆休みに実家へ帰って誰も住む人の居なくなった家を整理した。
11月に母が、翌年5月に父が旅立った家のあまりのモノの量に目眩がした。
…人ってこんなにたくさんのモノに囲まれて生きてるのか。
二人とも子供時代に戦争を体験した世代だから、モノへの執着も私たちの世代より
ずうっと強かったとは思う。
それでも、人が二人生きて・暮らした痕跡というのは…あまりにも重い。
ほとんど開いたことのないと思われる物置の奥から、古びた革の黒い鞄と小物入れ。
鞄の中にはちょっとした覚え書きや日記、写真が。
小物入れからは手巻き式のSEIKOの懐中時計が出てきた。

これ、じいちゃんのやつだ。

祖父はとても穏やかで口数の少ないひとだった。
よく週末に私を百貨店に連れて行ってくれて、レストランで食事し、何かちょっとした物を買ってくれる祖父が、私は大好きだった。
痩身に白髪。古風な丸眼鏡。
出かけるときは紬の男物の着物を着、冬場はそれに黒いマントを羽織る。
頭には茶色いフェルトの帽子。足元は桐にびろうどの鼻緒の下駄。
子供心にもその姿はとってもオシャレで粋に思えた。
「じいちゃん、今何時?」と訊ねると、さっとマントの下から銀色の懐中時計を取り出して時間を教えてくれるのが、なんだかとても好きだった。
キセルでタバコを吸う祖父は、刻んだタバコの葉の匂いがした。

祖父の懐中時計はネジを巻くとチッ、チッ、と微かな秒針の音をさせて動き出した。
形見分けに、それを東京へ持ち帰った。
「これ、お母さんのおじいちゃんの懐中時計だよ。」
息子に見せた。
「へぇ。カッコいいな。これ、もらっていい?」
数日して息子はどこからか銀のチェーンを買ってきて懐中時計に取り付けた。
そして大事にしまっておいて、時々ネジを巻いている。
一日2分くらいは遅れるらしいけれど、時計の生きてきた年数を考えたら凄い。
弟にメールしたら驚いていた。

人は生きている限り何かを所有する。
その<何か>は時として所有者の寿命を超え、ひっそりと生き続けることもある。
いつのまにやら藤の花が。(編集しました)
いつのまにやら藤の花が。(編集しました)
ソメイヨシノが散ってピンクの八重桜が咲いたと思っていたら
もう藤の花。
甘い香りに誘われて大きなクマンバチが
夢中で蜜を吸ってました。
iPhoneを向けたら飛んで逃げちゃいましたけど、
ホバリングの一瞬を撮った。
毎日雨で寒いし体調も良くないんですけど、ようやく明日は
晴れ間が広がるらしい。
よかった。

アイムホームに浮かれて存在を忘れそうになってたスマスマ。
ビストロに山口智子さんが!
ゼスチャーゲームの木村の回答率と再現率の高さ(笑)
キーボードを叩く・時計を覗く・書類を運ぶ。こういうの得意だよね。
北島マヤかw(@ガラスの仮面)
草つに笑いの神が降りてきた。
バナナの彫刻のやつね…ゴローちゃんしっかりネタにしてるし。
最初嫌がってた木村が結局一番ヤバそーなオチをつけてましたが(笑)
だいぶん前の収録だよね、あれは。今のビジュアルの良さがわかります。
ビジュアルというと、久保田さんのS.Live。
冒頭のダンス、カッコいいだけじゃなくとっても彼らしい。
なんとなくミュージカルのオープニングみたいだ。
これから物語が始まるんだな!っていうわくわく感がある。
画面をキャプチャするとよく分かるんですけど、セットの色・照明・アングル、
それにタイトルのレタリングや入れ方まで素晴らしく計算されてる。
スマスマってとっても映像が凝ってるイメージがあったんですよね。
最近だとBatteryとかMIYAVIさんの回とか。
「あ。今回スタッフ張り切ってんなー…。」とか思ってる(笑)
久保田さんの曲って自然に身体が動き出す感じ。
メロディもリズムも、久保田さんから生まれてきた…子供というか、分身というか。
歩くようにリズムを刻み呼吸する様に歌う、肉体を感じる音楽。
歌の木村も良かったですよね。
声がとっても伸びてたしダンスのキレも最高。
身体中で音楽を感じ湧き上ってくるヴァイブレーションに突き動かされるような。
ああいう時の木村を見てるのって最高に気持ち良い。
官能的ですらある。曲や歌詞がエロティックなわけじゃないんですけどね。
快感のカタマリっていうんでしょうか。そんな感じです。
なのでね、せっかくなんだからもーっとながーく魅せていただきたかったな。
コーランの響き。
コーランの響き。
コーランの響き。
イスタンブールに行ってきました。





…ってのは嘘ですが(今更のエイプリルフール)
大阪からたぬきん師匠が上京してきたので、
どこに行きたい?って訊ねたら
「モスク!」って言うので代々木上原の
東京ジャーミィにまたもや(笑)
もう5.6回目ですが何度行っても圧倒されます。
精緻なアラベスク模様、巨大なシャンデリア、
美しいステンドグラス。
*➡の写真の上でカーソルをクリックすると拡大できます
全てが左右対称に配置され、高い丸天井の中心に向かって
全てが上昇していくようなその構造に身をおくと、
自然に意識が吸い上げられる感じがします。
その日はちょうど午後の祈りの時間にお邪魔したので、
イスラム教の参拝の様子を見学できました。
祈りの時間を知らせる声がスピーカーを通して響き渡ります。
これも決まった言い回しがあるのでしょうか?
日本の長唄のような節回しです。
すると三々五々、イスラム教徒の方々が集まってきました。
男性と女性に別れており、男性は1F、女性は2Fのバルコニーで礼拝します。
(私たちは見学者なので1Fに居ました。作法に従いスカーフで髪を隠しましたが、
服装などは自由です。ただし脚の露出する短いスカートはNG)
メッカの方角に祭壇のような場所があって、年長の男性がそこに立ち、コーランを
唱え始めました。
この声が素晴らしいのですよ…。朗々と高く低く。
最近はイスラム教関連のニュースも多いので、TVで聞く機会もあると思いますが、
実際にその場に身を置くと、信者ではない私でさえ感動してしまう。
もちろん言葉は全く分かりません。
が、厳かな旋律を伴った言葉の響きが広い丸天井に反響し、天空の彼方に向かって
どこまでも上昇する様に、自分自身の意識も舞い上がるような錯覚を覚えました。
キリスト教会でパイプオルガンの演奏に聖歌の斉唱を聞いたことが何度かありますが
あちらが<歌>なのに対してこちらはあくまでも<言葉>。
意味は分からなくても神とその世界の存在を肌で実感する。
偶像崇拝を禁じているイスラム教にとって、コーランを唱え礼拝することがいかに
重要な意味を持つのか…。
イスラム教徒の礼拝は一日に5回もあるんだそう。
ちょっと多すぎ?と思ったのですが、祈りの行為は<心の栄養>なんだそう。
朝昼晩の三食におやつと夜食で5食になるのと同じだと説明されました(笑)
印象的だったのはイスラム教徒の方々の礼拝が思ったよりユルかったこと。
集まる時間もマイペースで、厳密に集合時間が決まってるわけではなく、少々ズレても誰も気にしない。
土曜日だったので、ティーンや5歳くらいの男の子もいたのだけど、このチビさんが
相当な暴れん坊で(笑)並んで礼拝しているお兄ちゃんたちの背中に登ったり、
グイグイ押したりやりたい放題ですが、誰も叱らず穏やかそのもの。
日本のお寺だったら厳しく叱りつける所でしょう。
イスラム教徒には地区リーダーはいるけど、宗教的なグル(指導者)は特に居ない
そうです。
いろいろ誤解されがちなこともありますが、実際に触れてみると意外なほどのんびり
していて穏やかな昼下がりのイスラム寺院体験でした。

3月11日の日記

2015年3月11日 日常
3月11日の日記
今日は3月11日。
風が強い日だった。
晴れ、春だというのに寒い。
あれから4年目。
でもあの瞬間のことははっきり思い出せる。
行きつけのお店で髪を切ってもらってて、いきなり揺れ始めて。
どんどん揺れが激しくなって、外へ出たら電柱が
今にも倒れそうにしなっていた。
急いで帰宅したら学校から帰ってきた息子が家に入れずに半べそかいていた。
うちの中は比較的ましだったけど、ダンナの部屋のCDラックがひっくり返って
床に数百枚のCDが散らばっていた。
TVをつけたら、そこには信じられないような光景があった。

あれからいろんなことがあった。
辛いことも嬉しいことも。
それはつまり、私はまだ生きているってことだ。
生きている限り時は流れ、世界は変わって行く。
でもあの日のことはたぶん死ぬまでわすれないと思う。

タキシードなら…(追記しました)
タキシードなら…(追記しました)
タキシードなら…(追記しました)
季節の変わり目ですね。
三寒四温の言葉の通り一日ごとの気温差が激しくて、
花粉も飛散しはじめましたし。
ベランダの薔薇は新芽がびっしり。
そして月下美人にも新芽が…!!異様な深紅。
イボイボ(たぶん将来葉になる?)
つきのその姿は怪しい生物の触手を思わせる(笑)
薔薇も月下美人も葉は緑色なのに新芽は赤い。
何故だろう。
赤は赤ちゃんにも通じ命の萌芽を連想させることば。
炎や深紅の血、それに纏わる熱、そして肉体の生命力や
生々しさと切り離すことのできない色彩。
そうか!
キムラタクヤが<赤>というのは他に選択肢がないほど
ぴったりですな。
(真っ赤な服はあまり似合わないと思うけど)
(誰がピンクかは意見の分かれる所のようですが)
昨夜は体調イマイチでなんと9時に寝てしまったので
今朝ざーっと早送りで確認。
あー?S.Liveは華麗じゃないの???何でやねん。
久々に見応えのある新曲なのに…何故だ。
場数を踏むほどにダンスも歌も表現がこなれてくるかと思うんだけどなぁ。
シェネル、ビジュアルは綺麗だけどメイJと違いは顔だけ?
ってくらいこの手の女性シンガーの歌唱法・曲調は個性がない。
なぜ椎名林檎をお招きしないのだろうか。
…まぁいろいろあるのよ、お察し!って?視聴者には関係ないんですけど(笑)
キムラのタキシード姿があまりにも麗しくて。
華麗なターン、そして全身でリズムをとる四肢のしなやかさ、伸びやかさ。
ふと先日 MAYUKO様が貼っていたジャスティンのMVを連想してしまった。
勿体ない。
なぜこのゲストでこの歌なんだろう。
そういえばビストロをきちんと見たのはいつだったろう。
DQNネームは一度も見たことが無い。
スマ進やフィーリング5で「やればできるじゃん。」と思ったのもつかの間。
5人が揃う、以上の価値が見いだせないんだよなぁ。
揃えばいいってもんじゃないですし。
sまpってブランド力は5人が築き上げたのは確かだろう。
けれど、それは『5人で面白いこと・カッコいいことをやり続けてきたから』であり
『5人が集まるだけで面白い・カッコいい』訳じゃないんですよね、たぶん。
生き物である限り年をとりその有り様も変化していくように、組織もまたしかり。
俗に企業が発展しつづけられる年数は30年が限界だと言われてるようです。
それを超えて存続し続ける会社なりブランドなりは、必ずどこかで大規模な改造や
改革(つまり吸収合併や買収など)を経験してるってことで。

これからどうなっていくんだろうね。
何故か武蔵なキムラが居たけどどういうことだろう。
コンサートにドラマに映画にSP番組に、で蔵出しってやつか?
リック・アストリー懐かしいけどsまpが無許可(!)しかも日本語でカバーしてた
ってマジすか(笑)
80年代はsまp以外にもふつうにそういうのあったよなぁ、考えたら。
携帯もネットもなくてTVもVTRもアナログだし、いろいろ不便ではあった。
玉石混淆。石は今よりもっとしょーもないし、玉はものすごく輝いてたかも。
昔の映像みたらどれがキムラが分からなかったです(笑)全員こども。
Twitterでフォロワーさんがキムラは二十歳位で急に変わったって呟いていて。
確かに昔の写真や映像見たらそうかも。
まるで蛹が羽化して美しい蝶へと生まれ変わるが如く、瞳は野生のふてぶてしさと
母性本能をくすぐるが如くの憂いを映し、唇はふっくら柔らかく。
彼の中で何かが変わり、自分の力に目覚め、自覚的に行使するようになったのかも
しれないなぁ。
20代、時には傲慢だと感じられるほどその引力は強く人を引きつける。
けれど自分をも傷つける、諸刃の剣のように。(*注:あくまでも妄想です)
30代、これはきっと結婚したのが大きかったと思うんだけど、自分の力を意識しつつ
場に応じて上手くコントロールできるようになったんじゃないかな。
そういう流れを経て今の彼がある。
先日NHKで見た糸井重里さんと中井貴一さんの対談で面白いことを言ってた。
「50歳ではわからなかったけど、55歳で初めて自分の50代が見えてくる。」
それでいくとキムラ自身はまだ30代から何も変わってない感覚なのかなぁ。
あと3年。
その時、彼の中の40代はどんな花を咲かせるのだろう。
糸井さんと中井さんのスイッチインタビュー達人達、最高に面白い。
再放送あるので録画をお勧めです。
http://www4.nhk.or.jp/switch-int/
そうそう、二人ともキムラと関係の深いお方ですよね。
20代のキムラには糸井さんが。
30代のキムラには中井さんが。
二人とも彼の人生観・仕事観にきっととっても大きな影響を与えたんだなぁとわかる
対談でございました。

あ。

すますまの話題からすっかりそれたw
ビストロざーっと見たんだけど、なんで夫婦?
いや、確かにそういうの大好きな視聴者は一定数居るだろうけど、ビストロで?
知りたい!!いろいろ妄想したい!!…って趣味の人もいるんだろうけど、全く興味のない人間も多いですし。
<プラベ公開!>って見出しだけデカくて中身は…ってどっかの週刊誌みたいだけど
実に上手く自己プロデュースしてる方もいらっしゃいますよね。
ほんっと上手いなぁ。そこは素直にすごいと思いますね(笑)

2月1日の日記

2015年2月1日 日常
今朝のTwitterで後藤さんが殺害されたと知り大変ショックでした。
ご冥福をお祈りいたします。

ここしばらくISIL(又はISIS)のことを知りたくて。ネットで調べたり本を買って
読んでみました。
私が接したのは主に海外のニュースサイトの日本語訳サイトです。
そこで知ったことは

・彼らの最終目的は「カリフ制国家の樹立」であり、その為に自ら『イスラム国』と
 名乗っていること
・彼らの資金源は石油と(油田を占拠している)いくつかの国家の援助金
・人身売買、虐待、拷問、殺人を正当化するためにイスラム教を利用している

そしてこれは特別重要な意味を持つと思ったのが

・今までのテロ集団(アルカイダなど)と異なりインターネットを利用した情報収集 収集した情報の分析にたけ、プロパガンダによる世論のかく乱・煽動を行う

…ということ。
彼らはTwitter、Facebook、youtubeなどを利用し世界中に呼びかけています。
『おまえたちの政府の失敗のせいで人質は犠牲になり、おまえたちはテロのターゲットとなる』
つまり、
『恨むんならおまえたちの無能な政府を恨め』
ってことですよね。
これってヤクザのいちゃもんと同じじゃないでしょうか。
不条理。
こんな人をバカにした話はありませんよね。
しかしいざ日本のメディアの報道を見てみると、どうだろう。
今の事態を招いたのはアベさんだと言わんばかりの論調を一度ならず見かけました。
彼らはそれをしっかりネットでリサーチしているようです。
どこを刺激したら日本の世論に影響を与えるか、ばっちり理解してるんでしょう。
正直、私個人はアベ氏の考え方や主張は相容れない部分が多いです。
しかし今回の中東訪問は政府の説明にもあったように、複数の国家への援助・支援に重点を置いたものだったようです。
テロリストにとって利用しやすいのは戦争や内乱で政情が不安定な国家です。
不安定に乗じて人を操り、暴力で支配しようとします。
裏を返せば世界が平和で安定した状況は都合が悪い。
であれば、今回の出来事を政権批判の材料に利用するのはどうでしょうね。
テロリストに利する結果になりかねないんじゃないかなぁ。
それにしても日本のメディアって肝心なときにもダメダメですよね。
TVも雑誌もセンセーショナリズムに走って、肝心なISILの分析はイマイチ。
ぶんしゅんのような興味本位で誤報を書散らし堂々と掲載する雑誌や、デ◯夫人
(BBCにまで取り上げられたそうです)のような下劣な人間の発言を話題にし…。
なんだかなぁ。
前々から週刊誌やTVの報道に対して懐疑的な感じは持ってはいましたけれど…。
アレを鵜呑みにしちゃう人はそうそう居ないとは思いますけれど。
TVに釘付け!みたいな姿勢はほんとにまずくないだろうか?と改めて。

この方のブログは的確かつ冷静な視点で書かれていると思います。是非。
http://blogos.com/article/104587/
微かに、春
微かに、春
うちのアパートのすぐ傍は長い坂道になっている。
そのちょうど中ほどのお宅の塀の上に毎年蝋梅の花が咲く。
先週、そろそろかと思って行ってみたけど
今年は特別寒いせいか蕾だった。
今日車で通りかかったら、あ。咲いてる。
用をすませ車を駐車場に止め、歩いて見に行く。
あの香り。
凛として清々しく甘い、その奥にひっそり、艶やかに。
白粉と、茶席で焚く上品なお香のような深みがある。
鮮やかな紅色や白、桃色の梅の花のような華やかさとは無縁の、
地味な黄色い花がハッとするほど人を魅了する。
梅の花がいままさに咲き誇る若い娘なら、
蝋梅は奥ゆかしくも情熱を秘めた和装のおんな。
もう一つ、よい匂いの花。
ご近所に咲いていたヒヤシンス。
子供の頃学校で水耕栽培した覚えがあるけれども、あの頃は白か褪せたブルー位しか
バリエーションがなかった気がする。
今はこんな深くてゴージャスな色合いがあるんだなぁ。
清々しい水のように透明感のある匂い。
寒い寒い日々だけどぽつぽつ咲き始めた花の香りを嗅いでいると、微かな春の気配を
感じ、ほんの少しだけ温かくなった気がする。

花の香りについて詳しく記述しているサイトを見つけました。
読んで香りを想像するのも面白い。
http://www.otalab.co.jp/fragrance/

つれづれ。

2015年1月22日 日常
ぶんしゅんの例の記事をネットで読みました。
とりあえずどんなもんかなー…という興味本位です。
長ーいインタビューです。
真ん中辺りで挫折しました。
正直、お金を出して買ってまで読むシロモノではありません。
実際、私はネットで全文(と思われる)を読みましたが、結論としてぶんしゅんが
いかにどうしようもない雑誌なのかを再確認しました(笑)
インタビューしてる側、されてる側共に俗悪の極み。
いや〜…内容も文章もダメでした。レベルが低過ぎる。
人間の理性を司り感情や行動をコントロールする大事な機能を負っている脳の部分を
前頭葉というのですが、年齢と共に萎縮したり上手く働かなくなるそうです。
そうなると見た目は立派な大人でも行動は幼稚になり、品性が失われていく。
まさにその状態ではないかと思いました。
人間、誰しも自分が可愛いもんです。
一代で地位や名誉や財産を築き上げた自負があれば、尚更でしょう。
それらを自分の直系の人々…家族、親しい人たち、部下…に受け継がせたいという
気持ちが起きるのも致し方ないでしょうけれど。
あまりにもあからさまなのは醜悪としか言い様がありません。
やれやれ。

話しかわって。

昨日ふと思い立ってHEROを見返しています。
もう放映終わってるから正直にいいますと、1話毎に出来映えの落差が激しいです。
でも最終話と8話は本当に面白かったなぁ。
最終話の久利生の演説シーンは色んな人が散々語ってますし、私も以前書いたので
やめておきますが、キムラの表現の繊細さとダイナミックさを併せ持つ表現力。
瞬間ごとに変化する。
圧倒されます。
でももっとすごいのが8話。
池内くん演じるヤクザが身代わりで出頭する話。
あくまでも真犯人に拘り捜査を続けるよう迫る久利生に刑事が警告する。
「一番あぶないのは久利生さんですよ!?」
その言葉に一瞬の間があってフッと笑う。「だから?」
すごい!
すごいカットですよね、これ!?
このごく短いやり取りで久利生の底知れぬ肝の据わり方を私は感じ、どんなふうに
生きてきたらこんな凄味のある男になるんだろう?と、つい彼の謎めいた生き方に
想いを馳せてしまう。
カッコつけでも強がりでもなく、自己陶酔でもない。
あの笑い方、間、タイミング、そして声。
全ての要素が『カチッ』と完璧に組み合わさった瞬間にだけ訪れる、あの感じ。
「ダテにキムタクやってませんから。」
と言い放ったキムラは、時を経て同じ言葉を、口にすることなく<生きて>みせる。
「ダテに久利生公平やってませんから。」
…そんな声が聞こえた気がしました(笑)
こんばんは。
訳あってあけおめ!は無しですが、今年もよろしくお願いいたします。

さて。

紅白、CDTV、そしてさんタク。
さんタクは別格に素晴らしかった!!!
エンドロールで泣きそうになったもん…スカイダイビング以来のネ申回であった。
これについてはまた別枠で。
紅白とCDTVのことを取りあえず。

よかったこと。
・キムラのダンスにキレがあった。
 SHAKEで一瞬軸がグラついたかな?ってとこあったけどTop of worldが…!!
 ノリが違うよなぁと思ってました。キムラ自身、この曲気に入ってるんだろうな。
 彼が楽しんでる時ってコッチに伝わってくるなぁと思うんですよ。
 自由なんですよね。のびのび踊ってるなぁって感じる。
 MIYAVIのギターカッコいいじゃないですか?
 ギターのバイブレーションに同化したキムラのノリ、さいこーでした!!
 最後。
 MIYAVIとハグ?頬寄せ?したあの感じ…セクシー!!!!
 その後MIYAVIのツイートで
 『サプライズ出演のはずが木村先輩がバラしちゃって(ry.』のくだりが(笑)
 MIYAVIくん。
 キムラがポロリしちゃうのはワクワクしてる時ですからっ!!!!

・ビジュアルちょう可愛い←
 紅白オープニングで「おおっ!」となりました。
 アキヲにマイク向けられてめっちゃシャウト&V6のバックでノリノリ♪
 全力兄さん素敵…。
 キムラの居ない紅白なんて(ry.

・曲紹介は安定のセクシー低音(はぁと)  
 美輪さまの曲紹介以来、『木村拓哉の前説コーナー』が定着している模様。
 それだけで、曲にスペシャル感が加わる気がします。
 今回もカンペ見ずにだったらしいですが、さもありなん。
 あの言葉の数々は彼にとって『演じること・役を生きること』じゃないかなと。
 台本を<カラダに入れ>る彼にとって、地続きではないかと思うんです。

…正直に告白しますと、ちゃんと見たのはキムラ登場シーンとTOKIOと椎名林檎と
美輪さまのみで、あとは『笑ってはいけない』を見てました。
だって紅白、面白くないんだもの。
録画も4倍速で編集してしまいました。
知らない曲ばっかりだしねー…だからこそショウとして見せるものが欲しかったかも
ですが、難しいよね。
昔と違い、皆が知ってるヒット曲って極一部だもの。
去年だとアナ雪くらいかな?
(今時の流行に疎いのですんません)
紅白歌合戦の有り様も立ち位置も大きく変わっていくのは仕方ないでしょうね。

CDTV。

前半はよかったかな。
Mr.Sはカッコよかったなー!!
LIVEで何度も演じた曲なだけあってダンサーさんとの息もピッタリですし、曲として
完成度高いよなーこれ。
アルバム曲だけど今のsまpの格好良さにピッタリな気がしました。
歌詞もメロディも、いぶし銀のクールさとレヴューの華やかさがあって。
しかし…それもつかの間。
新曲?なんでしょうかアレが?すましょのぼったくりCDかと(ry.
わっつで聞いた時も「????」だったけどねー。
sまpが歌う意味あんのかなー。
まったく印象に残らないし、ダンスも酷かったし。
TVで見せるレベルに達してないような気がしたんだけど。
まぁ深夜だからギリギリセーフ?
でもね、っていう。
最後で唖然としたのが<らしい>のか<らしくない>のか。

2015年も安定のsまpクォリティなのか?

グラビア二誌

2014年11月23日 日常
グラビア二誌
秋の薔薇、ジュリア。
寒くなってきたので蕾が大きくなるのも開くのも、
ゆっくり・ゆっくり。
少しずつ時間をかけて育つので色が濃くてあざやか。
オレンジベージュの薔薇ですが、赤みが強くでて花弁の外側が
まさに薔薇色。

ここに来てなぜに?…なグラビアが3誌。
ポポロはまだですが、UOMO&TVfanは見て即買いしました。

UOMOは安定のかっこよさ。
表紙を見た時何故か『由紀夫だ!』と思ってしまった。
スーツなのに不良っぽいんだよね、なんだか。だからかな。
これとベージュのプルオーバー着てる横顔が好き。
42歳の男性らしい、どっか余裕のある大人の男。
グラビアの後にTOYOTOWNの広告あるんでコラボなんでしょうね。
『ジーンズなら、全部うまくいく』がコンセプトだし、たぶん市長のプラベタイム。
ちょっと黒すぎるのがアレですが(笑)、しっかりモデルしてるキムラ。


TVfanはとっても良かった!!
書店でぱらぱらっとめくって何故か焦ってページを閉じて速攻レジへ。
いやぁ…久々っすよ、この感じ。なんだろ。良すぎるとこうなるんだよなー(笑)
とってもいい写真だと書店で見ちゃうのが勿体ない。
早くうちに帰って、一人で、ゆっくり・じっくり味わいながら見たいんですよ。
撮影は黒須みゆきさん。
納得。
どのタレントのファンもだろうけど、キムラはアイドルと役者と二つの顔が同じ位の比重で存在してるのもあって、とりわけファンの好みも多種多様。
例えば「ファッション誌は買うけど$誌TV誌は買わない@自分」とかね。
でも黒須さんのは別。
黒須さんの撮るキムラはいつも「ファンが見たい」顔をみせてくれる。
素晴らしい職人的腕前とセンスのカメラマンさんだと思う。
前回のフクロウ王子も、その前のクチビル型キャンディのも可愛くてよかったけど、
あのAnecanのグラビアも黒須さんだよね、ホテルの部屋で撮ったやつ。
キムラとカメラの距離がすごく近くて(感覚的に)アップの写真なんて息づかいとか
体温まで感じられるようだった。
漠然と<かっこいい><可愛い><キレイ>に撮るんじゃなく、テーマがしっかり存在してるのがいいんだと思う。
今回はファー&ロックスターだそうで、撮ってる間に二人のイメージがどんどん
膨らんだんじゃないかな。
だからキムラは見事に『役を生きている』…とても42歳には見えない、良い意味で。
UOMOとTVfan。この振り幅のデカさがキムラの凄さ。
この表現力をどうか、役を生きて存分に使い切っていただきたいものである。
TVfanのインタビューにはちょっと嬉しくなっちゃいますが。もしやポロリか?と。
ダンスも歌も台詞も、ぜんぶ彼は等しく<身体に入れる>んだよなぁ。
ちょっと前のわっつでも言ってたけど、頭で<覚える>のと身体に<入れる>。
意識して使い分けてるのは、キムラの拘りだろうな。
ほんと…彼は言葉にものすごく敏感で繊細なとこがあるよね。

悼む。

2014年11月19日 日常 コメント (2)
日記を描いたりツイッターで呟いたりする。
人それぞれ自分ルールみたいなものがあると思う。
私の場合は『自分に正直に書くこと』。
例えば有名な方が亡くなったとき。
さしたる思い入れもないのに悼みの言葉を呟くとかブログに書くとか、そういうのは
どうしても抵抗があるので、よほどでない限り書かないようにしている。
ご本人にもその人を慕っていた人たちにも失礼な感じがしてしまうので。
何となく、ですけど。

先日、高倉健さん死去のニュースが流れた。
「嘘だろ?」と思った。
その瞬間、私の中に生まれた予想外の喪失感。

私は高倉健さんの出演した映画をあまりちゃんと見た事がない。
『幸福の黄色いハンカチ』は高校生だったか、学校の体育館の上映会で見た。
(途中で寝てしまいました。ごめんなさい。)
『野生の証明』はおぼろげに憶えてます。
『ブラックレイン』はめちゃくちゃカッコよかったです。好きです。
(故・松田優作も出演してましたね)
少し前、NHKのドキュメンタリーで見た彼の素顔はとても魅力的であった。
それから『不器用ですから』のCMは好きだったなぁ…(ちなみに音楽は坂本龍一)
その程度の私がなぜこれほど衝撃を受けたのか。
しばらく考え、はたと気づいた。
私は何となく「高倉健は死なない」と思い込んでた気がする。
昭和から平成に変わっても、ヤクザ映画がほとんど作られなくなっても、
高倉健は常に何処かに、あたかも日本の空気の一元素のように存在していたと思う。
私は個人としての彼をほとんど何も知らない。
しかし映画俳優としての彼ならよく知っている。
見た作品数がとても少なかったとしても。
そう、彼は<スター>なのだ。
スターは人でありながら人間ではない。
もの凄くたくさんの人の幻想の中に住む、いわばファンタジックな存在なのだ。
たぶん私は無意識のうちに高倉健をファンタジックな存在として認識していた。
その死は、ファンタジーの中に突然入った巨大な亀裂のようなものだ。
永遠に不変の存在などない、という当たり前のことを改めて突きつける。
私の受けた衝撃と喪失感はそういうことだったのだろう。

東映の献花台に手を合わせるひとたちの映像を見ながらそんなことを考えていた。
やまのふもとのすそもよう。
やまのふもとのすそもよう。
東京、奥多摩。
さらにその奥、山梨県に入ったところに丹波山という村が
ありまして、そこの温泉によく行くんですけど、
下界よりやっぱり季節の移り変わりが早い。
紅葉が始まっていて、桜でいうとたぶん七分咲きくらい。

まつをいろどる かえでやつたは 
            やまのふもとの すそもよう

真っ赤なもみじ。オレンジのかえで。
黄色いいちょう。金茶色のけやき。
そしてところどころに常緑樹の濃く黒っぽい緑が混じる。
青梅辺りまでの山は、戦後の植林政策の名残で杉林ばかり。
重たい深緑の杉の単調な山が多いのですが、
奥多摩辺りまでくると様相が違う。
金茶色と鈍い金色を貴重に、赤やオレンジや黄色で構成されたこんもりした雑木林が
見えてくる。
山が深くなるほど、色も鮮やかになっていく。
遠くから眺めるとその色合いは、まさに金襴緞子。
そういえば着物の柄って自然をモチーフにしたものが多いよなぁ。
薄曇りのいぶし銀も、時々覗くうす水色の空も、深い水の色も。
早春の梅の紅白、春の桜色。初夏の若葉、真夏の夜の黒。冬の灰色、雪の白。

1 2 3 4 5 6 7 8 >